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WELLNESS

処女&処女膜についての意外な事実8つ! 初体験で出血しないのはノーマル!?

女性の下半身事情に興味をもつことは、女性なら自然なこと。雑誌やインターネットでチェックしたり、友達の話から情報を得たりしている人も多いはず。実際は事実が歪曲されていたり、デマな噂が先行していることも……。今回は、処女にターゲットを絞り、その真実を解き明かしていこう。

処女についての歴史は難解だ。例えば、王様が若い女性と初夜を迎えた翌日は、メイドが処女の証を探すためにベッドシーツをチェックしていたなんていう昔話を聞いたことはない? 最近では宮廷ドラマ『REIGN/クイーン・メアリー』で、フランス王妃が結婚前のプリンセスに処女膜があるかを確認するシーンもあった。恐ろしい話だけれど、今でも一部の国では風習として残っているんだとか。

処女膜は、膣内にある、小さなヒダ状の膜。よく言われるように、本当に音がするように弾けるの? そんな疑問を解決すべく、ティーンに性教育や社会政策支援を提供する団体Healthy Teen Networkのトレーニング&技術アシスタントマネジャーであるアレクサンドラ・アイスラー氏にインタビューを決行。

早速、処女膜と処女についての知られざる8つの事実をお届けしよう。

virginair balloon / SHUTTERSTOCK

1:処女と決定づける医学的定義はない
アイスラー氏によれば、処女は社会で作られた概念であり、医学的定義はないという。それでも私たちは処女について何かと話題にする理由は?

「医学的定義がないからこそ、十分な根拠がないまま、社会の規範や文化などによって処女の定義が作り上げられてきたのです」

つまり、処女はまわりの友達や親から耳にしたこと、もしくは宗教的な信仰によって、人それぞれ相違があるのだ。

2:処女膜を失った=ペニスを挿入した、わけではない
処女についての概念は、異性愛を基準にして考えられることが多い。例えば、ペニスがあなたのヴァギナに入ったから、もうあなたはバージンじゃない、というように。でもこの定義には明らかに問題がある。その理由をアイスラー氏はこう語る。

「レズビアンの女性がいたとします。彼女は男性の体をもつ人とセックスをしたことは一度もない。すると、彼女は一生バージンのままということになる。性的な行為をしていても、膣によるセックスはないから処女? それはおかしいと思いませんか? だからこそ皆さんにハッキリと伝えたいのは、セックスとはオーラル、アナル、それに膣のセックスすべてを含む、ということです」

3:処女は証明できない
医学的定義がないということは、その女性が処女か否かを証明する術はないということ。もし知りたいのであれば、その人に聞くのがいちばん! とは言え「あなたの処女膜はまだありますか」なんて聞く方も、応えるのも困る。

4:処女膜は膣を塞いでいる膜ではない
処女膜についてイメージしたいなら、簡単に壊せる壁や建物、もしくはレースのフィニッシュテープを切るような感じを想像すると分かりやすい。実際の処女膜は、膣内の入り口にある小さな膜である。膜とはいっても、小さな穴があるため、膣を完全に塞いでいるわけではい。そしていったん破られると月経血や他の分泌物が出てくる。

一般的に処女膜は三日月の形をしていると言われていれるが、その形は人それぞれ。とても小さいものや、ふたつ、みっつと多数の穴があることだってある。また、処女膜が勝手に再生するという無孔処女膜というレアなケースもある。しかし、これに関しては病院にきちんと行くことが必要なので注意して。

5:処女膜を確認するのは難しい
もし自分の処女膜を確認しようと思っても、正確に見つけるのはなかなか難しいかもしれない。

「確かに処女膜に関しての知識が曖昧だと難しいでしょう。なぜなら、処女膜は薄ピンク色の小さな膜であり、小陰唇のひらひらやヘアなどに包まれているため、違いを見分けるのは困難だからです」

6:初セックスを迎える時までに処女膜が喪失していることもある
「処女膜をティッシュペーパーだと想像してみてください。簡単に破れたりこすれたりするでしょう?」とアイスラー氏。乗馬やサイクリング、体操、タンポンの使用、指の挿入、マスターベーションなどこれらの行動で、簡単に処女膜は喪失する可能性があるのだ。

7:初性交で血が出ない確率は大いにある
初めての経験で少しでも血が出るというのは、実はレアケース。なぜなら先ほどもお伝えした通り、処女膜が日常のアクティビティで裂けてしまうことは大いにあるからだ。さらにアイスラー氏によれば、処女膜自体に多くの血は供給されていないという。そのため、処女膜の損傷が小さければ、出血は少ないどころか、無出血ということもあるのだ。

「多くの人は初体験で血が出たかどうかを一大事に考えています。けれど処女膜を破るということは、多くの人が想像するような感動的なイベントではないのです」

またセックスによる出血は、処女膜ではなく膣の粘膜によって起こることもある。これは膣内がが乾燥していることや、急速もしくは乱雑な動作が原因であることが多い。

8:処女は女性自身がコントロールすべき
“処女を喪失する”という概念のなかには、重要な問題が存在する。それは、その主導権を握るのが女性ではなく男性であると暗に意味していることからだ。例えば携帯電話を無くした時のことを考えてみてほしい。自分の意思で無くしたのだろうか? いや、そんなわけはないだろう。そして処女喪失に関しては、全く逆の発想をしてほしい。処女は自分の意志とは関係なく、失われるものであろうか。いや、違う。自分の意志で、自分で喪失するものなのだ。だからこそ、私たちの処女であることに対しての考え方を改めなくてはいけない。処女は、決して誰かに“奪われる”ものではないのだから。

「セックスの際、若い女性は受け身で若い男性が主導権を握るべき、といった考えは好ましくありません」とアイスラー氏。しかし現代でも、いまだに多くの女性がコントロールされているように感じている。だからこそアイスラー氏は提言を続ける。

「いちばん大切なことは、自分が安全、そして安心を感じること。まずはゆっくりと時間をかけて、自分にとって、自分の体にとって快適な方法を探しましょう。そして受け入れる態勢になったら、あとはもう大いにリラックスをして」

 

出典:teenVOGUE
TRANSLATION : PEELING MARIKO

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