ジェンダーギャップ、フェミニズム、エシカル、サステナビリティ。最近ファッション業界でもよく耳にするこれらのキーワード。なんとなく難しそうというイメージで、内容を理解せずに遠ざかっているガールも多いのでは? 難しく考えすぎず、ひとりひとりの行動や考えが少しずつ変えていくことで、未来も変わっていくという希望をガーナの女性たちの活躍から感じました。ガーナの女性たちのエンパワーメントから、性別関係なく自由に、ポジティブに生きていくためのヒントを見つけて。
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西アフリカに位置するガーナ共和国。自然が豊かで、気温が高く、チョコレートの原材料であるカカオの輸出で知られる国……。そんなふんわりとした印象を持つひとは少なくないはず。実は、カラフルでオシャレなテキスタイルの洋服を纏った女性たちが暮らす、ポジティブな空気を感じられる素敵な場所でした。
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“援助ではなく取引を”をモットーに、「ザ・ボディショップ」の創業者であるデイム・アニータ・ロディックが始めたオリジナルのフェアトレードプログラム「コミュニティトレード」。貧困を減らすために最も効果的だと信じて、30年以上前にスタートさせたこの取り組みは、製造・販売自体がそのコミュニティを支える“サスティナビリティ”な仕組みになっています。約25年間、パートナーシップを組んでいるガーナでは、質の良いシアバターがつくられ、現在では年間390トンのシアバターを調達する大きなプロジェクトとなり、社会的インフラにも貢献しているのだとか。
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化粧品に配合されていることも多いシアバターは、何世紀にもわたって使われている保湿力の高い成分。新しく登場した「ザ・ボディショップシアバター」は、顔とボディ、そして髪の毛、唇やかかとなどのパーツケアまで使用できる名品。
こちらのアイテム、シアの実をたくさん採りすぎて、自然破壊につながらない? 答えはNO。「ザ・ボディショップ」では、木から落ちたばかりのフレッシュなシアの実を地面から収穫し、さらに将来の世代のためにいくつかの実を新しい木となるよう植えています。栽培している木から直接収穫することはなく、環境のこともしっかりと考えてつくられているのです。
使うことで、あげることで、ハッピーに。そんなコンセプトでつくられた「シェア=シアバター」シリーズ。パワフルでカラフル、ビューティフルな女性たちを応援するアイテムをぜひ手にとってみて。