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『カレイドスコープ』
人気ドラマシリーズ「ブレイキング・バッド」「ベター・コール・ソウル」への出演でお馴染みのジャンカルロ・エスポジートが主演を務める「カレイドスコープ」。主人公のレオ・ヴァーノンはセキュリティ会社SLSの金庫を狙う壮大な強盗を計画している。彼は、武器の専門家のアヴァ・マーサー、金庫破りのボブ・グッドウィン、爆発物のスペシャリストのジュディ・グッドウィン、密輸業者のスタン・ルーミス、メカニックのジョーダン・メンドーザからなる最強のクルーを組織。まず手始めに、強盗の軍資金を集めるためにニューヨークのダイヤモンド問屋街を襲撃するが、この事件を担当するFBI捜査官のナザンはレオに疑いの目を向ける……。
本作は強盗事件の24年前から、事件の半年後までの長期間を描いた全8話のミニシリーズだが、時系列ではなくランダムな順番に並べられている。視聴者はどのエピソードから観賞してもOKで、なんとそのパターンは4万320通りにも及ぶ。(筆者のおすすめは事件当日を描いた「ホワイト」のエピソードを最後に観るのが◎)
精鋭揃いの強盗団を束ねるリーダー、レオが作中で見せる冷静沈着な性格と緻密さは、典型的な青色のオーラを放っていると言えるだろう。メンバーそれぞれの思惑と私情が複雑に絡み合い予期せぬ展開を見せていく、スリル満点のストーリーを楽しんで!
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『リンカーン弁護士』
「リンカーン弁護士」は、2008年出版のマイクル・コナリーによる小説『真鍮の評決』をベースにしたドラマシリーズ。
サーフィンの事故と薬物依存症により弁護士業を休業していた元敏腕弁護士のミッキー・ハラー。そんな彼のもとにホルダー判事より急遽仕事の依頼が舞い込む! 何者かに駐車場で銃殺されたヴィンセント弁護士が、彼の抱えていた複数の案件をミッキーに委任する、と書き残していたからだ。全く心当たりのないミッキーだったが、前妻で秘書のローナ、元バイカーの調査員シスコの協力を得ながら、広大なロサンゼルスをリンカーン・ナビゲーターの後部座席を事務所代わりに駆けめぐり、次々と仕事をこなしていく。
ヴィンセント弁護士から引き継いだ案件には、妻とその愛人を殺害したとの嫌疑がかけられている、ゲーム会社経営者の大富豪、トレヴァー・エリオットが被告人の事件も含まれていた。正体不明の車両に尾行されるなど身の危険を感じることもありながら、無事無罪を勝ち取ったミッキーだったが……!?
何事も論理立ててテキパキと仕事をこなす弁護士は青色のオーラを持つ職種。難題になればなるほどやる気が出てくるミッキーのように、結局のところ信じられるのは自分しかいない。孤独を感じながらも、歩むべき道を一歩一歩歩んでいけばきっといつか「真理」に辿り着けるのだろう。
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