フランス生まれのバッグ、リポーのアイコンバッグを主役に、インフルエンサー3人が、パリジェンヌをイメージしたマイスタイルを披露! それぞれの現地の思い出を語りながら、バッグの魅力や旅のマストアイテムをたっぷりとフィーチャー。
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レディ プリューム ボウリングバッグ M(H27×W34×D19)¥11,000/LIPAULT(サムソナイト・ジャパン) その他 モデル私物
レディ プリューム ボウリングバッグ M(H27×W34×D19)¥11,000/LIPAULT(サムソナイト・ジャパン) その他 モデル私物
ミス プリューム ウィークエンドバッグ M(H37×W47×D24)¥14,000/LIPAULT(サムソナイト・ジャパン) その他 モデル私物
ミス プリューム ウィークエンドバッグ M(H37×W47×D24)¥14,000/LIPAULT(サムソナイト・ジャパン) その他 モデル私物
トロピカルナイト ボウリングバッグ S(H20×W28×D16)¥10,000/LIPAULT(サムソナイト・ジャパン) その他 モデル私物
トロピカルナイト ボウリングバッグ S(H20×W28×D16)¥10,000/LIPAULT(サムソナイト・ジャパン) その他 モデル私物







軽量なナイロン素材、豊富なカラーバリエーションで、パリジェンヌにおなじみのバッグブランド「LIPAULT(リポー)」。今回は春作のラインナップの中から、アイコン的“ボウリングバッグ”をピックアップ! 無駄のないシンプルなデザインとドクターバッグのように開口部が大きく開くことで大人気。パリ好きのイットガールに、ライフスタイルに応じたコーディネートを披露してもらうことに。定番のベーシックカラーに加え、シーズン毎に登場する限定色やプリントも気になるところ! さて、3人がチョイスしたバッグはいかに?
Sonia Yamamoto(山本ソニア/モデル)
青春時代をパリで過ごし、現在も家族に会いに行くため、年に2回は必ずパリに訪れるというソニア。「コレクションの時期に合わせてよく遊びに行きます。パリは古着屋や、行きたいカフェもたくさんあって。シャトレ周辺をよく散歩しますね。あのエリアはファッションも人も、すごく自由な空気にあふれていて。カフェに集まる人ともすぐ友達になれる。いわゆる観光地じゃないからこその面白いコミュニティがあり、訪れると毎回新たな発見があります」
そんなパリは日本と比べ、ラフでシンプルな格好をした人が多いとか。彼女も散策にはリラックスしたワンピースで出かけるのが定番。「お気に入りのヴィンテージのギンガムワンピを主役に、靴とバッグはパリのブランドで揃えてみました。バッグはスリ対策を兼ねて、必ずジップのついたものをチョイス! リポーのミディアムサイズのボーリングバッグは、細々したお土産から雑誌までしっかり収納できるのに、軽くてコンパクト。素材も丈夫なナイロンなので、季節問わず気兼ねなく使えて便利だなって。パープルは差し色にもなるのでおすすめです」
パリ暮らしが長かったソニアには、フランスと日本、それぞれの文化が刻まれていて、その偏らないミックス感が、彼女の魅力でありアイデンティティに。「大学時代、1年間パリを訪れなかった時期があったんだけど、日本の感覚に染まり過ぎて、自分の中ですごく違和感があって。やっぱりフランス語を話せる環境を、常にキープしていかなきゃダメだなって。パリジェンヌのノンシャランだけど女性らしい着こなしって素敵だから、定期的に訪れて、センスをアップデートしていきたいですね」
最後に、旅のお供に欠かせない持ち物をチェック!「iPhoneとパスポートは旅の基本! どちらも大好きなシャイニーピンクで揃えています。フランス版VOGUEとGLAMOURは私の愛読書で、パリを訪れたら絶対購入します。ヘッドホンも必須で、ジュリアン・ドレなどの曲を聴いて気分UP。ビューティー系ではラベロのリップクリームや、ビオデルマの保湿クリーム、イヴ・サンローランのファンデ、ディオールのリップがマスト。あとはちょっとしたお菓子と、サンジェルマン デ プレのジュエリーショップで買った石のリングをお守りがわりに忍ばせます」
ikumi(イクミ/IKUMIデザイナー、モデル)
ブランドを立ち上げ、デザイナーとして精力的に活動しているモデルのikumi。彼女は自身のショーを開催したのをきっかけに、何度かにパリを訪れるように。「NYでショーを経験したあと、次はパリだ!と思い立ち、今年の冬に1人で訪問! パリは石造りの古い建物が多くて、街並みがすごくきれい。自由でカラフルなNYとはまた違う、洗練された雰囲気がありました。でも一方で、59リヴォリみたいなアーティストが集うカオスな館もあったりして。そんなギャップを見つけるのも、楽しみのひとつでしたね」
滞在期間中は、ショーの準備で大忙しだった彼女だけど、暇を見つけては街を散策、エネルギーをたくさん養ったそう。「ノートル・ダム大聖堂は、パリで一番好きな場所。屋上まで上るのは大変だけど、あの美しい景色を見たらきっと虜になると思いますよ。ファッションは旅行先でも基本的に、いつもと同じモノトーンルック。古着とIKUMIの服をミックスし、そこにビッグサイズのバッグを合わせます。このボストンバッグは、たっぷりの収納とオーセンティックなデザインがお気に入り。特にギャラクシー感が漂うシルバー色はモノトーンルックに映えるし、エッジが効いていてすごく好み。そしてガバッと大きく開く口が驚くほど便利なんです! 旅行に限らず、大きなバッグをあえて普段使いするのも今っぽいですよね」
夢に対して猪突猛進、真っ向から勝負を挑むikumi。そのたくましさには驚かされてばかりだけど、もちろん失敗や挫折も味わったそうで……。「1回目にパリでショーをやったときは、直前までいいモデルが見つからず、会場も突然キャンセルをくらったりと、本当にハプニングの連続で(笑)。でも現地で仲良くなった友人が手助けしてくれたおかげで、無事終えることができました。同時に課題も見えてきて、もっとこうしたい!って欲も出てきたから、納得のいくまでショーを続けてみようと思っています」
最後はikumiのパリ出張を支える、旅のマストアイテムをチェック! 「絶対に欠かせないのはPC。シールを貼ったメタリックケースに入れて持ち運んでいます。ハットとミラーはIKUMIのもの。旅先でも普段でも、常に携帯している写ルンですのカメラは、散策用の小さなポシェットに入れて。お財布は日本用と現地用で2種類を使い分け。パリで買ったキャンドルやおもちゃ、来季のAWコレクションに合わせて作製したIKUMIオリジナルのぬいぐるみやガーゴイルのグッズのほか、異国でもリラックスできるように、普段から愛用しているパジャマ&スリッパも欠かせません」
Maika Loubté(マイカ・ルブテ/ミュージシャン)
シンガーソングライター兼トラックメイカーのマイカは、日仏のハーフ。そんな彼女にとってパリは第二の故郷だけど、大人になって訪れることで、昔はわからなかった街の魅力を再発見しているそう。「おばあちゃんに会いに年に1回訪れるのですが、最近はAirbnbで気になるエリアの近くに宿を予約して、マルシェを散策したり。アプリによって自由度が高くなったので、いろんな楽しみ方ができるように。食材を買って料理もするのですが、そんな何気ない暮らしを楽しむのが、自分らしいパリの過ごし方かな」
そしてタイミングが合えば、クラブでセッションして帰ることもあるそう。「2区にあるシレンシオで1回ライブをしたことがあります。あとはライブに来てくれたアニエス・ベーに誘われて、現地のアーティストのライブを観に行ったことも」。そんな彼女の散策スタイルは、ヴィヴィッドカラーを取り入れた、カジュアルなパンツルック。「基本はラフな格好が多いけど、原色が好きなのでバッグで差し色を入れたり……。リポーのバッグは、カジュアルな素材感とトロピカルなプリントが私らしい! 裏地がグリーンなところも気に入りました」
パリではマルシェ巡りや、パン屋で朝食を取るのを楽しみにしている彼女だけど、最近訪れたスポットで、一番刺激的だった場所はどこだろう?「104(サン・キャトル)というカルチャーセンターは、メディアアートの展示があったり、技術系のワークショップも盛んで、すごく面白かったですね。ちゃんとお金をかけて、街全体でクリエイターを支援する土壌がある。日本だと、芸術って後回しにされる傾向があるから、そういう環境はとても素晴らしいなって。街の余裕みたいなものって、実はすごく大切ですよね」
パリ生活を心得ているマイカのカバンの中身は、必要最低限のコンパクトな内容。「UBERを呼んだり、マルシェの最新情報をゲットするため、スマホはマスト。あとバッテリーがなくなったときのために、日仏のミニ辞書も常にカバンの中に。ヘッドホンはPHONONのものを愛用。長いフライトのために、マッサージボールやタイガーバームなどの癒しグッズ、リップなども欠かせません。あと小腹が空いたときのために、ちょっとしたお菓子や、日よけ用にステラ マッカートニーのサングラスも。財布とキーケースは、マルシェで5ユーロでゲットしたお気に入りを使っています」
■お問い合わせ先:
サムソナイト・ジャパン
tel. 0800-12-36910
リポー公式サイト http://www.lipault.jp
リポー公式INSTAGRAM @lipault_japan
【NEW OPEN!】マロニエゲート 銀座2の2Fにリポーショップが新オープン!
PHOTO: KODAI IKEMITSU @ TRON HAIR & MAKE-UP: FUMIKO HIRAGA @ SENSE OF HUMOUR (SONIA) , MIRI SAWAKI (IKUMI & MAIKA) TEXT: YURI TANAKA EDITOR: YUKIKO MOROOKA