“香り”はパーソナリティーを表すものであり、その人自身を魅力的に見せてくれるだけでなく、内面をも輝かせてくれる魔法のような存在。この春、あらゆる人を魅了し続ける名香『MISS DIOR』に、『ミス ディオール ローズ&ローズ』が登場した。新たな香りを体現するのは、学生時代からこのシリーズに魅了され続けているという新木優子。そんな彼女と紐解く、新時代のバラの香りの世界とは──。
咲き誇るバラの花束に包まれて。 私の香りは、ミス ディオール ローズ&ローズ。
あふれるほどのバラの花畑を フレグランスにしたのなら……。
シュッとひと吹きするだけで、まるで摘みたてのバラの花束を抱えているかのような気分に──。それは、調香師であるディオール パフューマー クリエイターのフランソワ・ドゥマシーが思い描いた、少年の日の記憶。香水の都として知られる南仏・グラースに生まれ育ち、幼い頃にその目で見たのは、花畑一面を埋め尽くすあふれんばかりの無数のバラ。そのエネルギッシュな景色を香りで表現したのが、今回新たに誕生した『ミス ディオール ローズ&ローズ』だ。ディオール フレグランスのためにグラースで栽培される、センティフォリア ローズ。百枚の花びらという名のこのバラは、毎年5月に手摘みで栽培される。他にも、トルコとブルガリア産のダマスク ローズを贅沢に使用した芳醇な香りは、一瞬でバラの花畑へと誘ってくれるだろう。
愛と自由を象徴するミス ディオールとともに歩んで。
「学生時代、ボトルの美しさと愛らしさに一目惚れをして、手にしたのがミス ディオール ブルーミング ブーケ。『これが私の香り』と言えるほど愛用した、初めての香水なんです」と話す。1947年にディオール初のフレグランスとして誕生した『ミス ディオール』はクリスチャン・ディオールの妹のカトリーヌの為に作られ、“愛と自由”を象徴するアイコニックな存在として長い間多くの人々に親しまれてきた。今回新たに歴史に刻まれた香りは、ローズの深く甘美な香りだけでなく、縦長シルエットのマニッシュなボトルで大人のムードを醸し出す。それは、現在ますます飛躍を続ける彼女とシンクロするようにも感じさせる。「愛用しているミス ディオール ブルーミング ブーケ同様に、フレッシュさを感じさせながらより濃縮された深いローズの香りがとても印象的。今年で27歳になる私にとって、そっと寄り添ってくれる大人な香りだと感じています。手首や首筋、髪などに吹きかけて、デイリーに楽しみたいですね」。
バラの香りを際立たせるための ベストなマッチングへのこだわり。
一輪ではなく、一面に広がるバラの花畑や、バラの花束を香りで表現するため、選ばれたのはフレッシュさをアピールするゼラニウム。さらに、美しい情景を香りで持続させるためにムスクを配合し長時間香りの余韻を感じさせることが可能に。
ミス ディオール ローズ&ローズ <オードゥ トワレ> 50mL ¥9,000+税
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パルファン・クリスチャン・ディオール
03-3239-0618
Dior.com衣装クレジット:ドレス ¥1,250,000 ベルト ¥225,000/すべてDIOR(ディオール)
衣装問い合わせ先:クリスチャン ディオール 0120-02-1947
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STAFF
MODEL: YUKO ARAKI @ STARDUST PROMOTION
PHOTO: WAKABA NODA @ TRON MANAGEMENT
VIDEO: HIDEAKI SAKURAI, KEITA KAWAHARA
HAIR & MAKE-UP: TOMOE NAKAYAMA
TEXT: KAZUKO MORIYAMA
PROPS: BACKGROUND FACTORY
DESIGN: AI NAKAI
EDITORS: GEN ARAI, YUKIKO MOROOKA