恋バナといえば、相手とうまく関係を築くための話題がほとんど。雑誌を読んでもテレビを見ても「意中の人を振り向かせるには?」「相手とマンネリしない方法は?」など、恋を盛り上げる方法論はよく見かけるけれども、同じくらい大事な別れ際については無頓着な人が多いのでは? そこで今回は、恋人同士が別れた後も気持ち良く前に進むためのコツをキーワードにのせてレクチャー!
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PHOTO:Album/AFLO
■ステップ1:自分のチョイスにゆるぎない自信をもつ!
別れると決めたら、自分の決めたことに自信をもつのがファーストステップ。そのためには、別れたいという気持ちが100%でないとダメ。自分の心がぐらついていると、よくない関係をずるずると続けたり、別れたりくっついたりを繰り返したりしてしまう。それに、一度別れを切り出しておきながらヨリが戻っても、以前のような信頼と思いやりに満ちた関係は築けない場合が多いもの。自分の気持ちがハッキリしないときは、親しい友人や家族に相談する、別れる理由をリストアップして客観的に分析する、といった方法もおすすめ。自分は最善のチョイスをしたと自信をもつことが何よりも大切!
■ステップ2:パートナーを敬う気持ちを忘れずに!
2番目のステップは、パートナーをリスペクトすること。もしあなたがフラれる立場だったらどのように接してほしい? 別れるときは面と向かって話し合うのが最低限のマナー。LINEやFacebookのメッセージで別れを告げられるなんてありえない! ただ、突然別れを切り出して相手にショックを与えないよう、大切な話があるというサインをあらかじめ送っておくのは得策かも。でも絶対にケータイメールで別れを切り出さないで! 切り出しにくい話にはメールや電話を使いがちだけれど、相手の目をじっと見つめて別れを告げたほうが、相手にもあなたの本気度が伝わるから!■ステップ3:別れたい理由を正直に伝える!
3つ目のステップは、恋人と正直でオープンなコミュニケーションをとること。「あなたのせいじゃない。私が悪いの」という陳腐なセリフは厳禁。曖昧な別れの言葉はパートナーを必要以上に不安にし傷つけてしまう。長期的にみると別れる理由をハッキリさせたほうが断然いい! なぜフラれたのかわからず、相手が何年も悩み続けたら可哀想だと思わない? 勇気をもって、別れたい理由を素直に伝えよう。もしパートナーがあなたをフェアに扱わなかったのが理由なら、パートナーがこの失恋経験を次に活かせるよう、その事実を必ず伝えて。あなたに誠実でいてくれた恋人に対しては、誠実だったときちんと伝えて。そうすれば、相手はきっと未来の恋人にも誠実でいられるはず。
■ステップ4:相手の話にも耳を傾けよう!
次のステップは思いやりをもち、相手の話もきちんと聞くこと。別れるという確固たる意思をもって素直に話すべきだけれど、相手のフィーリングや意見にも理解を示すべき。ただし、パートナーの意見に耳を貸しても、別れる意思は絶対に変えないで! 「これ以上なにを言っても、別れるしかないんだ……」と恋人に認識させるのが重要。
■ステップ5:元恋人との間に一線を引く!
最後のステップは、元恋人との間に一線を引くこと。別れのステップのなかで、この部分が実はいちばん難しい。特に二人が、友達、遊び場所、学校、仕事場などを共有しているならなおさらのこと。ばったり鉢合わせしそうなシチュエーションはできるだけ避けたほうがいいし、電話やソーシャルメディアでコンタクトをとるのもNG。なかには元恋人と友達でいたい人もいるかもしれないけれど、以前のように親密なコミュニケーションをとったり、一緒に時を過ごしたりするのはオススメしない。「別れても友達でいましょう」なんてキレイゴトは口にしないで! 相手があなたに未練タラタラだったら、後々のトラブルに発展する可能性があるから。
フる立場でもフラれる立場でも、別れというのは心を消耗する大変な経験。どうしたってお互いを傷つけてしまうし、二人の人生に大きな変化をもたらしてしまう。でも心配しないで。相手をリスペクトして誠実さを失わなければ、別れの痛みを軽減することができるのだから。このアドバイスを参考に、強く、自信をもって人生の次章へ進もう!