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世界の2/3が感染している!? ヘルペスについて女の子が知っておきたいコト。

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【from TEEN VOGUE 】ヘルペスに感染するなんて、人生の罰としか考えられない人が多いと思う。でも現実は、性的にアクティブな人ならいつかかってもおかしくない疾患。世界に住む2/3の人がヘルペスに感染していて、ティーンの2人に1人が25歳になるまでにSTD(性感染症)にかかるという、驚きの事実を知っているだろうか?

こんなにも身近な病気なのに、ヘルペスについて誤った情報があふれているのはどうしてなのだろう? そこで今回は、『Teen Vogue』が、性と健康について啓蒙活動をしているエラ・ドーソン氏を直撃!

まずは、彼女が最近TEDxで行ったトークをみて! ヘルペスに感染しているエラ自身の経験や客観的な事実などを交えながらSTDにまつわる誤解を見事に解いてみせた。若い女性が性に関する知識を身につけ、安全な性生活を送れるように啓蒙するのがミッションだというエラ。そんな彼女を『Teen Vogue』がキャッチしてさらに質問してみた。

―なぜヘルペスやSTDに対する啓蒙活動を始めたのですか?

私が性器ヘルペスにかかったのは大学3年生のとき。自分の症状をググっても少しの情報しか得られなくて、本当にがっくりきました。ゾッとするような統計はたくさん出ているのに、パーソナルな経験談は少ししか見つけられなかったのです。当時「私は大丈夫」ということも確かめたかったのです。だからこそ、今は、皆が必要としている情報源に私がなりたいのです。例えば、ヘルペスについてユーモアを交えながら罪悪感なしに話しができるネット上のお姉さんみたいに。

―仕事場ではあなたの活動をどのように受け止めていますか? なにか気になるリアクションはありましたか?

仕事場からの反応は大体2つに分かれます。セックスやSTDをネガティブに私が捉えていないことに対する“喜びと驚き”の反応。もう1つは、私が自分の体験をシェアすることに対する“喜びと感謝”の反応。感謝の反応をしてくれる人達の多くがSTDに感染しています。

実際に、世界中から何百通もの感謝メールが届きます。そこには、自分たちのストーリーを私とシェアしたい気持ちで溢れています。もらってうれしかったメールは、私のブログやTEDxのトークを効果的に使って、若い女性がパートナーに性器ヘルペスに感染していることを、無事伝えられたという話。

―ティーン、とりわけ女の子たちはSTDからどうやって自分を守ればよいのでしょう? あなたはTEDxのトークで、コンドームはヘルペスを予防しないと言いましたが、ヘルペスの予防策はないのでしょうか?

コンドームはヘルペスの感染を完全には防ぎません。自分がウイルスをもっていることを知らない人もいるからです。ヘルペスは肌接触によって感染します。つまり、ヘルペスを発症しているときに裸で抱きあっただけでも、感染する可能性があります。オーラルセックスでもヘルペスは感染します。口の周りにあるデキモノが、実は口唇ヘルペスのときもあるんですよ! もし口唇ヘルペスを発症している人がオーラルセックスをしたら、パートナーは性器ヘルペスを発症するのですよ。

STDから自分を守る最善の方法は、定期的にSTDの検査を受けること。すべての性感染症のテストを受けましょう。自分が感染しているかどうかわかっていれば、パートナーと安全なセックスについて話し合えますよね。私はいつもコンドームを使っているので、私からパートナーに性器ヘルペスを移したことはありません。

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