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9:00am スタート!!!
「TOKYOをクルーズするのにマストなチャリこと自転車は、いつだって私たちの相棒!」今回は、ビーチクルーザー歴3年・乗りもの系ラバーなKATEと、中学生からBMXを乗り回しているという九州男児のBeBeが【中目黒・祐天寺・学芸大学】エリアをガイドします。公共のバスに自転車キャリアがないのが残念だけど、まあ1日あればだいたい行きたいところには行けるよね!? それでは、「ドン・キホーテ」中目黒本店からスタート!!!
ドン・キホーテ 中目黒本店
〒153-0042 東京都目黒区青葉台2-19-10
03-5768-6311
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9:00am 目黒川
「ドン・キホーテ」中目黒本店を出発し、目黒川沿いをクルーズ。静かでいいね~。
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9:10am 「BAGEL STANDARD」でニューヨークの朝を味わう!
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今日は、OFFなのにどうして私たちがこんな早くに集合したかって? 答えは、もちろんモーニングだよね!私たちの本日のモーニングは、2010年3月にオープンした「ベーグル スタンダード」。「日本のベーグルは、柔らかくて甘くてどれを食べてもなんだかおやつパンみたい……。」そんな、私たちのベーグルの概念を覆す「ベーグル スタンダード」の絶品ベーグルは、ずっしりと重くて噛むごとに “じわ~っ“ とベーグルの味が味わえるまさにニューヨークスタイル。ハード系にはたまらないベーグル屋なのだ!私たちは、プレーンのベーグルにフィグとベリーのクリームをチョイス。その場で作ってくれるフレッシュなフルーツジュースもオススメ。
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9:40am 目黒川・田楽橋
「ベーグル スタンダード」の裏から目黒川を渡ったところでローカルキッズを発見!
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9:40am 中目黒公園へ
KATE「ねえ、この辺にバスケコートがあるって聞いてるんだけどどこか知ってる?」
キッズ「この先です!僕たち今から行くんで一緒にいきますか?」
KATE「サンキュー! キミたちバスケ部なの?」
キッズ「いえ、僕たちストリートなんで!部活は馬術部です。」
KATE「東京で?馬!?」
キッズ「はい!そろそろコートに着きますよ!」
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9:45am 中目黒公園バスケットコート
「ヒュー。あったね~!念願の中目黒バスケコート!」ローカルの中高生に混ざりながらどんどんゴールへ近づくBeBe。バスケをするからと気合いを入れた本日のファッションは、地元の古着屋で買ったというくたくたのロンT、元プロバスケットボールプレーヤーとして活躍したステファン・アシュプールがデザイナーを務める「ピガール」のハット、足元はAJ(エア ジョーダン)でフィニッシュ!「いやぁ~寒かったのに一気にカラダ温まったな!」
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9:45am 中目黒公園バスケットコート
「記念に写真撮ろうよ!」というKATEの声に「はい!」ととにかく礼儀が正しくて、最高にナイスな某進学校のキッズたち。サンキュー!キミたちは将来のスター選手だ。
中目黒公園
東京都目黒区中目黒2
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10:30am 発見!中目黒の新名所「BRICK & MORTAR」
気ままにチャリを走らせていたら、偶然にも気になるショップを発見! 今年、春にオープンした「ブリック&モルタル」は、和食器・インテリア・ベビーウエアの3種を中心に国内外のライフスタイルアイテムが揃うセレクトショップ。早速、チャリを止めてショップの中へGO!
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10:30am 発見!中目黒の新名所「BRICK & MORTAR」
上:ビーズがたっぷりとあしらわれたポーチ。TOKYO、NY、PARIS、LONDON? 今日はどんな気分? 下:アイヌ民族の柄のキリムのラグは、ブルーとホワイトのコントラストが美しい。ふらっと入って大正解だね。丁寧なスタッフが “いかがですか?” と淹れてくれたオリジナルのジンジャーティー、美味しかったな。ゆったりとした時間が流れる「ブリック&モルタル」は、きっと欲しいものが見つかるお店。
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11am オールドスクールはお好き? だったら中目黒「SCREAMIN WHEELS」は外せない!
中目黒にあるヴィンテージBMXを取り扱うショップ「スクリーミン ウィールズ」。私たちの可愛いベイビー ♡(愛用チャリ)のメンテナンスは、やっぱりここだよね! 店内には、「うぉ~カッケー!!!」と思わず声が出るオールドスクールな車体やフレーム、ホイール、パーツ、ステッカーなど驚く程の商品ラインナップ。店構えだけで既にウズウズしてる私たち。さあ、今日はどんな出逢いが待っている?
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11am @「スクリーミン ウィールズ」
GIRLだBOYだ、シティだなんだって関係ない。愛用チャリのカスタムってどうしてこんなにも楽しいの?!「4年前に偶然通りかかった『スクリーミン ウィールズ』で今のチャリと衝撃の出逢いをしたんだよね。一時期ピスト派だったんだけど、その日からまたBMX! 車輪は小さいけど、マジで速いから!」と愉快に話すBeBe。 そんな私たちをガチで虜にしてくれるの井上さん(オーナー)は、チャリのカスタムや、メンテナンスなどいつも優しく相談に乗ってくれる。2人は同じ九州出身同士、熊本弁と博多弁でのキャッチボールも盛り上がる。
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11am @「スクリーミン ウィールズ」
BeBe「井上さん~、今日はグリップ変えたいんですよ」。
井上さん「昨日たくさん入荷したけん、ちょうどよかね!」
BeBe「うわぁ〜どれがよかですかねー? マジで悩む!」
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11am @「スクリーミン ウィールズ」
BeBe「あれ? KATEもまさかのカスタム!笑」
KATE「完全にノックアウトされたね!」
結果……。
KATE「井上さん!KATEもグリップ変えます!」
ブルーかちょっと薄めのブルーか迷うな……。そして、元祖BMXブランド「マングース」のスカイブルーのグリップをチョイス。「WOW!いいね~。エンブレムとライトも外したいな。」こんな調子でどんどんカスタムに火が入る私たち。
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11am @「スクリーミン ウィールズ」
「あぁ……。帰りたくない」と思いながらレジへ。GIRL一人でも気軽に相談に乗ってくれるの井上さん。「また来てもいいですか? 今度は、ハンドルバーを変えたいな」。カッケーBMXに乗る女子を嫌いな奴ってTOKYO中探してもいないよね?!
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12:30pm 中目黒商店街を抜けて、駒沢通りへ。
愛車がバージョンアップして、テンションはMAX!!! 終止お互いのチャリを見ながら「いいね~!」と褒めあい、次のスポットへ。
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12:35pm 駒沢 St.
ショーン・ステューシーの新ブランド「S/Double Studio Japan by Shawn Stussy」を横目に駒沢Stをまっすぐ進む。
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13:00pm マニアック必見!祐天寺のオアシス「ディスクワールド」
BeBeの友達のDJ Luigerに教えてもらったレコード屋「ディスクワールド」。ここは、祐天寺駅から歩いて数分にあって、ひっきりなしにマニアックファンが出入りする。JAZZやクラシックが豊富で、店内に雑に並んだ100円コーナーにはHIPHOPの掘り出し物!かと思いきや、フト棚を見上げるとオノヨーコ著「ただの私」がキレイにカバーを掛けられて並んでいたり……。このミスマッチ感と亭主の不器用感がツボだね。無心になってディグっていると、懐かしいナンシー・ウィルソンのレコードを発見。「なんだか懐かしいな~」。子供ながらにJAZZが大好きだったKATE。スクールが終わればJAZZピアノのレッスンに行っていた小学生の頃……。ナンシーのレコードは、そんなキッズ時代を想い出す懐かしの一枚。
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13:00pm マニアック必見!祐天寺のオアシス「ディスクワールド」
本日のBeBeチョイスは、笠井紀美子さんのレコード。笠井さんの “バイブレーション”、“I THOUGHT IT WAS YOU(with Herbie Hancock )” とか最高ッス! 音楽の世界は、まだまだ深くて広い。今日も自分の中のシュガーマンを探しに旅に出ようぜ!(2012年のドキュメンタリー映画『シュガーマン 奇跡に愛された男』)
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13:50pm @ 昭和通り
肉やの「くろいし」でコロッケを食べたら学芸大学へGO!「ねー、BeBeちょっと寄り道して行こう」。
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14:00pm 話題の「HAYATO GYM」へ到着。
何が話題って?!ツレたちが本気で通いまくってるという噂の「ハヤト ジム」。外からGYMの様子を眺めて、冷やかし程度にKATEもキックにジャブ!さくっと入会したような気分になったら、次のポイントへ。
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14:20pm Chillin Sunday @ 碑文谷公園
こんな近くに噴水や池があるチルスポットがあったなんて知ってた?! 私たちは、初の碑文谷公園でカモたちに(やっちゃいけない)餌付けをし、ボートを漕ぐガールズに手を振り、昼下がりのシュールな光景を楽しんだよ。
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15:00pm lateランチは「柿の木坂 コーヒー」でキマリ!
チャリでぶっ飛ばしたらお腹が減ったことも忘れちゃうね! 私たちは、駒沢通りを走りなが “何やらスパイシーな香りがするゾ!” とlateランチへ駆け込んだのは「ストレージ」。ここには、「柿の木坂 コーヒー」の手前に、週代わりのランチワゴンが気ままに現れる。本日は「nora」のグリーンカレー & ガパオライスに「柿の木坂 コーヒー」のお好きなコーヒー1杯というスペシャルダブルをオーダー。気づけばお腹が空き過ぎて、これもう1分で食べきれる自信があったね!笑
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15:00pm @ 柿の木坂 コーヒー
この冬、池尻の商店街に3坪の小さなコーヒースタンドをオープンするバリスタ、だいきとコーヒーについて話してみる。持つべきものは最高の友達だけじゃない。やっぱり、オンリーワンな武器だよな。
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15:00pm @ 柿の木坂 コーヒー
ホッと、心も温まるラテ。
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17:00pm 学芸大学の街の本屋「SUNNY BOY BOOKS」
今朝カスタムしたばかりの、私たちの可愛いベイビー ♡(愛用チャリ)を走らせながら、住宅街の裏道を通るとビニールカーテンの中に灯りが,……。良く見ると “おとなのZINEフェアやってます” という、なんともほっこりするボードが。「なんだ!?おとなのZINEフェアって!気になるな」と思いながら愛車を止めてカーテンをくぐると……。小さな本屋さんだ。「こんばんは~」といって中に入る私たち。しばらくして「写真を撮ってもいいですか?」と、店の特等席に座る男性(オーナーの高橋さんだった)に声をかけると「いいですよ」とふわっと柔らかく答えてくれた。私たちの滞在時間は、30分くらいだったかな? その間にも、ローカルのお客さんが注文していたらしき書籍をピックアップに来たり、ふらっと覗くカップルがいたりと、地元に根付く「サニー ボーイ ブックス」は、まさに学芸大学の新スポットだね!
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17:00pm @「SUNNY BOY BOOKS」
ちょうど、私たちが訪れた日からスタートした “おとなのZINEフェア” は、そのネーミング通り大人がジンを作ることをテーマに楽しむフェア。小さな店内のメインテーブルに並べられた世界中のZINEは、DIYスピリッツでいっぱい。フト思う。大切なのは、自分の頭んなかにあることを何かしらの形でアウトプットすること。毎日、SNSで手っ取り早く写真をアップするのもいいけど、たまには1秒でできるアウトプットを我慢して、1日かけて想いをつのらせたものを紙に書いてみたり、PCに向かって文字を並べてみたり……。そして、立派な印刷所に行かなくたって、それらを思い思いに並べてホチキスで止めたら、もうその瞬間にオリジナルZINEの完成だ! この街の小さな本屋にいたら、子供の頃に毎日抱いたワクワク感みたいなものが蘇ってくるね。「BeBe~帰ろうぜ! 早く帰って今日の思い出を振り返り、日記でも書きたい気分だよ!」
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18:00pm GOAL!!!
駒沢公園の壁に愛車を立てかけて。昼も夜もボールを転がしながら「このエリアの人たちはみんな優しくて温かかったな〜」「ビッグになってもローカルを愛して、泥だらけになって遊んで、私たち一生雑草でいたいな」なんてくだらない話しをしながらKATEとBeBeのチャリクルーズは、お疲れ一杯へと場所を移すのであった。チャリってやっぱり最高! TOKYOと1番相性がいい乗り物だよね!
食欲の秋、紅葉の秋、そんな季節にピッタリの「VOGUE GIRL」サイクリング クラブはPART3に続きます! See You Next ♡