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魅惑のライジングスター、ロレンソ・フェロと東京ウォーク!

甘いマスクと、時に脆くて危うい存在感で注目を浴びるアルゼンチン出身のロレンソ・フェロ。本格的な演技は初めてにも関わらず、主演を飾った映画『永遠に僕のもの』は公開前から話題沸騰。作品プロモーションのために来日を果たしたロレンソをVOGUE GIRLがキャッチ。取材の合間を縫って、東京のストリートでハングアウト!

“1971年のブエノスアイレス。思春期を迎えたカルリートスは、子どもの頃から他人が持っている物を無性に欲しがる性格だった自分の天職が、窃盗であることに気づいてしまう—”実在する連続殺人鬼・カルリートスが犯罪に手を染め、堕ちていく様子が描かれた『永遠に僕のもの』。“黒い天使”という異名を持つカルリートスのダークな魅力を、愛らしさを秘めた表情と独特の色気を武器に存分に演じきったロレンソ。すでに各国で公開され、またたく間に世界中から注目を集める存在になった彼の素顔は、日本のカルチャーが大好きであどけなさを残した20歳。来日中のハードなスケジュールから気分を解放させて、渋谷を舞台に気のおけないインタビューを敢行。

今回初来日とのことだけど、日本ってどんなイメージ? 実際、来てみてどう?

映画『ロスト・イン・トランスレーション』を観ていたから、映像の世界を見て「日本ってこんな感じなのかな?」という想像はしていたんだけど、思っていた以上だった。Googleとかインターネットで調べて出てくるのは典型的な観光地だったけれど、観客席に座って映像を眺めているのと、実際にその世界に足を踏み入れるのは全然違う。思っていた以上に、パワーにあふれている場所だと思ったよ。

印象的だったスポットはある?

いろいろ行ったんだけど、どこに行ってもショッピング欲が掻き立てられちゃって。今日衣装で用意してもらったこのTシャツもすごいクール! ほしいなあ……ダメ(笑)? 渋谷でいっぱいお店を回ったんだけど、目に入るもののうち90%くらい買いたくなっちゃった。けど、全部買うにはアルゼンチンで必死で働かないと追いつかないよね……。あと、ゲーセンもすごく楽しかった! 周りのみんなが協力してくれたおかげで、お気に入りのキャラクター「ミュウツー」をUFOキャッチャーで取れたんだ。プロモーションが終わったら京都にも行くつもり。

アルゼンチンにもゲーセン、UFOキャッチャーはあるの?

あるよ。たくさんのコインを投じても、何もつかまえられない遊びって世界中にあるんじゃない(笑)? でも、ついつい攻略したくなっちゃう。そういう存在ってすごく魅力的だよね。

ちなみに京都では何をする予定?

音楽が大好きで、はじめは趣味だったんだけど、アルゼンチンではラップシンガーとして作品もリリースしてるんだ。今回は撮影スタッフも一緒に来日してるから、京都でミュージックビデオの撮影ができたらいいなと思ってるよ。

インスタグラムを見ていると日本カルチャーにも興味があるみたいだけど、日本映画を観たりする?

すっごく詳しいわけじゃないけど、結構観てるよ! ニューリリースの作品もチェックしているけど、特に好きなのは50~90年代くらいの映画。少し前の映画って、雰囲気があって好きなんだ。

主演作『永遠に僕のもの』について教えて。本格的な演技はこの作品が初めてだったと聞いたけど、撮影前はどんな気持ちだった?

撮影が始まる前日は、“撮影の日なんて来ないんじゃないかな”と思ってた。あまりにも夢みたいなことって、その日が近づいてくるにつれて、そのまま夢になっちゃうんじゃないかっていう感覚がない?

気分が高揚していたってこと?

うーん……何て言えばいいんだろう。僕は、決して自分から「俳優になりたい」と思ったことは一度もないんだ。ただ、今回の映画は撮影前にものすごく長い準備期間があって、特にリハーサルには6カ月もかけたんだ。その準備期間があったからこそ、スムーズに撮影に挑めたんだと思うんだけど、逆に撮影が迫ってくると本当にカメラが回る日が来るのか、信じられないような気分になってたってこと。“その日”がきたら、何が起こるのかまったくわからない状態だった。

実際、撮影が始まって一番エキサイティングだったのはどんなとき?

カメラが回り始めてからは、すべての瞬間を楽しんだよ! もちろんすごい疲れちゃうときもあったけど、振り返ってみるとすべてがすごく貴重な時間だった。

演じたカルリートスは、アルゼンチンでは歴史に残る凶悪犯。実際のロレンソとは随分違うキャラクターだけど、演じるのは難しくなかった?

彼のキャラクターを演じるのは本当に簡単ではなくて、今思い出しても大変なことも多かった。でもね、なんでもサクッと終わらせちゃうより、難しかったり苦しんだりしたほうが、そのあと報われるし、楽しい気持ちも大きくなるものだともわかったよ。

周りからのリアクションはどう?

言葉で言われたことがどうというより、周囲からの反響を見て、僕たちのやったことが人々にすごく気に入ってもらえたんだなと感じた。自分たちがやってきたことは正しかったんだと思えて、とてもうれしかったんだ。

次なる活躍にも注目が集まっているけど、俳優業への興味は深まった?

うん、そうだね。この映画に出る前は、自分が俳優をやりたいと思っているかどうかはっきりとわかっていなかったけど、今はやりたい気持ちに気づけたと思う。撮影はあまりにも楽しかったし。まあ、もし楽しくない映画や撮影だったら「もうやりたくない」と思ったかもしれないけどね(笑)。

7月からは『El marginal(原題)』というドラマシリーズに出演することも決まっているんだ! また映画にも出てみたいし、こうやっていろいろな国にも行きたいな。

夢がどんどん膨らんでいる今、周囲からどんな風に注目してもらいたい?

「こんな風に見てもらいたい」っていうのは特にないんだよね。いろいろな人がいるから、いい意見にも悪い意見にも耳を傾けられる人間でいたいと思う。いろいろな声を取り入れていくことが、今の自分には欠かせないなって思ってるよ。

 

映画で見せていた大人びた表情からは想像もつかないくらい、フレッシュな好奇心にあふれていたインタビュー中のロレンソ。何をするにも「吸収したい」という姿勢がありありと見てとれる、その爆発しそうなほどのパワーや才能は、これからもっと私たちを魅きつけてくれること間違いなし。ライジングスターの次なる活躍から、ますます目が離せない!

  • 映画『永遠に僕のもの』

    映画『永遠に僕のもの』

    本格的に映画へ出演するのは今回が初にして、主演を務めたロレンソ・フェロ。約1,000人もの候補者の中から、オーディションで主役に抜擢され、唯一無二の存在ゆえの孤独と、堕ちることの悦びを強烈かつポップに演じきった。スクリーンから放つ脅威のオーラをぜひチェックして。

    2019年8月16日(金)より渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他全国順次ロードショー!

    【STORY】
    ブロンドの巻き毛に透き通る瞳、艶やかに濡れた瞳、磁器のように滑らかな白い肌―。神様が愛をこめて創ったとしか思えない美しすぎる17歳の少年、カルリートス。彼は欲しい物は何でも手に入れ、目障りな者は誰でも殺す。息をするように、ダンスを踊るように、ナチュラルに優雅に。やがて新しい学校で会った、荒々しい魅力を放つラモンと意気投合したカルリートスは、二人で様々な犯罪に手を染めていく。だが、カルリートスは、どんなに悪事を重ねても満たされない想いに気づき始める―。

    https://gaga.ne.jp/eiennibokunomono/

    (C)2018 CAPITAL INTELECTUAL S.A / UNDERGROUND PRODUCCIONES / EL DESEO

シャツ¥18,000/UNIVERSAL WORKS.(メイデン・カンパニー tel. 03-5410-9777) Tシャツ¥6,000/VOTE MAKE NEW CLOTHES ハーフパンツ¥16,000/ANDERSSON BELL(ともにHEMT PR tel. 03-6721-0882) その他/スタイリスト私物

PHOTO:MASAMI SANO@KIKI INC. STYLIST:ITSUKA WATANABE INTERVIEW&TEXT:KYOKO AKAYAMA EDITOR:AKIKO MIYASHIMA
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