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歴代の卒業生が振り返る、“テラスハウスが教えてくれたこと”。vol.1 今井華

シェアハウス暮らしを終えたテラスハウス卒業生ってあれから何してるの? 過去に番組に出演し、それぞれの思いを胸に卒業した4人に、当時の思い出、テラスハウスをきっかけに迎えた転機、そしてこれからのビジョンについてインタビュー。第1弾は、1stシーズンの湘南編「TERRACE HOUSE BOYS×GIRLS NEXT DOOR」で、2013年1月~7月の半年間を過ごしたブッコミ隊長、今井華が登場。入居理由に当時の問題児エピソード、番組初のカップルとなった宮城大樹との恋愛まで、たっぷり語ってもらいました。

なぜ私が? 泣くほどイヤだった、テラスハウスへの入居……。

もともとテラスハウスを見たこともなかったし、参加しようなんて思ってもいなかったんです。番組が始まった頃、マネージャーにオーディションに連れて行かれたのですが、当時19歳。ギャルだし、大人は全員敵って感じでトゲトゲしてた頃。ひどい態度を取っていたのに、なぜか受かってしまい……。泣きましたね。合格の電話がきた時には。大好きな渋谷の仲間と離れ離れになってしまうことが悲しくて。お別れ会をしてもらって、まぁその半年後にはお帰りなさい会をしてもらいましたけど(笑)。

最初の頃はみんなと一緒に寝るのが苦手で、ソファの裏とかカーテンと窓の間で隠れて寝て、みんなによく探されてました。どこでも寝れるんですけど、周りにみんながいると寝れない。人の気配があると……隣で何してるのか気になっちゃって。でも、今は人がいても大丈夫。テラスハウスで“大雑把加減”を身につけることができました。共同生活ってすごい強くなります。結構いいハート持って帰ってきたと思う。

残した伝説は数知れず。番組史上最強の破天荒ギャル参上!

卒業した後、テラスハウスに戻ろうかと考えたこともあります。でも、あの時間をもう一度引っ張り出すんじゃなく、大切にしまっておく方がいいなと今は思っていて。「戻って何したいの?」って聞かれたら、多分それはまた楽しみたい、遊びたい、っていう感覚だけだと思うから。だからあの6ヶ月間だけで十分だなって思っています。また参加したとしても、あれを上回ることができないと思うし、あれを上回ってもきっと良くない。私はあの時期にテラスハウスで過ごすことができて本当に良かったと心の底から思っています。

テラスハウスでの私は、多分めちゃくちゃ手のかかる子で。あの時はルールの中で生きるのがどうしてもイヤでした。でも私のむき出しな反抗に対して、みんなが受け入れてくれる心の広さを持っててくれたから救われたし、もう1回頑張ろう、って思えることもできた。愛を持って対応してくれたことはすごい感謝してます。

本音でぶつかり合って芽生えた、一生ものの友情。

後楽園で試合を見るまでは「大樹のこと、絶対好きにならない!」と思ってたけど、試合を見てて「かっこいいじゃん」って普通に思って。けろっと「二戦二勝だね」が出ちゃいました。私、意思弱い(笑)。でもテラスハウスでの恋愛って、付き合い始めた最初からもう初々しさはないんです。女の子だったら、付き合う前にすっぴん見せたくないな、とか思うけど、そもそも朝から晩までいる人ような人が彼氏に変わるって、時系列が逆すぎて。テラスハウスで一緒に暮らしたメンバーは、家族のような、友達のような関係になる。みんな生き方が素直だから、恋愛相手としてもよく見えるし。私はそれを“テラハマジック”って呼んでるんですけど、ほんとそんな感じで、恋の魔法にかかるんです。

朝イチなのにメイクしてたり、眼鏡ですっぴん誤魔化したりとかは共同生活に慣れるまでしてたけど、それ以外は共同生活の中ですべてさらけ出してました。腹割って話して、本気で真面目に掘り下げて共鳴できたメンバーとは今も繋がっているし、これからも繋がっていき続けると思います。聖南は今でもしょっちゅう会うし、テツとかケンケン、ミチ姉、のあ、美和子も。くだらないことばっか話して、それが楽しいです。みんなといると子どものように戻る。郊外まで遠征して、カラオケでガンガンはしゃいだり。普段そんなこと絶対しないんですけど、でもあのメンバーとなら出来るんです。不思議ですよね。

私は一言じゃ表せないくらいの感謝をテラスハウスにしてるし、ほかのみんなも多分してると思う。間違いなく人生のターニングポイントになった。住人やスタッフ、きっとこの先も続いていく仲間との出会いや、人間関係の大切さを初めて教えてもらった場所。宝物だし、一生のうちでベスト3に入るような経験です。1つのグルーブの中で人間同士ぶつかって、泣いたり怒ったり笑ったり、生きるっていうことが、どんなに難しくて楽しくて自分を成長させてくれるかを学びました。

目指すは世界! 女性から愛される新ブランドがデビュー。

タレントとして活動していた時期もあったけれど、今のメインの仕事はブランドプロデュースです。新ブランド「margot(マーゴット)」ははじめてまだ5ヶ月目の青いブランド。若手の登竜門といわれる、バンクーバーファッションウイークでお披露目しました。前の会社を卒業する少し前に依頼をいただいて、次のブランドに向けて時期的にもバッチリだし、やってみようか、と。「やるやらないの選択肢が目の前にあったら、やるっしょ」って思ったんです。

ワンピース、セットアップに特化して立ち上げたのですが、それは日々忙しく生きる女性をターゲットにしているから。コーディネートを考える選択肢を外す、そこから生まれる余裕を違うところに使ってほしいという思っていて。心の余裕だったり、時間であったり、キレイにかける美容の時間であったり、少しでもそういう余裕が生まれる時間を作る手助けをして、なおかつ街でもリゾートでも、着てくれた女性をブラッシュアップできるようなワンピースです。日々強く生きている女性とともに成長できるようなブランドになればと思って頑張っています。

楽しいことを突き進めて形にする。ギャル社長が描く未来。

今の仕事は裏方。自分で会社を立ち上げて、経理とかもやるし、パソコン仕事とかOLさんっぽいこともやってます。テラスハウス時代は仕事を義務のように感じていたけど、今は仕事が好き。楽しめるようになった理由は、多分自分自身に責任感が生まれたからだと思います。誰かが敷いたレールじゃなく、自分の敷いたレールに乗ってくる人がいるわけだから。少しかもしれないですけど、責任感というものが生まれたから、やるしかないんです。

今後は、ブランドの海外展開を考えています。リゾート地がいいですね。自分が行くきっかけにもなるし(笑)。そういうのも大事なんです。世のため、人のため、その中に絶対自分のためも必要。だからこそ愛あるものが発信できるし。ちょっとした自分のわがままも食い込ませつつ、全員ハッピーになる。それが一番いいな、と思ってます。そういう風にお仕事を展開していけたら、それが自分の余裕に繋がったりする。余裕から生まれるステップアップがきっとあるから。美にしても、恋愛にしても、すべてに。少しの余裕が新しい自分を作り上げるところに期待して、色んなことができればなと思ってます。

あ、肌はずっと多分焼いてると思いますよ。まだ日サロも行ってます。黒い子見ると、「あー甘いな」とか思っちゃうんで、ギャル精神は多分この先も抜けないと思います。

  • ABOUT 今井華

    2011年雑誌『egg』にてデビュー。『テラスハウス』1stシーズンの湘南編「TERRACE HOUSE BOYS×GIRLS NEXT DOOR」に出演し、一躍“ギャル界のカリスマ”に。現在はファッションブランド「margot(マーゴット)」のプロデューサーを務める。

    margot:https://margot.jp/

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