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歴代の卒業生が振り返る、“テラスハウスが教えてくれたこと”。vol.4 宮城大樹

シェアハウス暮らしを終えたテラスハウス卒業生ってあれから何してるの? 過去に番組に出演し、それぞれの思いを胸に卒業した4人に、当時の思い出、テラスハウスをきっかけに迎えた転機、そしてこれからのビジョンについてインタビュー。ラストとなる第4弾には、1stシーズンの湘南編「TERRACE HOUSE BOYS×GIRLS NEXT DOOR」で2013年1月から11ヶ月間を過ごした第4代RISEバンタム級チャンピオンの宮城大樹が登場。テラハファンが涙を流した現役引退を決意した時のことや当時のモテ伝説、それからもちろん今のことまで、たっぷり教えてもらいました。

人生を賭けた一戦の直前! 大きな野望とともに、テラスハウスへ。

テラスハウスに参加しようと思った理由は、単純に自分が有名になりたかったのと、キックボクシングを盛り上げたかったからです。僕がテラハに出ていた2013年当時は、格闘技の人気がかなり低迷していた頃。どの局でも試合を放送していなくて、年末の特番さえもやっていない。そんな時知り合いから、若者を応援してフィーチャーしてくれる番組があるというのを聞いて、「僕の試合を放映してほしい」という思いでオーディションを受けました。

でも実は、テラスハウスに出ることに周囲は猛反対。僕の人生で1番大事な試合を控えてた時なので。ただ僕自身出ることに迷いはなかった。「俺のタイトルマッチを放映してくれるのに、なんで反対するの分かんない。見ててくださいよ!」って感じでしたね。結構尖ってたんで(笑)。

テラスハウスのおかげもあって、僕の試合にはわりとお客さんが入ってくれたみたいです。今はキックボクシングの試合解説もやらせてもらってるのですが、今の選手を見にきている人って僕のこと知らない人も多い。でも中には「宮城さんがきっかけで、格闘技が好きになりました」って声かけてくれる人もいて、その度に「テラスハウスに出た甲斐があったな」と思います。

モテ期到来の最中迎えた、大きな挫折……。

自分をテレビで見た時の最初の印象は、「俺ってこんな声なんだ(笑)」。あと「え、何この喋り方」。ちょっとスカしてる感じになっていたのは緊張してたせいで、入居初日なんて脇汗全開でした(笑)。あまり信じてもらえないんですけど、もともと僕って人見知りなんです。テラスハウスでの暮らしには徐々に慣れたけれど、入居後しばらくは格好つけた感じの喋り方になってたし、周りからも「変!」ってよく突っ込まれてました。

テラスハウス出てからは、ぶっちゃけモテましたね。全然違います(笑)。僕は身長が高いわけでもなくて、昔は別にモテなくて。それなのに、テラハに出演していた時は僕に会って泣いちゃった人もいましたし、駅で切符を買っていると20人くらいに囲まれて「写真撮ってください!」って言われたこともありました。それはもう自分がマイケル・ジャクソンじゃないかと勘違いしちゃうぐらい。「なんだこの世界は」って思ってましたね。意外と男性の人から声かけられることも多くて、男性から抱かれたいって言われたこともあります(笑)。

当時、応援してくれた人がそれだけたくさんいてくれたことは、自分にとって大きかった。格闘技を5歳で始めて人生を捧げてきたのに選手生命を諦めなきゃならなくなった時に乗り越えられたのは、そのおかげだと思います。「俺って格闘技だけじゃないんだ」って思えたっていうか。

テラスハウスでの出会いによって変わった、人生観と恋愛観。

それまでの人生では格闘技しかやってこなかったので、格闘家を目指す人、もしくは普通に就職する人にしか出会ったことがなかった。けれど、テラスハウスで菅谷哲也っていう俳優を目指している奴に出会えたことで、人生にはいろんな道があるんだと思えて。格闘技引退後の選択肢が広がりました。テラハで色んな年齢の人、色んな考え方の人と出会えたのは僕の人生にとってとても大きいことだと思います。ほかでは出会えないような個性豊かな変わり者がとにかくいっぱいいた。あいつらに出会ってなかったら、今の自分はきっといない。年上なのにちゃんとしてない人もいれば、逆に年下の女の子でちゃんとしてる人もいる。「あ、年齢じゃないんだな(笑)」って、色んな価値観が変わりました。元同居人たちにはいまだに刺激をもらっていて「負けてらんないな」って思います。

恋愛観もそう。僕それまでは年上が好きだったんです。年下は妹にしか思えなくてちょっと上から目線になっちゃってた部分があって。一緒に暮らしてた女子メンバーは、島袋聖南以外は全員年下。色んな業種や年齢の女性がいる中で、「年齢に関わらず自分がちゃんとやりたいことをやってる人は魅力的だな。今までの女性ごめんなさい」と思いました。

ピークはまだまだこれから! 俳優&経営者として一層輝く。

今はおもに俳優と、ターゲット渋谷というキックボクシングジムの代表をやらせてもらっています。本格的に俳優になりたいと思うようになったのは、ある舞台がきっかけ。出演した僕を見るために格闘技時代に応援してくれてた人がみなさん来てくれて、「めちゃくちゃよかった」、「リングと同じくらい輝いてたよ」って言われた瞬間に鳥肌が立った。「あ、この感覚だ。今やりたいのはこれだ」と思って、そこからハマっていきました。反応が分かるから舞台は面白い。今度は、映画館の大きいスクリーンで自分のことを見たいな、と思います。

ターゲット渋谷は2015年に作って、今5年目。キックボクシングが広まってきているおかげか、いい感じに会員さんも増えてくれています。今のジムだとちょっとだけ狭くなってしまったので、9月のオープンを目処にキャットストリート近くのビルに移転オープンする予定。実は今日の撮影前に不動産の契約をしてきました。移転先はビルを1棟丸ごと借りていて、1階はタピオカ屋で2階から上はパーソナルのキックボクシングジム。もちろん僕も教えますよ。プロの格闘家も5人育てていますが、一般の方向けのエクササイズフロアも4フロアに増える予定です。

今の目標は、昔の自分を超えること。僕の中では、テラスハウスに出ていた時が一番輝いてキラキラしていた時期で。その時期が一番モテてたってことは、多分今よりその頃のほうが魅力があったんだと思う。なので、仕事と知名度でテラスハウス当時の自分を超える。それがいま、第一の目標です。

  • ABOUT 宮城大樹

    TARGET SHIBUYA代表、元キックボクサー。現役時代にキックボクシングの認知度を上げるため、テラスハウスに出演。現在はタレント、俳優として活動中。

    TARGET SHIBUYA:https://target-shibuya.com/

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