いつの時代もときめきと、胸騒ぎをもたらしてくれるライジング・スター。すでにブレイクしているけれど、よりレコメンドしたい俳優から、青田買いしたい逸材まで、U26の面々を、ワールドワイドに6名ピックアップ!近年出演した映画タイトルとともに、注目ポイント&煌めきをご紹介。
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© Columbia Pictures/courtesy Everett Collection『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)
米アカデミー賞4度ノミネートの実力派女優。
▶︎シアーシャ・ローナン
20代にして、すでに米アカデミー賞に4度もノミネートされ、同世代の中でも頭ひとつ出ている印象のシアーシャ・ローナン。『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)では、活発で切れ者な四姉妹の次女ジョーを演じた。普段は気丈なジョーが、美しいブロンドの髪を売るシーンで見せる涙、幼なじみのローリーとのすれ違う恋に傷つく姿など、心に残る繊細な表情を巧みに見せたシアーシャ。20代後半の出演作も今から楽しみ。
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© Warner Brothers/courtesy Everett Collection『シャザム!』(2019)
ポスト、ザック・エフロンと名高い18歳のヒーロー。
▶︎アッシャー・エンジェル
魔法の言葉を叫ぶと、大人のヒーロー・シャザムに変身できる『シャザム!』(2019)にて、主人公の少年ビリーを演じたアッシャー・エンジェル。突然ヒーローになったことへの興奮と戸惑いをキュートに熱演、よくあるヒーロームービーに収まらないジュブナイル感をスパイスとして押し出した。元々ディズニー・チャンネル出身という共通点から、ポスト、ザック・エフロンと名高い彼。まだ18歳、ザックのように王道青春映画でも輝いてほしい!
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© A24/courtesy Everett Collection『ミッドサマー』(2019)
表現力ピカイチ、スカヨハ妹役でMCUにも仲間入り!
▶︎フローレンス・ピュー
洒落たポスタービジュアルからは到底想像もつかない、R15+指定のフェスティバル・ホラー『ミッドサマー』(2019)に主演したフローレンス・ピュー。楽園のような場所で、村人たちの明るい狂気に飲み込まれていく主人公に。終始、不安定な精神状態をにじませ、恐怖のあまり過呼吸に陥ったり、ラストでは思わぬ表情を見せたりと、表現力の幅が光る。4月公開『ブラック・ウィドウ』ではスカヨハの妹役でMCUの仲間入りも果たした、注目株!
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© Gravier Productions/courtesy Everett Collection『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』(2019)
映画界&世界の女子が熱視線を送る、ハンサム・ガイ。
▶︎ティモシー・シャラメ
映画界のみならず、世界中の女子が熱視線を送るハンサム・ガイといえばティモシー・シャラメ。ウディ・アレン監督作『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』(2019)では主演を務め、マンハッタン出身の物憂げな大学生を好演。大好きな彼女(キュートなエル・ファニング!)に、とことん振り回されるヤワ男度たるや、これまでの出演作にはない見どころ。雨のNYにたたずむ色っぽさにも目を奪われて。
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© TriStar/courtesy Everett Collection『ベイビー・ドライバー』(2017)
“ベイビー”で脚光を浴びた26歳のハリウッドスター。
▶︎アンセル・エルゴート
ストーリーが音楽とシンクロする、新感覚のカーアクション映画『ベイビー・ドライバー』(2017)に主演し、天才的なドライビング・テクニックを持つ“ベイビー”として躍動したアンセル・エルゴート。強盗たちの逃走に手を貸すザ・仕事人な一面も持ちながら、一方ではウエイトレスに恋をする純朴な顔も披露。ベイビーがちょっとだけ大人に進化する、そんな過程も演じきった。続編の噂もちらほら……!切れ味抜群のアンセルがまた観たい!
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©DirectorsBox『タイトル、拒絶』(2020)
Z世代を代表するジャパニーズ・ニューヒロイン。
▶︎恒松祐里
子役としてデビュー以降、近年では青春映画の枠を飛び越え、エッジィな作品への出演を重ねる恒松祐里。セックスワーカーの女性たちの生き様を描いた『タイトル、拒絶。』では、人気No.1のデリヘル嬢を演じた。感情を爆発させ、泣き笑いをする強烈な長回しのシーンでは、共演陣の名演に引けを取らない迫力の演技に圧倒される。新世代ヒロインの誕生をうかがわせた。話題作『全裸監督2』の出演も控えており、目が離せない!