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スタイリスト・三浦由美子さんにインタビュー。仕事も子育ても諦めないキャリアの重ね方とは?【LESSONS to be LEARNED vol.01】

LIFESTYLE/PEOPLE
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仕事に恋愛、結婚、出産……。今を生きるガールたちには、今、そして未来の悩みや不安が尽きないもの。やりたいことだらけの20代、30代を先輩たちはどんな風に歩んできたの? そんな疑問に答えるべく、ファッション業界で活躍する女性たちにインタビューする新連載がスタート! 彼女たちが歩んできた道を知ることで、豊かな生き方のヒントを探ります。第1回目は、20代の頃からスタイリストとして活躍する三浦由美子さん。20代で売れっ子スタイリストとなった後、出産・子育てを経験し、50歳を迎えた昨年には、スタイルブックを発売。そんな彼女が年齢を重ねたからこそ見える景色とは?

■とにかくがむしゃらに仕事に向き合った20代。 —20代前半に独立し、スタイリストとして華々しく活躍。30代中盤には出産のため、キャリアを大幅にお休みしながらも、40代ではファッション誌『GLOW』で同世代に向けたリアルなファッションを提案。順風満帆に思えるスタイリスト人生ですが、なぜ、スタイリストを目指そうと思ったのですか? 実は私、10代の頃は名古屋で美容師をしていて。ヘアメイクを目指して上京し、青山の「CLIP(クリップ)」というヘアサロンで働いていました。そのサロンで、撮影のお仕事やファッションの世界を知ったんです。当時は『流行通信』とか『アンアン』、『オリーブ』なんかが愛読書で。そういう雑誌の写真を眺めながら、写真の仕事に興味を持ちはじめて。そして、もともと洋服が好きだったこともあって、スタイリストを目指したのがキャリアの始まりですね。 —ヘアメイクからスタイリストへ。全く違う職種にチャレンジするって勇気がいると思うのですが? スタイリストのアシスタント募集を聞いて、そのまますぐに電話してました。“これ!”と思ったらそこに突進していくタイプなんです。その勢いの良さで“やりたい!”って扉を叩いたら、そこが私を受け入れてくれて。それってとてもラッキーだったと思うんですけど。(笑) そんな経緯もあって、20代のころは無我夢中でした。スタイリストとしての経験は皆無だから、周りから学んでいくしかない。スポンジみたいに周りのものをどんどん吸収したくて、今思い返しても、ひたすらに駆け抜けた20代でしたね。

—アシスタント時代を経て独立したのはいつ頃? デビューしたのはマガジンハウスの『CLiQUE(クリーク)』という雑誌で、24,5歳の頃。周りに比べると若いデビューだったこともあって、責任やプレッシャーをとても感じました。自分のできること、目の前のことを必死で頑張って、徐々に仕事を覚えていって……。本当にがむしゃらに働いてました。 落ち着いて仕事に向き合えるようになったと感じたのは、キャリアをだいぶ積んでから。徐々に「こんなことしたい」「あれが面白そう!」って考えられるようになって、他の媒体や会社からお仕事をいただくことも増えていった感じです。■出産のためキャリアを中断。三浦さんにとって子育ての時間とは? —30代に入ると、『流行通信』や『マリ・クレール』など数々のモード誌に活躍の場を広げた三浦さん。キャリアを順調に重ねる中、36歳の時に結婚し出産。その後しばらく子育てに集中されていたそうですが、第一線から離れるには、勇気が必要だったのでは? もちろん当時はすごく不安でした。もともと、すぐ仕事に戻るつもりでいたんです。だけど、保育園の空きが本当になくて。ベビーシッターとかそういう制度を使いながら保育園の空きを待って、徐々に仕事に復帰する予定だったんですが、結局保育園が見つからない。だから気持ちを切り替えて、いっそ幼稚園までは子どもと過ごす時間を大切にしようって決めたんです。結局幼稚園に通うようになっても、保育園と違ってお迎えの時間が早いのでフルで仕事っていうのは難しかったんですけど、身内や周りの手を借りて少しずつ仕事をしていました。 私自身の経験から言うと、子どもって本当にすぐ大きくなっちゃうから、その期間はしっかり子育ての時間を充実させるっていうのも、いいことだと思うんです。もちろん人によってはお休みできる期間が限られていたり、事情はさまざまだけれども、私自身は子どもとゆっくり過ごせるライフスタイルを楽しめたことはありがたい時間だし、充実した今につながっていると思っています。 —本格的なお仕事復帰はいつから? 子どもが小学校高学年になってからですね。低学年のころから少しずつ仕事の時間を増やしてはいたんですが、ちょうど高学年にあがるころに宝島社の『GLOW』が創刊されることになって。編集長の大平さんから、同世代である40代に向けた雑誌を作るから、スタイリストとして関わらないかってお話をいただいたんです。そこからピッチを上げていって、今ではまたフルスロットルという感じです。 —数年のブランクからのお仕事復帰。それがうまくいかずキャリアを諦める女性も多いですが、その点については? 『GLOW』の大平編集長は、彼女が『CUTiE』編集部にいたころからの付き合いなんです。若い頃に仕事で築いた人間関係が、年を重ねてからまた仕事につながっている。これってとってもありがたいことですよね。 仕事の面だけじゃなく、周りがあっての自分というのは年を重ねてなおさら強く感じます。友達もとても大事。自分の好きなものを深めると、それを共有できる友達が増えていくと思うし。ママ友だってそう。知り合うきっかけは子どもだったけれど、子どもなしで会うようになったママ友もいます。そういうひとつひとつの人間関係が、自分にいい刺激をくれてるなって思うことは多いです。

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