フォトグラファー、スタイリスト、アーティストのマネージメントやプロダクションなど、異色の経歴をもつ写真家・廣田比呂子氏の1st 写真集「Serquyosh — 光あふれて —」が、赤々舎より8月に発売。それに伴い、銀座にあるライカプロフェッショナルストア東京にて、2020年8月26日(水)~ 11月14日(土)まで写真展を開催することが決定。
「Serquyosh — 光あふれて —」の舞台となっているのは、かつてシルクロードの交易地として栄え、多くのイスラム建築はサマルカンドブルーと呼ばれ、空よりも⻘い街と称されるウズベキスタン。廣田氏は2015 年に旅行でこの地を訪れて以来、その美しい街並みよりも、ウズベキスタンの人々のあたたかさと美しさに強く惹かれ、それを日本と世界に伝えるために写真を残すことを決意。そして2019年に写真を撮り下ろし、今回の写真集が完成した。
「2020年3月、コロナウィルスという見えない脅威が現れ、世界の国々は扉を閉ざし、隣の国に行くことすらできなくなってしまった。この状況でもウズベキスタンの人々は明るく、もうすぐ素晴らしいことが起きると信じてこの状況を乗り越えているはず。そう遠くない未来、再びウズベキスタンを訪れる日が来ることを心から祈っています」と語る廣田氏。
そこにいる人物を美しく切り取り、どこか見る者をあたたかい気持ちに、そして笑顔にさせる彼女の写真を通して、ウズベキスタンへ旅をしているかのような気分を楽しんで。