都内にカフェは数あれど、今行くべきカフェはどこ? 迷えるガールに向けて、VOGUE GIRL編集部がitなカフェをハント! 今回は、「“おしゃれ”も“おいしい”もどっちも!」という欲張りガールにぜひおすすめしたい、ビジュアル満点のオムライスと出合えるカフェをピックアップ! 連日完売というタルトもあわせてチェック。
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色も形も見事なオムライスは、9年前のオープン当時からの人気メニュー。卵は薄めに仕上げ、ガールでもペロリと食べられるボリューム感。ランチタイムは「ツナの和風オムライス」のみだが、15時からは洋風の「ケチャップソースのオムライス」も提供。
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旬のフルーツをたっぷり使ったタルトも人気。現在提供中の「あまおうのタルト」は、おいしいいちごが手に入る時期までの期間限定。ポット出しがうれしい紅茶は、「マリアージュフレール」の茶葉を使用。
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こだわりのテーブルウェアは、左から時計回りに内田京子氏のプレート、桑原典子氏のポットとカップ&ソーサー、「アスティエ・ド・ヴィラット」のプレート。
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ナチュラルな白とブラウンで統一された内装は、リラックスしたカフェ時間にぴったり。
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ゆるやかに吊り下げられた照明が、店内に温かみを灯す。照明や家具の多くは、オーナーが自宅でも使っているほど気に入っている福岡のアンティーク家具店「krank(クランク)」のもの。
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外には目立つ看板は置かれていないものの、開店と同時に満席になることも。遠方から訪れるなら予約が確実。混みあうランチタイムを避け、夕方以降に電話してみて。
うっとりするような丸いフォルムの中に、ツナが具材の和風ライス。シンプルだからこそ素材の味わいが楽しめる、黄金色のオムライス。その秘密は、厳選された素材にあり。山形県から毎日直送で取り寄せているという卵は、味わいが濃厚で黄身の色が鮮やか。美しい黄色に仕上がったオムライスは、シンプルだけれどシアワセ感たっぷり!
このオムライスに出合えるのは、祐天寺駅から徒歩10分の場所にある「torse(トルス)」。閑静な住宅街の一角にあり、知らなければ気づかず前を通りすぎてしまいそうな場所にある隠れ家カフェ。床には古びた足場材が敷かれ、オーナー自らが古材でDIYしたテーブルや100年以上前の歴史をもつアンティークの椅子。ゆったりと配された家具と落ち着いた雰囲気が、のんびり心地いい空間を演出する。
魅力的な空間をいっそう引き立てているのが、質の良いテーブルウェアやカトラリーたち。パリ発の人気ブランド「アスティエ・ド・ヴィラット」のプレートや、温かみのある質感が魅力の人気作家 内田京子氏や桑原典子氏のうつわ、「クチポール」のカトラリーなどがテーブルに彩りを添える。
上質なしつらえの空間とアートのようなオムライスを堪能できる隠れ家風カフェ、ぜひ足を運んで