人生では、時に予期せぬトラブルに出くわしたり、将来が不安になったり、トラウマになるほどのイヤな出来事を経験することだってある。でも、そんな壁を乗り越えて輝く3人が主人公の新作映画をピックアップ。それぞれのガールパワーが、「自分らしい幸せ」を見つけるヒントになるはず!
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© 2022「マイスモールランド」製作委員会
『マイスモールランド』
是枝裕和監督が所属する映像制作者集団「分福」の川和田恵真監督による、商業映画デビュー作『マイスモールランド』。在日クルド人の高校生が、在留資格を失ったことをきっかけに自分は何者か、葛藤しながら歩んでいく物語。主人公サーリャを演じたのは『ViVi』専属モデルの嵐莉菜で、映画初出演にして初主演を飾った。
クルド人の父と妹、弟とともに幼い頃から日本で育った17歳のサーリャ(嵐)。同世代の日本人と変わらない普通の高校生活を送っていたが、ある日、難民申請が不認定となり日常が一変する。サーリャは、アルバイトをすることも、大学に進学することも、東京にいる友人と会うこともできなくなってしまい……。
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©︎2022「マイスモールランド」製作委員会
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©︎2022「マイスモールランド」製作委員会
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©︎2022「マイスモールランド」製作委員会
/アイデンティティに思い悩む少女。
真摯に寄り添う少年とのピュアな時間を経て
見つけた居場所とは大学資金のため、父には内緒で始めたアルバイト先でサーリャは同じ年の聡太と出会う。親友にも言えなかった事実、内に秘めていた悩みも聡太になら打ち明けられるサーリャ。過酷な現実に精神的にも肉体的にも追い詰められていくが、色眼鏡で見ずに向き合う聡太の温もりが救いとなり、その純粋さに胸を打たれる。不条理な現実を受け止めた先に、サーリャが見つけた居場所とは?ラストカットの輝きを共に見つめて。
『マイスモールランド』
2022年5月6日(金)公開中
https://mysmallland.jp
配給:バンダイナムコアーツ
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9232 2437 Québec Inc Parallel Films (Salinger) Dac © 2020 All rights reserved
『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』
ベテラン出版エージェントと新人アシスタントの実話を基にした、90年代のニューヨークが舞台の『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』。作家を夢見るジョアンナは、老舗出版エージェンシーで有名小説家J・D・サリンジャー担当の凄腕上司の編集アシスタントとして働き始める。世界中から大量に届くサリンジャーへのファンレターを処理するのが主な業務だが、定型返信に嫌気がさしたジョアンナは個人的に手紙を返し始める。
作家志望のアシスタントが、夢に近づくため出版業界で働きながら“好き”を仕事にする覚悟と向き合うストーリー。主人公が抱く「平凡な人生は嫌、特別になりたい」と願う気持ちに、ガール世代は自分のことのように強く共感するはず!
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9232-2437 Québec Inc - Parallel Films (Salinger) Dac © 2020 All rights
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9232-2437 Québec Inc - Parallel Films (Salinger) Dac © 2020 All rights
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9232-2437 Québec Inc - Parallel Films (Salinger) Dac © 2020 All rights
/作家の夢は花開くのか?
ニューヨークでもがき、奮闘する主人公にエール夢を見るにも情熱と根性がいる。同じ夢を抱いていた友人は離脱し、小説家志望の恋人とは温度差が生じ、サリンジャーから「毎日15分でもいいから書きなさい」とアドバイスされたにも関わらず何も書けていない自分……。様々な人との対話や出来事から、ジョアンナは今後どうしていくべきか自問自答する。作家の夢はどうなるのか、進む道を決断するジョアンナを見届けて。
『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』
2022年5月6日(金)より新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
https://bitters.co.jp/mynydiary
配給:ビターズ・エンド
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© 2020 Salon Audrey Limited. ALL RIGHTS RESERVED. ©️PictureLux / The Hollywood Archive / Alamy Stock Photo
『オードリー・ヘプバーン』
『ローマの休日』、『ティファニーで朝食を』などに出演し、永遠のファッション・アイコンとしても知られる『オードリー・ヘプバーン』初のドキュメンタリー。今なお世界中の人々を魅了し続ける彼女の生い立ちからキャリア、そして内面についても深く知ることのできる貴重な100分だ。
「一世代に一人」と言われた圧倒的な美貌を持ち、ハリウッド黄金期の伝説的スターと称されたオードリー・ヘプバーン。しかし、華やかなキャリアの裏には、幼少期に経験した戦争によるトラウマと父親からの裏切りという心の傷を抱えていた。二度の結婚・子育てを経て、晩年はユニセフ国際親善大使として活動した彼女について、映像や近親者たちのインタビューで綴る。
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©️2020 Salon Audrey Limited. ALL RIGHTS RESERVED. ©️Sean Hepburn Ferrer
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©️2020 Salon Audrey Limited. ALL RIGHTS RESERVED. ©️John-Isaac
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©️2020 Salon Audrey Limited. ALL RIGHTS RESERVED.
/悲しみやつらさを愛に変え、
世界中の子供&母親たちに尽くしたオードリーの素顔『麗しのサブリナ』で、愛に命を懸ける女性を演じたオードリー。オードリーをよく知る関係者は、「彼女自身もそんな人だった」と語る。事実、ユニセフでの活動を通して、自分の名声を捧げて世界中の子供たちや母親に親身に愛を注いできた彼女。争いや憎しみがあふれる世の中に愛で立ち向かう姿に、ただの憧れアイコンでないオードリーの真の美しさを見る。
『オードリー・ヘプバーン』
2022年5月6日(金)より公開中
https://audrey-cinema.com
配給:STAR CHANNEL MOVIES
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