今、東京を楽しむならどこへ行く? 最新ショッピングアドレスからアートをめぐる東京散歩、レトロな純喫茶グルメまで、HOTな東京を6つのガイドでお届け。VOL.5では街がハッピーなキャンバスになる、ユニークなプレイスにご案内。いつもの休日に飽きたら、感性を磨いてくれるアートな散歩へ出かけてみては?
※本企画は全編スマホで撮影したVOGUE GIRL特別増刊号より抜粋
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〈写真左下〉『Nan Goldin:Diving for Pearls』(Steidl)¥6,500 〈写真下中央〉『How We See:Photobooks by Women』(10×10 Photobooks)¥8,400
撮影アイデアの発見も! セレクトが光る書店。
アートや写真、ファッションなど、さまざまなジャンルの書籍を取り扱う『ブックマーク』は、とにかくセレクトが素敵。気になるアーティストの出版記念のサイン会に行けば、知り合いにばったり会うことも。この場所からアートな仲間の輪が広がる感じも好きです。女性フォトグラファーの写真集も豊富。
BOOKMARC(ブックマーク)
東京都渋谷区神宮前4-26-14
tel. 03-5412-0351
営業時間/11:00〜20:00、不定休
www.marcjacobs.jp
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〈写真左下〉奈良美智「MY DRAWING ROOM」2004.8〜 制作協力:graf
閉館するその前に。何度でも訪れたい名所。
現代アートがアットホームな空間で味わえると、学生時代から何度となく訪れた美術館です。居心地が良くて、併設のカフェでのデートや、品川駅から歩く道のりも愛しい思い出。そんな大切な場所も、残念ながら20年12月の閉館が決定に。その前にできるだけたくさん訪れたい! 館内には奈良美智の常設展示室もあり。
原美術館(HARA MUSEUM OF CONTEMPORARY ART)
東京都品川区北品川4-7-25
tel. 03-3445-0651
営業時間/11:00〜17:00(最終入館16:30)、水曜〜20:00(祝日を除く)
定休日/月曜(祝日の場合は翌平日休館)、展示替え期間、年末年始
www.haramuseum.or.jp
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力強い空間は、まさにアートなパワースポット。
岡本太郎のアトリエ兼住居として生前50年近くも生活した場所である記念館。一歩足を踏み入れるとその空間や多くの作品から彼のエネルギーを感じる、ある種のパワースポット! ル・コルビュジエの愛弟子で、友人だった坂倉準三が設計したユニークな建物も必見です。
TARO OKAMOTO MEMORIAL MUSEUM(岡本太郎記念館)
東京都港区南青山6-1-19
tel. 03-3406-0801
営業時間/10:00〜18:00(最終入館17:30)
定休日/火曜(祝日の場合は開館)、年末年始(12/28〜1/4)および保守点検日
www.taro-okamoto.or.jp
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遊び心あるアイテムは、見ているだけで心躍る!
六本木の国立新美術館内にあるミュージアムショップ。といってもここは会期中のアート関連ものを扱うのではなく、「東京的」な視点を意識した独自なセレクトが評判。古き良きものから、フレッシュな新人アーティストまで商品のテイストもさまざま。まさに今の「東京」が詰まった宝箱のような楽しさ!
SOUVENIR FROM TOKYO(スーベニアフロムトーキョー)
東京都港区六本木7-22-2 国立新美術館1F・B1
tel. 03-6812-9933
営業時間/10:00〜18:00(金曜・土曜のみ〜20:00)
定休日/火曜(祝日の場合は翌日休)
www.souvenirfromtokyo.jp
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見つけるとちょっとうれしい。街に佇むアートなモニュメント。
街を歩いていると出合うユニークな名作たち。中でも巨大なアートは、無機質な東京の街と調和して、美術館で見るのとは違った魅力を放っています。例えば新宿にあるロバート・インディアナのLOVEや、六本木のヒルズのルイーズ・ブルジョワの蜘蛛「ママン」など。ベタだけど、このオブジェがなかったらこの場所はなんとも味気のないものに。おすすめなのは、品川のホテルの一角にある三島喜美代の「No.154 Work」。高さ2m近くの迫力あるゴミ箱は陶製。必見です!
〈LOVEのオブジェ〉
東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー正面入り口〈ママン〉
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ 66プラザ〈No.154 Work〉
東京都品川区東品川2-2-35 東横INN品川駅港南口天王洲アイル