仕事でもプライベートでも手放せないスマートフォン。クリエイティブに活躍するあの人はどんなアプリを使っているの? 各方面で才能を発揮するガールズに、“MY スタメンアプリ”をヒアリング! 第1弾は、東大生でありながら5つのホテルを経営し、レガシーなホテル業界に新たな選択肢を提案しようと試みる、ホテルプロデューサーの龍崎翔子さん。
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2015年に19歳で株式会社L&Gグローバルビジネスを設立。“ソーシャルホテル”をコンセプトに掲げ、日本各地でゲスト同士がつながり、旅先での出会いを生む新感覚のホテルを展開している。学生と経営者、2つの立場で多忙な日々を過ごす龍崎さんが教えてくれた、ヘビーユースアプリはこれ!
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1)サクッと手軽におしゃれ加工をGET!
どこかノスタルジックな雰囲気を感させる龍崎さんのInstagram。彼女が画像加工のマストアプリとして使っているのが「vsco」だ。
「テンプレートとして用意されているフィルターの種類が豊富なのはもちろん、自分らしい加工を保存して繰り返し使用できる“レシピ機能”が本当に便利。さまざまなシーンで撮影した写真でも、マイレシピを適用すればあっという間に同じトーンで加工完了。世界観を統一して仕上げることができます」
動画編集には、必要な機能がオールインワンにまとまった「Inshot」を愛用中。テキスト・絵文字スタンプ・音楽・ナレーションを付け加えられる機能だけでなく、明るさ、フィルタ、速度の調節もできる。
「編集の自由度がとても高いのに、直感的に使えて操作しやすいところがお気に入り。フォントの種類も豊富だし音楽も入れられるので、工夫次第でクオリティ高い編集も叶います。旅に出た時のまとめ動画やInstagramのストーリーなど、さまざまなシーンで活躍しています」
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2)イメージソースは“ビジュアル”でまとめる!
アイディアを周りに伝え、企画を具体化していくホテルプロデューサーという仕事柄、絶対に手放せないのが、お気に入りの写真や画像を自分が作成したボードにコレクションできる「Pinterest」。
「Pinterestのいいところは、他のユーザーが“いい!”と感じてピンしている画像だけが検索結果に表示されるので、画像のクオリティが高く、イメージをインスパイアしてくれるような画像に出合いやすいところ。プロジェクトのイメージソースをボードにまとめて他のメンバーに共有するために使うこともあるし、好きなテイストの画像を集めて、自分の引き出しを増やすのにも使っています」
Apple純正の電子書籍アプリである「Apple Books」も、イメージソースの共有に欠かせないアプリ。雑誌や書籍をPDF化した“オンライン本棚”としても活用している。
「雑誌や書籍をPDF化してライブラリに追加しておけば、iCloud Driveで同期しているどのデバイスからでも見ることができます。電子化することで現物を持ち歩かなくても多くの情報にアクセスできるのでとても便利。移動が多い仕事なので、雑誌や書籍はPDFで読むようにしています」
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3)居場所をシェアする新・コミュニケーション!
「life360」はスマートフォンの位置情報を利用して、家族や仲間に現在地を共有することができるアプリ。自分の位置情報を相手に知らせることができるのはもちろん、メンバーが特定の場所に着いたら通知をもらうなどの設定も可能。
「家族も私自身も移動や出張が多いので“今どこにいるの?”という連絡をせずとも、アプリを通して現在地を共有しておくことでコミュニケーションコストを減らしています。離れていても相手がどこにいるかわかるので安心だし、アプリ上のデータを他のデバイスと連携することで、位置情報に応じてスマートロックを起動したり、ルンバを作動させたりといった設定をすることもできるんです。スマートライフを充実させるのに欠かせない、必需アプリです」