「自分たちらしい結婚式を挙げるにはどうしたらいい?」そんな時は、先輩花嫁のブライズメモリーからイメージを膨らませてみて。あなたらしいウエディングを叶えるヒントがきっと見つかる、素敵なウェディングストーリーをお届け。ベイクルーズグループ「FLAVORWORKS」プレス・横谷佳世子さんが選んだのは、シティ×アウトドアをモードにMIXしたオーダーメイドのウェディング!
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トレンドのグルメショップを次々と繰り出すベイクルーズのフードブランド「FLAVORWORKS」でマーケティング/PRのマネージャーを務める横谷佳世子さん。新郎新婦ともにアウトドアLOVERというふたりが実現した、“特別な場所”でのウェディングって? アイディアたっぷりのコンセプトからこだわりドレスまで、あますところなくレポート!
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ふたりで作る唯一無二のウェディングスタイル
ウェディングの会場は、中目黒にあるコミュニケーションプレイス「THE WORKS」。このロケーションを選んだ理由は?
「オーナーのクリエイティビティのセンスの良さと、ウェディングの日を自分たちで自由にカスタマイズできるところがポイントでした。新郎がグラフィックデザイナーなので、自分たちでカスタムしたいものが多くて。自然を感じるウェディングにしたかったので、目黒川沿いという立地も決め手のひとつでした」
ふたりで行ったキャンプで撮影した白駒池の原生林の写真をベースに、ウェディングのメインビジュアルを製作。新郎のデザインセンスが光る大きなポスターを会場のエントランス横に設置し、ゲストを出迎えた。
THE WORKS:http://theworks.tokyo/
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家族や友人に囲まれて誓う永遠の愛
挙式は列席者に結婚の証人となってもらう人前式スタイル。「THE WORKS」1Fのオールデイダイニング「Stall」をセレモニースタイルにチェンジ。自然光が降り注ぐナチュラルな空間で、親族や友人の温かい眼差しに包まれながら永遠の愛を誓った。
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独自の世界観をコンセプトで表現
パーティのコンセプトは、“(The) Riverside Garden Club”。これは、自然に囲まれた場所で過ごす時間が大好きだという新郎新婦が、ウェディングの日にゲストにもそのムードを感じてもらうべく、1日限りで作り出した架空のコミュニティの名前なのだとか。
「私たち夫婦の休日の定番はアウトドア。街で当たり前にふれることができるデザイン、アート、カルチャーといった要素を、山や郊外に持ち出して自然とミックスすることで、自分たちらしく過ごす時間が大好きなんです。だから、ウェディングという特別な日もそのスタイルをベースにした時間をゲストとともに過ごせたら、と思ったんです」
1日限定のスペシャルな場所を作り出すため、都会のパーティ会場に自然たっぷりのコミュニティ空間を創出。そこにアートやストリートという要素を取り入れて、自分たちらしいウェディング会場に。
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シティ×アウトドアのモードなミックス
披露宴パーティと二次会を行ったのは、「THE WORKS」2Fのウェディングスペース「She said yes」。コンセプトから作り上げていくオリジナルウェディングを実現できるこの会場、使用できるのは1日1組だけというエクスクルーシブ感も魅力。会場の演出はもちろん、入口の階段やエントランスも自由自在に飾り付けOK。披露宴から二次会まで同じ会場で行えるのも高ポイント。
「自然あふれる空間に、デザイン、アート、カルチャーといったエッセンスを散りばめました。“モードアウトドア” 的な空間をイメージして、会場のベースカラーはカーキに。アクセントカラーにはピンクを配色しました」
She said yes:http://shesaidyes.theworks.tokyo/
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想いを込めたふたりだけのチェア
高砂にテーブルはなく、新郎新婦のチェアにはストリート感たっぷりのベンチを用意。
「このベンチは主人の会社の後輩の力を借りて、オリジナルで作ったものです。白く塗ったベンチにステッカーを大量に貼り、ストリート感をにマッチさせてもらいました。NY歴の長いシティボーイが集めたステッカーのおかげで、ムード抜群の仕上がりです!」
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センスが光る洗練モードなドレススタイル
繊細なレースがクラシカルな雰囲気を演出するドレスは「mutin」でレンタル。
「長袖レースのデザインに憧れつつ、“モード×ヴィンテージ”なイメージでドレスを探していたところ、mutinさんのドレスに出会って一目見て即決! 夫婦で作りだすドレスは丁寧な仕立てで、おふたりの人柄が伝わってくるよう。トップスはヴィンテージで、気品あふれるレース素材をふんだんに使用した、イメージ通りのコーディネートに仕上がりました」
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スタイリッシュに叶えるお色直し
お色直しは1着目のドレスをベースにしつつ、アイディア満載のカスタムでイメージチェンジ。
「お色直しでは、どうしても白のライダースを合わせたかったんです。でも、なかなかイメージに合うものが見つからず、パタンナーをしている新郎の母に頼んでオーダーメイドで作ってもらいました」
ベースのドレスは同じでもガラリと印象がチェンジ。一着のドレスでクラシカルな装いからシティモードな着こなしまで実現するセンス術はさすが!
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アクティビティにもアウトドア要素をプラス
ウェディングパーティの定番、キャンドルサービスにも“アウトドア”のエッセンスをプラスしてアレンジ。
「テーブルに並べたランタンに、チャッカマンで火をつけてまわるスタイルでゲストをおもてなししました」
火を灯すその瞬間まで楽しい、思い出に残るウェディングに。
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アウトドア感あふれる料理でおもてなし
「お料理でもアウトドアを体感してもらいたくて、“麦とオリーブの土のサラダ”や“藁で燻した縞鰺”などストーリー性のあるメニューを用意しました。なかでも、苔を模した抹茶とピスタチオを使ったケーキはすごく好評!」
切り株をイメージしたウェディングケーキは、トレンドのネイキッドケーキ。グリーンをあしらった白とグリーンのシンプルな仕上がりが素敵!