「自分たちらしい結婚式を挙げるにはどうしたらいい?」そんな時は、先輩花嫁のブライズメモリーからイメージを膨らませてみて。あなたらしいウエディングを叶えるヒントがきっと見つかる、素敵なウェディングストーリーをお届け。「styling/」のプレスとして活躍する佐藤怜子さんが選んだのは、アットホームなパーティウェディング!
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「styling/」のプレスとして活躍する佐藤怜子さん。彼女が選んだのは、アットホームなパーティで友人たちにウェディングをお披露目するカジュアルウェディング。気心の知れた仲間に囲まれて過ごした、パーティの様子をレポート! センスが光るドレスアップ小物にも注目。
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会場は緑でいっぱいのカフェレストラン
佐藤さんが選んだ会場は、新郎が中学生の頃から通う駒沢公園の敷地内にあるカフェレストラン「Mr. FARMER」。このロケーションをパーティ会場に選んだ理由は?
「挙式は親族だけで神社ですませていたので、パーティはかしこまった感じはゼロで、みんなと一緒に楽しめる会にしたくて。“The アットホーム”をテーマに、カジュアルなスタイルが叶う場所を選びました」
店内のボタニカルで開放感あふれる雰囲気を活かし、気取らずゲストと語り合える空間に!
Mr. FARMER:@mr.farmer_
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友人たちと作るリラクシングなウェディング
“アットホーム”を極めるべく、会場に高砂はなし。ゲストとカジュアルに交流できるよう、新郎新婦が自由に会場を歩き回って楽しんだ。
「司会は昔からの友人のPred PRの北ハナさん、進行のお手伝いも仲良しの仕事仲間、ドレスやジュエリーも親しい上司や友人にお願いしたので、当日は友人たちに身を委ね、守られながらパーティを行っているようでした。そのおかげもあって、当日は緊張ゼロ(笑)。本当に楽しく幸せな時間でした」
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世界にひとつのウェディングドレス!
艶やかなホワイトが美しいドレスは「styling/」のディレクター白幡啓さんと「styling/」デザイナー加藤欣子さんがオリジナルで制作したもの。
「上質なシルク素材をたっぷりと使ったベアドレスは、シンプルだけどカジュアルすぎない仕上がりがお気に入り。足元はフラットシューズにすると決めていたので前裾を短くしてもらい、全体のバランスを整えてもらいました」
シューズやアクセサリーなど細部までこだわりつつも、引き算を意識したスタイリングでエレガント&シックな印象に。
styling/:http://stylings.jp/
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ヘアメイクのこだわりポイントは?
スタイリッシュなドレスアップに欠かせないヘア&メイクを担当したのは、ヘア&メイクアーティストの松田未来さん。
「普段の自分には“フェミニン”な要素が薄いのですが、ウェディングのメイクアップはエレガントな仕上がりにしたくて。その感覚をばっちり叶えてくれそうと思って、未来さんにお願いしました」
オールアップですっきりまとめたヘアには、ブーケと同じボリューム感たっぷりのダリア飾って華やかさをプラス。
松田未来さんInstagram:@mira0911
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純白のダリアがモダンな印象を演出
花嫁の手元は、ドレスアップの印象を左右する大事な要素のひとつ。佐藤さんは、茎を長めに残したダリアのブーケをチョイス。オールホワイトのラグジュアリーなボリューム感で華やかな仕上がりに。
「ヘアに飾った生花やブーケは、神楽坂のフラワーショップ「te-n.」のnaoko watanabeさんにお願いしました」
te-n.:http://www.te-n.jp
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スタイリッシュなドレスアップ小物アイディア
ジュエリーは「AFTER SHAVE CLUB」を手がける友人のNY在住のジュエリーデザイナーのchiemi sekiさんにお願いして、オールシルバーに。足元には、メゾンマルジェラのエクリュカラーのタビフラットでモードなエッセンスを。
「ボリュームのあるピアスとシルバーパールは普段の着こなしにも馴染みやすく、パーティが終わったも愛用しています。靴は絶対にタビフラットを履くと決めていて。ドレスもそれに合わせてデザインしてもらったので、思った通りのドレスアップが叶いました」
AFTER SHAVE CLUB:www.aftershaveclubnyc.com
chiemi seki:@chiemiseki -
ブライダルリングにも想いをこめて
マリッジリングは「Cartier(カルティエ)」の名品、3つのリングが絡み合うトリニティリング。サファイヤのリングは、お母様から譲り受けたもの。
「手持ちのリングとのレイヤードもサマになる、ほどよい主張の3連のデザインに惚れてトリニティに即決。マリッジリングはずっと身に付けるものなので、普段のアクセサリーに合うようシルバーに近いカラーを選びました。母から譲り受けたサファイヤの指輪は“サムシング・ブルー”を意識して身につけました」
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アットホームウェディングに華を添えるフードメニュー
ゲストのお腹を満たしてくれたのが、「Mr. FARMER」ご自慢の野菜をふんだんに使ったフードメニュー。ラップロールやカップ入りデリなど手に取りやすくポータブルなフードは、ゲストも新郎新婦も会場を自由に歩き回るフリースタイルのパーティにぴったり。