モデルにクリエイター、プレス…etc、シーンの第一線で活躍する彼女達は、日々どんな家具や雑貨に触れながら、独自のセンスを育んでる? おしゃれ業界人7名に聞いた、とっておきのインテリアショップアドレスをシェア! 彼女達のプライベートルームの写真を交えながら、GWにチェックすべき注目ショップの見どころをたっぷりと紹介します。
-
モデル、コラムニスト、そして2児の母という顔を持つVOGUE GIRL世代の憧れの女性、クリスウェブ佳子さん。ライフスタイルにも独自のこだわりを持つ、そんな彼女が贔屓にしているのが、北欧&イギリスのヴィンテージ家具を専門に取り扱う「Lewis(ルイス)」。インテリアショップが多く点在する目黒通りに店を構え10年以上。オーナーの箙さんの確かなセレクトとメンテナンスで支持されてきたこの店は、古い家屋を使った2フロア構成になっていて、木製の扉を開けるとハンス・ウェグナーの名作チェアからデンマークのテーブル、UKのサイドボードなど、60年代の温かみのあるヴィンテージ家具が出迎えてくれる。ボディに新たに塗装を施したり、シートを張り替えたり……。手を加えることで蘇った逸品は、どれも古いものとは思えない凛とした美しさを放っていて、その丁寧な仕事ぶりに驚かされるばかり。またイヤープレートがずらりと飾ってある階段をのぼると、北欧のアンティーク食器が陳列されたスペースに。家具と器を同時にチェックできるので、イメージも膨らませやすいはず。
-
イギリスの家具メーカー、ヤンガー社の60年代のサイドボード(¥200,000)は、チークの木目と金属の取っ手のコントラストが目を引くデザイン。クリスウェブさんも型違いのものを購入されたそう。
-
ダイニングテーブルの近くには、器や燭台を飾ったスウェーデン製のオープンシェルフを。洗練されていながら温かみのある北欧モダンデザインは、テイストの違うアメリカやイギリスの家具とも相性が良いそう。
-
デンマークのデザイナー、エリック・キルケゴーのチェア(¥76,481)は、美しいアームのシルエット、上質なチークの質感が魅力。お気に入りの1脚が見つかれば、部屋づくりもさらに楽しくなる!
-
2階にはアラビア、ロールストランドなどヴィンテージの北欧食器がラインナップ。なかでも写真のイェンス・クイストゴーの作品はファンも多く、人気のアズールを筆頭にレリーフ、コーディアルとシリーズも豊富に揃っている。
-
通称“インテリアストリート”と呼ばれる目黒通りの坂をのぼると、スクエア型の大きな窓と重厚感のあるネイビーの扉が見えてくる。1階のフロアは別棟と内部で繋がっていて、そこにも家具がたくさん!
-
遡ること3年前。撮影のロケで訪れたLewisで素敵なサイドボードを発見し、それからこのお店のファンになったというクリスウェブ佳子さん。「新居に引っ越したばかりの頃だったので、ちょうど大きな家具を探していて。我が家のリビングにサイズも雰囲気もぴったりだと直感したので、即決で購入しました。いまは家具探しは一旦休憩ですが、その代わり食器や雑貨をLewis Storeで探し中です」
クリスウェブさんが夫&ふたりの娘と暮らす家(写真上)は、“ELECTIC(折衷的)”がコンセプト。「あ、この人は旅好きな人だ!って一歩入ると感じられるような、さまざまな国の文化が入り混じったインテリアが好きですね。これまで訪れた国の装飾文化をインスピレーションに、そこに新旧関係なく本物のアートを飾っています。見るたび触れるたびに幸せになれる物で、これからも家の中を埋めていきたいです」