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金曜の夜はaggiiiiiii散歩 第14回:「ファッションウィーク in NYC! その③」

LIFESTYLE/CULTURE
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DAY3 : 2月16日

12時からはじまる「デレク・ラム」はバックステージにも入れてもらえるということで、チェルシーのギャラリー街の一角にある会場へ30分前に到着。受付で名前を告げ、首かけ式のパスをもらう。いやあ想像はしていたけれど、バックステージってこんなにカオスなの?! あきらかにわれわれメディアの人間たちは、狭い通路をふさぎ、むやみやたらとモデルに近寄り、カメラを向け、本番前できりきりしたメイクアップアーティストたちの気を苛立たせているような気がしなくもない(いや、そんなの彼らもとっくに慣れっこだろうけど)。おじゃましてすんません!! って気になるけど宇宙人のようなスタイルのモデルちゃんたちはわりと余裕な感じで、求められると気さくにポーズに応じてくれるし(これがまた絵になる)、あるいは静かに携帯をいじっていたりする。ていうか顔ちっちゃい! 肌きれい! 足細い! おそろいのボルドーのネイルかわいいなあ。しかしここでハプニングが生じて残念ながら本番を観ることができなかった。うーむ、やっぱりまだ戸惑うことだらけだ。このままずっと最後まで、なにもかもがわからないまま進み、わからないまま終わっていくのではないかと不安になる。

だがしかし! わたしには「タクーン」があった。ホテルに届けられていた招待状には、しっかりとわたしの名前が記入されている。この絶対的な安心感は#NYFWにおいてはなかなか得がたい(※個人比)。会場に到着すると、たくさんのフォトグラファーたちがやってくるゲストを待ち受けていた。ショー前後の会場入口付近というのは多くの人が集まるためスナップ撮影にはうってつけの場所なのである。雑誌でよく見る「モデルスナップ」「エディターのファッション」的特集なんかも多くはこのタイミングで撮られているんではないかしら。われらがVOGUE GIRLチームのフォトグラファー・リサさんもこのため連日、雪の中を待機&声掛け奔走! 毎晩彼女が当日撮影分を編集部に納品し、それを日本にいる編集長がさまざまな切り口で速攻で記事にしているというわけです。記事の上がるスピードの速さに心の底からびっくり。そしてカメラマンたちの中にあのビル・カニンガムの姿を発見してテンションあ・が・る!!

さて受付をすませ、指定された座席番号を探して着席する。わたしが#NYFWへ参加するにあたり、編集長から与えられていたミッションはふたつあった。ひとつめは「会場でなにが流行っているか見つけてくること」。なんでも、よくよく注意して周囲を観察すれば必ず複数の人が身につけているカブりアイテムが2、3個見つかるのだという。ひゃ~、これはむずかしいぞ。なので、余裕があるときは会場をうろうろしながら常にまわりをガン見。よその目には多少不審な人物と映っていたかもしれない(←でもこれもHさんに言わせると「自意識過剰」なのだとか)。そしてふたつめは「とにかく楽しむこと!」

照明が落とされると、ざわざわしていた会場が急に静まり、堰を切ったようにモデルたちが現れだした。わたしは写真を撮ることも忘れ、深紅の森に迷い込んだような「タクーン」の世界に夢中になっていた……と言いたいところなのだけど、ショーの時間ってすっごく短いんだね……! 時間にして正味3分くらいだったか。正直、次々と出てくるモデルをただ目で必死に追っかけているだけで終わった感がある。まだわたしの目の解像度が粗いこともあるけど、ディティールとか、ぼわっとしか思い出せないんだ。。でも大丈夫! このモダン・テクノロジー・ワールドでは一瞬にして世界中に全ルックが発信されるのだから、ディティールは後からそちらで存分に確認すればよろしい。では現場にいるわたしができることは? もちろん、Don’t think, Feel!ってやつよね! あしたも楽しむわァ~!!(前向き)<続>

 

Illustration : aggiiiiiii

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aggiiiiiii(アギー)
兵庫県生まれ、東京在住。2007年よりオルタナティブカルチャージン『KAZAK』をはじめ、2013年にはソフィア・コッポラ監督『ブリングリング』のオフィシャルファンジンも手がけた。とりあえずなんでもDIYでやろうとする。旅行が好き。www.kazakmagazine.blogspot.jp

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