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LIFESTYLE

「おきゃんてぃーず」の25歳はこの1曲!坂本慎太郎/『ナマで踊ろう』

「この人は何をして生計を立てているのだろう?」

 

平日の午前中温泉へ行くと、みごとに老人ばかりだ。

僕みたいな働き盛りっぽい年齢の人間が、一人うろちょろしているとそんな視線を浴びる。

でも、そんなことは関係ないのでR。

意外とお湯に浸かりながらも忙しいのだ。

穴という穴をすべて開いて、大地からの「恵み」を体にすべて取り込まなくてはならない。

「集中」そして「緩和」

毛穴で息を吸って吐くイメージだ。

あくまでも顔は無表情で、やるのがポイントだ。

変な人と思われるのは嫌なのでR。

 

今回の「25歳はこの1曲」

坂本慎太郎 『ナマで踊ろう』 (2014年)

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“どうせこんなの茶番だ なんて 口にしちゃだめだ

もうそんなのみんな知っている

楽しい事話そう もっと お化粧した俺は

いい感じで目が死んでるね“

 

“ナマのコンガで踊ろう

ナマのステップを刻もう

ナマ身とナマ身で揺れよう 永久に“

 

カーティス・メイフィールドやダニー・ハサウェイのとこなんかで活躍した

名パーカッショニスト(故マスター・ヘンリー・ギブソン)を彷彿とさせるコンガの響き

カーティスの 「Move on up」にも通じる。

その70年代初頭のシカゴの格好良いブラックフレーバーに、

2014年の坂本慎太郎さんの独特な歌詞と声がいい湯加減。

良い音楽とはコレ。

 

ところで、みんなは混浴って抵抗ある?

全国的に、混浴って減ってきてるんだ。

個人的には、海外行くと「ヌーディスト・ビーチ」行っちゃう派だから

この流れは残念でならない。

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「Cayo Largo del Sur, CUBA」
僕が今まで行った中で、Bestなヌーディストビーチ。キューバの小島。
死にたくなるほどに美しい。もちろん水着もOK!

 

青森や岩手でも元々混浴だった素敵な温泉が、どんどん男女別になってきちゃっている。

いい面もあると思うけど、それで本来の温泉のグルーヴ感じられるかな?

もっと ナマ身とナマ身で揺れようよ。

きっと Nanika が生まれるはずだよ。

 

“昔の人間はきっと

音楽のかかる場所で

いきなり恋とかしてた 真剣に“

 

最近はインターネットの弊害で、音楽が身近になっているようで遠くなってるね。

Youtubeなんかで、気になったのすぐチェックできちゃうのって、ある意味、味気ないよ。

 

良い音楽を聴くためには、素敵なBARなんかに足を運んで、

知らない人と会話したり、ダンスしたり、

一緒に酔っぱらったりなんかしなくちゃね もっと真剣に。

 

“どうせこの世は幻 なんて 口にしちゃだめだ

もううっすらみんな知っている

悲しいことだろうと 全部 あくびして消えた

さあにっこり笑って俺と“

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PROFILE●田邊慎一郎1975年青森市生まれ。エフエム青森にて、類いまれなる音楽知識をもとに「おきゃんてぃーずのおきゃんてぃーぱーてぃ」のDJを担当。(A.K.A.津軽に降りた最期の天使)。大学卒業後カメラマンを目指し、NYや中南米、アジアを放浪後、なぜか料理の道へ入り、味にうるさい女子たちを魅了するシェフへと変貌。現在 レストラン Teraにて、オーナーシェフまで担当。

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