2018年上半期、蠍座は
「あれ、私落ち着いた? 」
2018年上半期の
運勢は?
一心不乱の頑張りから、
確実に結果を出していく一歩。
2018年上半期のあなたのオーラは「確実に結果を出していく」という茶色が出ています。蠍座から茶色が強く出るときは実は結構珍しいのです。オーラカラーの茶色には「基礎固め」「家族」「一歩ずつの着実な踏み固め」などの、いわゆる「地味だけど確実な結果をひとつずつ残していく」という意味があるのですが、蠍座の性質ってもっと「血が騒いでナンボ」「地味に見えて誰もが予測もつかないような爆発力を見せる」性質を持っています。


でも、この2018年の上半期のあなたは「結果に向かって着実にひとつひとつの基礎固めをする」という過程をとても大切にするのです。
あなたに何が一体起こっているのか? それを一緒に見ていきましょう。
2018年上半期、
いろいろな状況が落ち着いていく。
2018年上半期での、あなたのスタートとなる言葉は「あれ、私落ち着いた?」というものになります。蠍座の人にはデフォルトで「切羽詰まっている」ということがあります。これは何か無茶な頼まれ事をするのが当たり前であったり、自分がいる職場の状況を人に話してみると「え、それおかしくない?」と言われたり、蠍座の人生って「何だかよく分からない事態を気合いと根性と『そのときにしか出せない奇跡の爆発力』で乗り切る」というような展開が多いのです。そして、火事場や修羅場であなたは奇跡の力を発揮する人でもあるから、大げさな話ではなくて後になってあなたが「修羅場の全盛期」を思い出したときに「あのときよく生きてたな」と感慨に浸るようなことも当たり前にあります。
「蠍座の人生は無茶なことが多い」
これが当たり前にあるから、あなたは険しい登り坂をいつも全力で走りながらも周りにいる人たちのことを気遣い、世話できる人は世話をし、常に先の目標を定めて、時々ぶっ壊れて部屋で横たわり、そしてすぐ翌日には気合いで回復してまた日々の生活に全力を尽くす。
そういう修羅場であることが当たり前だったあなたが、2018年に入って気づいたら落ち着いているのです。
では、2018年上半期に落ち着いたあなたはどうなっていくのか? それを次にお話ししていきたいと思います。
「落ち着く」に慣れていない蠍座。
ここまでも見てきたように、あなたは2018年で基本的に「どうなるか分からないから常に先に備えて気を抜かない。そして常に全力で走ろうとしている」という不安定な状況に対して「落ち着く」が出てくるのです。
「何かいろいろあったけど、とりあえずひと息ついていいのかな。今の自分は何かしてもいいし、何もしなくてもいいし。急いでもいいし、ゆっくりしてもいいし」
という感覚になっているのです。
それで、これは個人差が出てくるのですが、
「とりあえず落ち着いた私」
に対してどう思うか? が重要になってきます。「このまましばらく落ち着くことも悪くない。これを機会に旅行とか行こうかな」と思うか。それとも「いや、ここで落ち着いてはダメだ。また全力疾走を取り戻さなければ私じゃない」と思うか。もしよければいったんここまでで読むのをやめて、飲み物でも飲みながら「私はどっちだろう?」と考えてみてください。しばらく待ちますね。
はい、どうしたか? それぞれの答えはそれぞれの胸に置いといて、「今の時点ではよく分からなかった」という答えでもOKですよ。ちょっと話題を変えて「なぜあなたは落ち着いたのか」という話をした後に、再び「落ち着いた後のあなたは何を目指すのか」を最後に話していきたいと思います。
なぜあなたは落ち着いたのか。
ここ数年の蠍座が「落ち着かなく、全力で走ってこなければならなかった理由」はいくつかあるのです。
その大きな理由のひとつに「巣作り」が挙げられ、あなたは実は5年ほど前から「あ、私は落ち着いていくために腰を据えて居場所を作らなきゃ」と思って「鳥が自分の巣を作るために木の枝を持ってきたりするように」走り回ってきた感覚なのです。その「巣作り」がとりあえず2017年の段階でいったん落ち着きます。
そしてもうひとつの理由として、「人間関係や義理や恩からなかなか離れられない」というあなたの性質に由来するものがありました。蠍座はただでさえ「やりきった感」を覚えるのが難しいのです。あなたは日々の仕事なり、出来事なりについては「やりきった!」という実感を得るために全力でやることがあります。でも、特に人間関係において「愛憎が交じり合った深い関係性」になりやすい人なので、なかなか「良い距離間を保った関係」を続けるのが苦手なところもあります。でも、2018年からあなたの人間関係において強く「自立」が出てきます。つまり、今までのあなただったら「徹底的にこの人に関わったり、尽くしたりする」という濃い距離間の関係が、「自分でやってみます。あなたはあなたの時間を楽しんで」とお互いに言い合える気持ちの良い距離を作っていくことができるのです。
そして最後に、あなたが落ち着かなかった理由。それは「見えない負けず嫌い精神」に起因します。あなたは実は(これは恥ずかしいことではありませんよ)評価がほしい人なのです。
- ・「あなたを特別に必要としている」と強く思われたい。
- ・自分にしかできない特別なことをやって、他人から特別に必要とされたい。
- ・負けたくない。一番でいたい。
そういう負けず嫌い精神と「評価がちゃんとほしい」という気持ちがあなたには強くありました。
この「他人からの評価」と「負けたくない」という気持ちについては、2018年も引き続き課題として引っ張っていきます。この気持ちに対してどう自分なりに付き合っていくかが結構重要になるのです。
最後に「落ち着いた後のあなたは何を目指していくのか」についてお話しをしたいと思います。
落ち着いた後のあなたは
何を目指していくのか。
あなたは別にこのまま「ずっと」落ち着いてしまう人ではありません。状況はまた楽しく激しく動きだしていきます。でも、せっかくならばこの2018年上半期に訪れる落ち着く状況を楽しんでもらいたいのです。
「いつかゆっくりしたい」。その願望はあなたにもあったはずです。でも「ゆっくりする前にいろいろなことを終わらせなきゃ。そうじゃなきゃ安心してゆっくりできない」とも思ってきたはずなのです。
だからこそ、ここでいったん「今までの自分」に対して「終結宣言」を出してしまってもいいと思います。
「今までどうもありがとう。もちろん、まだ納得がいっていないことも、まだ継続して頑張っていかなければいけないことはある。でも、ちゃんと私なりに至らないことがあったとしても誠心誠意向き合ってきたものもある。それをとりあえずいったん2018年に入る前に終えて、ひと区切りつけて、新しいステージに行くと誓おう。いろいろとどうもありがとうございました」
と言ってください。もしできたら年末に神社や自分なりのパワースポットに行ってお礼を言ってきてもいいです。
今までのあなたが終結し、新しいあなたが始まる。それはゆっくりでもいいです。
ただ楽しむこと。焦らないこと。そして「ひとつひとつを丁寧に終わらせる」ことを大切にすること。
あなたの2018年がとても素敵なものになりますように!
仕事運はどうなる?
仕事以外の時間が大切になる。
2018年上半期の仕事面でのあなたのテーマは「仕事以外の時間が大切になる」です。まずこの2018年の仕事面というのも「落ち着いていく」ということが前提として出てきます。そのときに、あなたにとって「落ち着く」という感覚は恐怖に感じる場合が多いです。どういうことかと言うと、蠍座の人って「波瀾万丈のなかで、ピンチとチャンスがごった返しているところで、ピンチを乗り越えチャンスをつかむ」という才能がズバ抜けているから。だから、ある程度「場」が荒れるような場所で「明日何が起こるかわからない」状況のほうが得意なのです。それで、この2018年は仕事運がちょっと落ち着きます。そのときにすごく必要な考え方が「仕事は仕事」と少しだけ割り切ってみることです。というのは、まだこの上半期には「あなたがいろいろどうしていくか決断するカード」が出そろわないのです。だから、仕事をよくしていくためには「仕事以外の時間」が大切になってきます。いろいろな人に会う、自分なりの自由研究を進めるなど。習い事などもすごく良い時間になってきます。
恋愛運はどうなる?
サブストーリーを作る。
2018年上半期の恋愛面でのあなたのテーマは「サブストーリーを作る」です。ちょっとまず用語を説明したいのですが、蠍座にはいわゆる「自分が誇りをかけて大事にしているもの」があります。ちょっと小難しい言い方をすると「私はこの仕事をすることが、私が生きている証明」「私はこの人を愛することを一番にしてきた」など。それはもちろん言語化や意識化されていないなかでも「このために命を失ってもいい」と思うぐらいの思い入れのある大事なものや守るべきものは持っています。それを用語として「蠍座の本編」と言いたいのですが、2018年上半期においては本編に対してあなたは「手を放せる」感覚が芽生えてくるのです。ですから、本編以外で「身を寄せられる場所や時間作り」が恋愛や良き出会いにすごくつながっていくのです。一番おすすめなのは何らかの習い事です。もし、習い事がお金も時間もかかって無理そうと思う人は「餃子パーティーの会」など、そういう手作りの活動をやってほしいのです。部活を作るイメージですね。強制参加ではない、みんなで緩く集まる会を作ってもらいたいのです。海外旅行に詳しい人を講師に招いて「海外旅行に行く会」でも。
そこで大事になるのが「顔見知りの、友達同士や身内だけで固まらない」ことです。何か友達が連れてきたお友達でもいいですし、そういう「普段入らない空気」に触れて循環させるイメージで。その部活のような会は緩い会なので自然消滅しても構いません。一生懸命やりきって組織の繁栄に尽くすというよりは「みんなで楽しむ」という意識を持ってみてください。そこで出会っていく人は恋人にまでならないことがあっても、あなたの人生に楽しみを与えていってくれます。
「深く、濃い」蠍座の恋愛から、サブストーリーの「浅く、楽しい」恋愛へ。
月ごとのアドバイス
- 1月
- ワクワクを取り戻す。
- 2月
- ワクワク自由研究。
- 3月
- 自由な私。
- 4月
- 知りたい気持ち。知り合いたい気持ち。
- 5月
- 報われだす。
- 6月
- 一線を引くから仲間へ。
★マークのついた⽉はラッキー⽉です。



ワクワクを取り戻す。
「固まった自分を解放させる時間」の茶色が出ています。一年の始まりにおいて、あなたはふたつの気持ちからスタートします。ひとつは「ワクワクして、今年もいろいろやってみたい」という気持ち。そしてもうひとつが「いろいろ面倒くさいな」という気持ちです。いきなり身も蓋もないことを言ってごめんなさい。人によって「ワクワク」か「面倒くさいな」のどちらかに気持ちの比重が偏るのですが「面倒くさい」と思った人は自分が主役ではなくなっている可能性があります。どういうことかと言うと、蠍座には「良くも悪くも誰か強烈な影響力を持っている人を一番に補佐する役割」が与えられやすいため、自分の生活のペースが「補佐する人が第一になって、自分はその影武者」のようになってしまうことがあるのです。でも、新年の始まりは「自分が主役」という気持ちからスタートしてみてください。もし可能なら、洋服やファッションを正月明けに見にいってみてください。そこで実際に買わなくてもいいのですが、「世の中では今こういう服が出ていて、それを着たら自分もビシッと背筋が伸びるだろうな」という実感をそこで得てください。「カッコいい自分になる」。それがあなたの主体性を取り戻していく感覚になるから。だから何かを思いきって買ってしまってもいいと思います。



ワクワク自由研究。
「ワクワクする時間」を表すオレンジ色が出ています。人によってはまだ2月まで「なかなかエンジンがかからない」と思う方がいるかもしれません。でも、それについて先に言っておきたいのですが、それは「今までの自分のやり方でエンジンをかけようとしているから」なのです。蠍座のエンジンは非常事態に対して強く反応し、爆発的な力を出します。だから、そんな蠍座にとって「ただ楽しむ」ってちょっと苦手かもしれないのです。あなたにとっての「楽しむ」とは「明日がどうなるか分からないから、今日を命懸けで楽しむ」という感覚に近いのですが、今年は「落ち着いて、普通に楽しむ」ことができます。そういう意味でこの2月は「何か興味があったけどなかなかできなかった自由研究」をやってみるのにとてもいい時期です。博物館に行ってみる、お菓子作りを始めてみる、そういう「平和な楽しみ」に対して時間を取ってみてください。その作業をすることによってあなたの心身が2018年仕様に落とし込まれていきます。



自由な私。
「愛着の力」を表す薄いピンク色。そして「自由な私」を表すオレンジ色が出ています。3月があなたにとってひとつの大事な時期になります。どういうことかと言うと、今年の蠍座は「とりあえずやってみよう」など、エンジンが150%はかからない「少しライト(light)な感覚」を持っているほうがいろいろとうまくいきます。あなたは何かに対して本気になっていくと、とにかく「徹底的にそのことだけを考えてやりきろう」とする、いわば「戦闘モード」のスイッチが入る人なのです。それは確かに素晴らしいのですが、いったんあなたにそのスイッチが入ると「5年間、そのものだけを手に入れるために、ほかのすべてを犠牲にしても構わない」というような「命懸け」の匂いがどうしてもしてきちゃうのです。でも、まだそのスイッチを入れるときにあらずで、この時期にあなたは人なりモノなり目標なり、何かに対して「好意」や「手に入れてみたい」という気持ちが起きたら「手に入れてもいいし、手に入れなくてもいい。そのどちらの結果になっても楽しむことが大切だから。私は手に入れたあなたも、手に入れないあなたも、どちらも好き」と自分に対して声をかけてあげてください。



知りたい気持ち。知り合いたい気持ち。
「童心に帰る」を表すライムグリーンが出ています。ちょっとこういう話をしたいのですが、小学校や中学校のときに、ちょっと不謹慎な話なのですが、ある教科の先生が風邪を引いて休むと「自習」の時間になりましたよね。その時間って異様にテンションが上がると思うのです。自習の時間は「突然降って湧いた神様からのサボっていいですプレゼント」という感じで、それぞれの子どもたちが自分のやりたいことに集中します。4月はそういう「自習の時間」です。ただ自由に、「やってみたい。知りたい」そして「知り合ってみたい」という気持ちを優先してみてください。カッコつけないで、気構えないで、自由に。「あ、この人とは仲良くなるだろうな」という直感が冴えます。できれば、そういう人と今の自分の立場や年齢は関係なく「あなたは何している人なの?」と、小学生が新しいクラスで仲良くなりたい子に話しかけるみたいに話してみてください。きっとそれがあなたにとっていろいろな楽しい出会いになっていくから。



報われだす。
「蓋が取れる。報われだす」のターコイズ色。そして「行動したことが自分の成果になっていく」を表すオレンジ色が出ています。5月のあなたは今まで準備してきたこと、特にこれまであなたが「自由研究」と称して本業とは関係ない会合や、知り合うこと、習い事など、そういうことが思ったよりも楽しい形で開花し始めます。「真剣ではあるけど命懸けではない。ただそこにいることを1%でも楽しむこと」と、この緩い姿勢を持った人は5月にすごく大きな出来事によって報われだします。だから、ここでもう一度だけアドバイスをさせていただきたいのですが、蠍座は「解決」を急ぎすぎます。「私がなんとかする」「私が全部背負う」という感じで、せっかちな自己犠牲を払うことによって事態を修復させる癖があるのです。でも、その自己犠牲をやめて、「私が背負う」のではなくて、みんなで共有してください。孤高のカリスマではなくて、親しみがあって茶目っ気のあるカリスマになっていくのが目標です。



一線を引くから仲間へ。
「仲間へ」の緑色が出ています。5月までの動きと連動して、この時期にあなたは自分が好意を寄せる人たちと一層縁深くなっていきます。蠍座は「本当にプライベートまで付き合う人」は厳選します。特に、仕事方面などで知り合った人とは「自分はプロとして必要とされたい。余計な私情をかけられたくない。一線は引いておきたい」という気持ちがあります。「仲は良いけど孤高」の性質を持った不思議なキャラなのです。でも、この時期のあなたは「この人と一緒にやっていきたい」「この人たちと一緒にいるとお互いに高まる」という気持ちが湧きます。それまであなたの心のなかにあった、どこかで「自分ひとりでやらなきゃ」の気持ちを乗り越えて、「一緒」であることを選んでいきます。だから、好意を勇気に。自分の殻にこもらずに、この5月はアガってください。青臭くあってください。「一緒にやろうよ!」「一緒に楽しもうよ!」という誘いをあなたからするのがおすすめです。
しいたけからの
魔法のメッセージ
2018年上半期のテーマに「落ち着く」とあって、はじめはおそらく戸惑うと思うのです。「こんなことをやっていていいのか」「自分から動いて流れを作らないで、流れに身を任せていていいのか」って。でも、この上半期にあなたが得られる宝物は、そうした「危機感」を脇に置くことなのです。「何かが起きたら、起きたときに考えたらいい」ぐらいの気持ちで腰を落ち着かせてほしいのです。危機感を常に背負ってきたからこそ、あなたは「放浪の助け人」でいられました。旅先で出会った人たちを助けていくような運命。でも、その危機感を脇に置くことによって、あなたなりの「落ち着く居場所」ができていくのです。 あなただけが背負い込まないで「ただ参加して楽しい居場所」が、あなたにいろいろな幸せをもたらしてくれるスタート地点になっていきます。緩いペースで開発していきましょう。

しいたけさんが登場!
INSTA LIVEをお見逃しなく。
しいたけ占い上半期公開を記念して、占い師しいたけさんが12星座別のINSTA LIVEを開催。星座別にお悩みや質問も募集中なので、ぜひ参加して! 詳細はこちら。

HOROSCOPE:SHIITAKE
ILLUSTRATION:TAROUT
EDITOR:CHIKAKO KURAZUMI