かなり強く運が味方する。
2018年上半期のあなたのオーラは「ポップ。軽快」の水色。「運が味方する」のオレンジ色になります。まず大事なことを言うと、2018年はあなたにとってすべての風向きが良くなります。いわゆる幸運がとても強く訪れやすくなるのです。今回、あなたがこの幸運の風にどう乗っていくべきかのアドバイスを中心にお届けしていきたいと思います。


「山岳モード」から「南国モードへ」。
2018年のあなたは「山岳モード」から「南国モード」になっていきます。言葉の説明からすると、獅子座は通常「山岳モード」であることが多くて、それは険しい山を登るときにはきちんと計画を練らなければいけないし、「今日は何合目まで登るのか」と計画を確実に遂行する知恵と体力が必要になるし、何よりも「登りきるんだ」という強い精神力を必要とします。そういう意味で獅子座は「何をするにしても、名誉と、自分の成長が伴う苦行」が少し好きだったりもするのです。
それに対して「南国モード」というのは「今日どうする? ショッピングに行こうと思っていたんだけど、天気がいいからハイキングにしようか? それともビーチでゆっくりする? あ、それともバーベキューやっちゃう?」という感覚です。計画性重視ではなくて、その場で「もっとこうしたら私たち素敵な時間を過ごせるんじゃない?」という思いつきのほうが重視されます。
「山岳モード」「南国モード」にはそれぞれ長所と短所があるのですが、その話は置いといて、とりあえずあなたは2018年に「南国モード」になります。
先が分からない。
なぜあなたが南国モードになっているかを簡単に説明すると、その大きな理由が運の節目が変わったからです。勘がいい人は気づいていると思うのですが、獅子座は2017年までが大々的に「準備期間」でした。つまり、南国モードになるために「手をつけなければいけないことは全部手をつけていた」段階なのです。
自分のなかで大きな「開放感」が出てきて、今年はいい意味で「先が分からない」感覚が強くなります。計画通りにいかなくても、「絶対に私は〇〇をしなければいけない」とならなくても「あ、そしたらこうしようよ。バーベキュー」など、その場で思いついてテンションが高くなるほうの選択を重視できるようになってくるのです。なので、ぜひこの上半期はお友達と一緒でもいいから賛同者と「無計画旅行」に行ってほしいのです。現地の空港や駅で「今回の旅はこっち方面に行ってみよう」とやってみてください。2泊3日のうち一日だけ無計画になってみる。「旅レポーターごっこを突然やってみて、お店の味を友達が構えるカメラの前で言ってみる」など。もちろんあんまり迷惑にならない範囲でやってみるとすごく楽しいですよ。
獅子座特有の重々しさがなくなっていく。
南国モードになったあなたは「その場でのテンションと思いつき」を大事にするようになります。その結果、あなたに大きな変化が訪れるのです。まず、獅子座特有の「深刻さ」や「重々しさ」がなくなって、チャンスを掴み出します。獅子座のアイデンティティは「これだけ頑張ってきたんだから、結果がどうなろうが私は傷つくことはない」という、自分の準備と自信、そして本番になってやってきたことすべてを叩きつけようとする闘争本能なのです。でも、2018年は闘争本能よりも「楽しむこと」を強く重視するようになります。
獅子座は過去から積み上げてきた現在、そして現在から努力をして積み重ねられていく未来に対して気を抜かない人なのです。12星座中一番ぐらいに自分のキャリアや積み重ねてきたものに対して油断のない人。たとえば、ほかの星座だったら料理の途中でつまみ食いをしちゃうし、途中でお腹が空いて「じゃあまだ2品足りないけど食べちゃおうか」ってなるのだけれど、獅子座は最後のデザートまで仕上げて「いただきます」をやりたい人です。
でも、この上半期のあなたは無計画になって「ちょっとつまみ食いしちゃおう」という気分にもなれます。それが起きたときには「自分を罰する」なんてしないで「開放感が出てきたんだな」と思ってあげてください。
準備ではなく本番。
あなたはこの上半期に強く「開放感」を味わいます。そしてその開放感は、あなたが普段から大事にしてきた価値観に対しても強い変化をもたらすものになります。
どういうことかと言うと、あなたは普段はどちらかと言うと「油断」のない人です。それは先ほども説明したように「気を抜かないで頑張り続ける」ことによって、自分にしか目指せない高みを目指します。
それはとても素晴らしいことなのだけど、その結果、獅子座の人生は「気づいたらいつも緊張している」と、ずっと力を込めている形にもなってしまいます。
だから覚えておいてください。あなたにとって開放感とは「たまには無計画になる自分を許すこと」なのです。
きっちりやって「とにかく時間を無駄にしない」にこだわるのではなくて「今日の私は多少の無計画を楽しむ」という新しい価値観を持ってみてください。
その結果、あなたから「今までとは違った野心」が出てきます。キャリアや「将来」に対する野心ではなく、「どう人生を楽しんでやろうか」という野心です。
そう思えたときにあなたの人生は本番を迎えていきます。
あなたは努力家であるからこそ「本番を迎える前の完璧な準備」をやりすぎてしまったことが何回もあったと思います。
でも本番って、ただ緊張を強いるものや、結果を出すものだけではなくて、「その場を最大限に楽しめるお祭り」という面もあるはずです。
だから、本番を心ゆくまで楽しむ。「今ここに向き合える面白さと奇跡」を感じる。だってもうそれは来年にはないかもしれないのだから。何かをやっているときに「結果」だけを考えない。「これをやってどうなるのか」と戦略に走りすぎない。安心感や確証を求めすぎると目の前にある物事から面白さがなくなってしまいます。
「先が分からないぐらいの夢中」
それをこの上半期は歓迎してあげてください。確実性よりも面白さのほうを! 面白さを追求するあなたはこの時期に大きな成長を遂げます。ぜひやってみてください。あと、しつこいけれど「レポーターごっこ」はやってみてください。「このおうどんはコシがあって、まあ、なんておいしいんでしょう。言うならば味の宝石箱です」など、そういうことをやるとあなたの茶目っ気と「物事を楽しむ力」がとても増大します。とにかく楽しく!