何となく続けてきたことを辞めていく。
2018年上半期のあなたのオーラは「整理」や「等身大」を表す青色が出ています。このオーラカラーの青色は、2018年上半期において「今までは続けてきたけど、今後の自分にとって必要のない習慣や余計なものが洗い流される。整理していく」という意味を強く持っています。


- ・今まで何となく続けてきたこと
- ・何となく放置してきた自分の弱点
- ・何となく繰り返してきたいつもの習慣
そういうことに対して大きなひと区切りをつけて、まったくゼロからの自分にチャレンジしていきます。
「何となく」という感覚。
そもそも、牡羊座を動かす感覚は「何となく」なのです。あなたは好きな音楽、いつの間にか続けるようになったゲーム、そして自分の仕事など、スタート地点において明確な理由があったわけではなく、「何となくピンときたから」「何となく面白そうだったから」という理由で始めます。それだけあなたにとって「何となく」という感覚は人生を大きく変化させることがあるぐらいに重要な感覚になります。
ですから、「何となく」が起こる前の牡羊座って結構テンションが低いことも多いのです。様子を見ながら「あー、面白いかも」と思ったら次の日も続けていくし、「ピンとこないな」と思ったら次の日からやらなくなったなど。でも「何となく面白そう!」と火がついたらものすごい勢いで輝き出すのです。
「初動は遅い。でもハマり出してからの勢いはすごい」
それがあなたの特徴なのです。
新しい10年の始まり。
もし、あなたの人生の時間を10年で区切るとするならば、2017年がこれまで「何となく」で始めた旅の終わりの時期で、2018年からが「新しい、何となくの旅の始まり」の年になります。
だから2017年に、勘のいい牡羊座の人は「これまで続けてきた自分の活動や習慣」などをスパッと勢いよくやめてしまうのです。その理由は「もういいや。十分やったから」です。
2018年からの新しい10年の始まりはどういうものなのか? それについて説明する前にもうひとつだけ耳に痛いかもしれないのですが「あなたの弱点」について話させてください。
牡羊座が持つ弱点~盛りたい私~。
牡羊座は、自分に自信がなくなると「自分には何もない」ことにひどく弱気になってしまって、ネガティブな自分のイメージを思い込みすぎてしまうことがあります。「この私は全然カッコよくない。自信も持てない。何もかもダメ」というように、極端に自己評価を下げてしまいます。
あなたは強いときと弱いときがかなりハッキリしています。具体的にあなたは自分自身に対して、
「私は自分に勢いがあるときは強いし、運にも恵まれる。奇跡の力も起こせる。でも、自分に勢いがないときには本当に何もできない。傷つきやすくもなる」
と思ってしまうのです。
そして、弱っているときにどうしても見栄を張ってしまいたくなるのが牡羊座の持つひとつの特徴なのです。ごめんなさいズケズケ言ってしまって。
- ・これだけ多くの有能な人間関係に恵まれている私
- ・“ブランド”と呼ばれるものを愛する私
- ・今まで自分のプライドと愛に賭けて背負ってきたもの
あなたはこれまで「自分の気持ちやテンションを上げるもの」を強く大事にしてきました。
2017年までは「自分をいつもの自分以上に強くして戦い抜く力」があなたには強く必要だったのです。それだけあなたは激動をちゃんと駆け抜けてきたから。それは誰にでもできることじゃなかったし、すごいことだったのです。でも2018年は等身大のほうの自分の輝きを取り戻す力が強く働きます。
「何かを得たあとの私ではなく、何かを得る前の私」が2018年のあなたがなっていく「自分」なのです。
「背負ってきた肩の荷物を下ろして、もう一度自分だけのワクワクする力で、等身大の自分に戻り、ゼロから始める話があってもいいんじゃないか」
戦闘モードになって「倒れるまで頑張って、他人に自慢できるような成果を得ていく私」ではなく、もっと等身大の自分を見つめたくなった。それが2018年に至るまでにあなたに起こる心境の変化なのです。
無理をやめてみる。
正直になってみる。
なぜあなたがいつも「ちゃんと気合いを入れて、いつでも戦える自分に仕上げておきたいのか」についてもうちょっと説明させてください。
牡羊座には大きくふたつのモードがあるのです。
そのふたつは「ジメッとしたモード」と「カラッとしたモード」です。「ジメッとしたモード」はふてくされてしまったり、自分が持っている力をすごく過小評価してしまって「いいよ、私なんて」と言ってしまっている状態。そして「カラッとしたモード」は本来のあなたが持っている「子どものような無邪気な魅力」です。本来、あなたはみんなの前に登場するだけで「何か面白いことが起きそう」と注目が集まり、あたり一面がパーッと無邪気に明るくなるような楽しい空間にさせていく力を持っているのです。
この2018年は「カラッとしたモード」です。必要のないカッコつけはしないで、Tシャツとビーチサンダルで海に行くような感覚。その感覚でいろいろなことに臨んでいけば大丈夫です。
そして、「ジメッとしたモード」に入ったときは、自分が「頑張ってきて疲れているんだな」とシンプルに思ってください。そこで「私は必要とされているのか」など、深く考えようとすると動けなくなっていってしまいます。
自分自身のデリケートさを知り、自分を大切にすること。「大切にする」というのは「あ、ネガティブモードが始まった。疲れているんだな。よく頑張ってきたから、今日か明日は早く寝よう」という体力の問題にしてください。
2018年上半期は今まで「他人にどう思われるか」という“他人からの評価”のための「無理」を控えて、自分の喜びのために自分の力を使おうとしていきます。
2018年、等身大の自分へ。
等身大の自分へ。これが一番大きな2018年上半期のあなたのテーマになります。この等身大モードに入ったあなたは
- ・できることは驚くほどスムーズにできていく。話が前に進んでいく
- ・できないことはどうあがいてもできない
と、「できること」と「できないこと」に大きな差がついていきます。
だから、できる限り今年は「正直」をモットーにしてください。
自分に正直に。そして他人に対しても正直に。
できないことがあっても「こんなことができない私は恥ずかしい!」と自分のプライドが傷つく必要はなくて、「あ、これできなかったんだ。じゃあ他人にやり方を聞いてみるか、それか誰か得意な人に任せてみよう。もう一度ちゃんと勉強し直そう」など、淡々と対処していきます。
繰り返すけど、「他人から必要とされているかどうか症候群」を抱えていたら「こんなこともできないなんて、みんなからバカにされて、必要とされなくなってしまう。何でこんなことでいちいち私が足を引っ張られなければならないの? ここまではちゃんとうまくやってきたのに!」と、その不安が巻き起こす嵐によって自分の体力が大きく削られてしまいます。
等身大でいること、正直でいることを大切にしてみてください。「カラッとしたモード」、つまりTシャツとビーチサンダルモードになったあなたからは力がみなぎっていきます。他人との比較ではなく、自然のなかに放たれた野生動物のように、その場を全力で楽しんでいくあなたに生まれ変わります。
シンプルになること。「何かを得たあとの私ではなくて、何かを得る前の私」になっていくこと。ただ笑うこと。ただ楽しいこと。先のことなんて見えなくても怖くない。
2018年のあなたはTシャツとビーチサンダルです。それが最強のあなたの姿なのです。冒険をしていって!