いつだって自然体、独自のニュアンスある美しさで世界中の女性から支持されるパリジェンヌ。そのパリジェンヌらしさはどうやってつくられるの? 知られざるその秘密について、生粋のパリジェンヌにして世界を飛び回るビューティジェットセッター、「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」のヴィクトワール・ドゥ・タイヤックに教えてもらうスペシャル連載をお届けします。第10回目はパリジェンヌ流の京都の楽しみかたについて。
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2018年6月に日本2号店となる京都店を河原町の京都BALにオープン。ヴィクトワールがつかの間の京都散策で教えてくれた、パリジェンヌ流の京都の楽しみかたとは?
はじめて京都を訪れたのは16歳、女友だちとのアドベンチャー。
ーーあなたにとって京都はどんな場所?
京都は、私が16歳の頃に親友のサラと一緒に、自分たちだけで訪れたはじめての場所よ。当時、東京にいる姉のところに滞在していたのだけれど、姉は仕事が忙しかったから私たちと一緒に京都に来れなかったの。だから、自分たちだけで京都に出かけることにして、ティーンエージャの私たちにとって、それははじめての冒険(アドベンチャー)だったわ!
ーー京都に行くと必ず訪れるお気に入りのスポット・場所は?
今回、京都を訪れたのは2回目、それも27年ぶりだったの。だから、いつも必ず訪れる場所というものがまだないの。これからお気に入りの場所を増やしていくのを楽しみにしてるところよ。
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大好きな銀閣寺、早朝がマジックアワー。
仕事の合間をぬってヴィクトワールが出かけたのは銀閣寺。美しい庭園も魅力の定番の観光地をパリジェンヌの目で見ると?
ーー銀閣寺のどこがお気に入り? どんなふうに楽しむのがおすすめ?
朝、一番乗りで訪れること! 仕事をしていると早朝ぐらいしか自由な時間が取れないということもあるけれど、観光地は混み合っていない時間帯に訪れるとゆっくりできるわ。銀閣寺のお寺やお庭は特に早朝がマジカルな時間帯よ。
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街歩きの息抜きは、ローカルなカフェで。
ーー京都でお気に入りのカフェを教えて
朝食をとるなら、丸太町のカフェ「ミーミーミー(ME ME ME)」。京都BALにあるロンハーマンのカフェもよかったわ。
ミーミーミー https://www.instagram.com/mememekyoto/
ロンハーマンのカフェ http://www.bal-bldg.com/kyoto/ron_herman_cafe.htmlーー1日オフができて京都を堪能するとしたら、おすすめのコースは?
実はまだあまり京都を知らないの、Vogue Girlのみなさんにおすすめのプランを教えていただきたいくらいなの。どこが良いかしら?
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オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー京都店。内装は19世紀のフランスがインスピレーション。フランスの職人が檜やオークを伝統的技巧で仕上げた重厚な薬局棚には、当時を彷彿とさせる薬壷が並ぶ。
ーーフランスと古都、京都。ふたつの歴史とカルチャーが時をこえて交わる、和洋折衷な京都店。そのブティックのこだわりは?
京都BAL内でビュリーのブティックを見つけるのは、まるで宝探し。まずは予想外のエントランスがあり、縄暖簾をくぐると、さらなるサプライズが待ち構えているわ。京都のブティックは、淡いブルーグリーンの壁と重厚な木製家具が独特な雰囲気を醸し出していて、とても安らげる空間なの。ビュリーのブティックならではのカリグラフィーや刻印など、素敵なサービスも、もちろんお楽しみいただけるわ!
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オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー京都店
京都市中京区河原町通三条下ル山崎町251 京都BAL 1 F
tel. 075-286-3584
営業時間/11:00〜20:00