機能ウェアとして出発しながらも、時代と共に親しまれ、ファッションへと進化したアイテムは数知れず。最終回は、コンバットブーツの着こなしをフィーチャー。ミリタリーウェアの足もとや屋外作業用の靴として用いられながらも、ファッションアイテムとしても進化してきたコンバットブーツ。50年代のマリリン・モンローから現在のベラ・ハディッドまで、クール&エッジィな着こなしを調査。
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マリリン・モンロー(1954)
1954年、マリリンが在外米軍を慰問したときに撮影されたショット。ミリタリージャケット×コンバットブーツの本気モードなファッションも、パンツの裾をブーツにINしたメリハリスタイルがマリリンらしい。
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1971年
コンバットブーツとエッジィなベルトがスパイスとなって、ショートヘアに似合うマニッシュなスタイリングが完成。冬コーデに、ジョガーパンツ×コンバットブーツも好相性。
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ザ・クラッシュ(1978)
メンズの着こなしもチェック。70年代に人気を博したロックバンド「ザ・クラッシュ」から学ぶのは、レザージャケットやスタッズジャケット、プリントTなど、これぞロックな着こなし。足元はコンバットブーツじゃないと決まらない!
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サラ・ジェシカ・パーカー(1987年)
おしゃれ番長の彼女がチョイスしたのは、オーバーサイズジャケットにハット、足元はコンバットブーツ。レッグウォーマーまでプラスした、80sライクなトムボーイルックは今でも真似したい。
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ウィノナ・ライダー(1991)
レザージャケット、プリントTシャツ、そしてコンバットブーツがあれば、当時のウィノナらしい小粋なマニッシュコーデが完成。ヘアはノンシャラン、レッドリップのフェミニンな味つけもエッセンシャル。
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リヴ・タイラー (1995)
映画『エンパイアレコード』で主人公のコリーを演じたリヴ・タイラー。彼女が着こなしたクロップトニットにチェック柄スカート、コンバットブーツのギャルコーデはまさに90年代!
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2018年
カラーのシューレースで差をつけるのも◎。カナリアイエローが目を引くファースリーブとの色合わせで、フォトジェニックに彩って。
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ベラ・ハディッド(2019)
フェミニンムードたっぷりなピンクジャケット×シャツのコーディネートは、デニムとコンバットブーツでハードにバランスを取ったのがベラらしい。さらにキャップを合わせて、上級ミックスコーデが完成。