機能ウェアとして出発しながらも、時代と共に親しまれ、ファッションへと進化したアイテムは数知れず。第5回目は、ダウンジャケットの着こなしをフィーチャー。真冬の釣りの防寒具として開発され、その後アウトドアギアとして定着していったダウンジャケット。ファッションアイテムへと進化していった80年代から、現在までの着こなしクロニクルをチェック。
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イネス・ド・ラ・ フレサンジュ(1984)
冬のフィッシング用に開発されたダウンジャケットがスキーウェアとして、また、ファッションアイテムとして進化していった80年代。「シャネル」の1984-85秋冬コレクションのランウェイで当時のミューズ、イネスが披露したメタリックジャケット×パールネックレスのスタイリングが最高にモダン。
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ブルック・シールズ (1988)
80年代を代表する女優、ブルック・シールズは、スキーイベントでライトブルーのダウンジャケットをコーディネート。パステルカラーにレギンス、ボリュームブーツの80sバイブあふれるコーデが今、また新鮮。
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ヴァネッサ・パラディ(1988)
16歳のころ、ヴァネッサ・パラディの初々しいスナップを発見。まだあどけなさの残る顔に、ダークトーンのダウンジャケット×デニムパンツのオーセンティックな着こなしがお似合い。
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エマ・バントン (1998)
人気絶頂だったガールズ・グループ「スパイス・ガールズ」の一員、エマ・バントンは、Tシャツにダウンベストを羽織って、90年代らしいストリートコーデ仕上げて。足元は厚底スニーカーがエッセンシャル。
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エマニュエル・アルト(2016)
スナップの常連、エディターのエマニュエルは、モードなカーキ色ダウンをまとって、パリジェンヌらしいシックなスタイリングへと昇華。ベルトのウエストマークでメリハリを出すテクニックも参考にしたい。
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ジェニー・ウォルトン(2018)
近年は、ボリュームレスなダウンジャケットも人気。フリルシャツにフローラルなスカートと、スポーティなダウンジャケットのイメージを覆す、フェミニン度たっぷりなコーデにまとめるのがファッショニスタの心意気。
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シタ・アベラン(2018)
漫画のようなプリントがユニークなサテンドレスに、真っ白なダウンジャケットをコーディネート。ハイパーミックスなドレスコーデがクール。
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ジジ・ハディッド(2018)
フォトジェニックなカラーとオーバーサイズシルエットは、最新セレブのダウンコーデに欠かせないキーワード。メタリックパンツをはさんだピンクコーデがスタイリッシュ。