機能ウェアとして出発しながらも、時代と共に親しまれ、ファッションへと進化したアイテムは数知れず。第3回目は、ケープをフィーチャー。その昔は狩猟で捕った毛皮を防寒具として羽織ったことが起源ともいわれ、礼装用としても進化してきたケープ。歴代&最新スナップから、ケープで導くドラマティックコーデをチェック。
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フランソワーズ・アルディ (1970)
60年代を象徴するフレンチ・シンガー、フランソワーズ・アルディ。レトロシックな花柄ドレスをケープコートでモダンに昇華した、クールなミックススタイルが彼女らしい。
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ビアンカ・ジャガー(1972)
70年代のおしゃれアイコンだったビアンカは、ジャケット×ケープのドラマティックなコーデでフェスに登場。ヴィンテージ感のあるデニムパンツでカジュアルダウン。
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1977年
上品なジャケットスタイルをケープ1枚でモダンに導くテクニックは、今見ても新鮮。ひざ下丈スカートにロングブーツを合わせる70sなバランス感も真似したい。
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オリヴィア・パレルモ(2014)
10年代を代表するおしゃれソーシャライト、オリヴィア・パレルモもケープを愛用。大判ブランケットのようなケープが主役の秋色コーデは、サイハイブーツでオリヴィアらしくエレガント&モードに引き締めて。
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カイア・ガーバー(2017)
ビスチェにビジューバッグ、バーガンディ色のパンプスなど、カイアにはめずらしいセンシュアルなスタイリング。ショート丈のケープジャケットを羽織ることで、ぐっとモードに進化。
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2018年
秋に活躍させたいユーティリティなカーキ色アウターは、ケープデザインを選ぶと新鮮。ニーハイブーツやロゴクラッチなど、シンプルならもキャッチーな小物使いで洗練させて。
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2019年
今季はデザイン性の高い進化系ケープで勝負。まるでジュエリーをあしらったかのようなケープに、スパークルなシューズ&バッグを追加してパーティにもOKなドレスアップコーデが完成。