時を経て愛される名作チェアに身をゆだねたら、いつもの秋の夜長が特別な時間に変身する。秋の週末、趣里と一緒に唯一無二な時を刻もう。

1950年代ミッドセンチュリーを代表するイームズ。少しノスタルジックな秋を助長する最高の座り心地の”イームズエグゼクティブチェア“。60年代フリースピリットなステートメントニットにチュールスカートのコージーモードで時代のレイヤードを感じて。

ぐるりと囲まれたフレームにレザーのクッションソファの美しいフォルムが特徴のル・コルビュジエを代表するグランコンフォールのLC3。シャツにベスト風ストールのネオスクールガールなレイヤードスタイルで、クールな佇まいとコンフォートな座り心地を少しやんちゃに楽しみたい。

ひとりの読書時間に座りたいのは1955年に発表されたジョージ・ネルソンのココナッツチェア。砕かれたココナッツの殻がインスピレーションというモダンかつ個性的なデザインは心地よい非日常感をもたらしてくれる。ドラマティックなダウン素材のフリルドレスで、夢の世界へ。

18個の丸いマシュマロクッションが並ぶ、遊び心溢れるネルソンのマシュマロソファ。アートピースのようなソファに呼応するのは、ネオンカラーを効かせたセットアップ。ジャジーでポップな気分が高揚感をもたらしてくれる。

ミッドナイトブルーのソファは イタリアの建築家・デザイナーのマリオ・ベリーニが手がけたティルブリー。薄い発砲ウレタンのパネルをジッパーで連結するモダンで軽やかなデザインにヘヴンリーな座り心地。真夜中を彷彿させる深いブルーにコージーなスクールガールで。

陽だまりのようなあたたかみのあるニットカーディガンにフローラル柄ドレス。まどろんだ午後にもたれかかりたくなるのは、バウハウスで学長を務めた建築家のミース・ファン・デルローエがデザインしたB42チェア。ミースの言葉「Less is More（少ないことは豊かなこと）」を体現したチェアは、美しく弧を描くスチームフレームに弾むような座り心地。

『VOGUE GIRL』恒例ムービー「90秒チャレンジ」に挑戦。90秒で可能な限りの質問にアンサー。