東京2020オリンピックという夢の舞台で、世界中のハートを射止めたスケートボーダー、四十住さくら。周囲を一瞬にして惹きつけるポジティブなエネルギー、進化しすぎるチャレンジ精神、そしてどこまでもフラットでピースフルな感性が私たちに教えてくれたのは、価値観も概念も超えていく新時代の「美しい生き方」の指針。何色にも染まらない白のルックを纏って、空高く舞う彼女の魅力を追いかけた。
東京2020オリンピックという夢の舞台で、世界中のハートを射止めたスケートボーダー、四十住さくら。周囲を一瞬にして惹きつけるポジティブなエネルギー、進化しすぎるチャレンジ精神、そしてどこまでもフラットでピースフルな感性が私たちに教えてくれたのは、価値観も概念も超えていく新時代の「美しい生き方」の指針。何色にも染まらない白のルックを纏って、空高く舞う彼女の魅力を追いかけた。
好きなことに出会えたときに感じる、ドキドキやワクワクする気持ち。時間を忘れてるほど無我夢中に、何度も何度も練習した日々が、その人を輝きを際立たせる。光彩が交差するスケートパークの中で、煌めくスカートとなびくロングへアが、風とともに美しく舞う。
心から好きなこと、楽しいことを見つけた人だけが手に入れられるのが、ピュアな笑顔。運の流れだって、空の色だって変えられるくらいのエネルギーがそこから漲る。金メダル級のスマイルを、トリコロールカラーの色鮮やかなニットでセレブレートして。
競争相手との勝ち負け、パフォーマンスの優劣より、大事なのは「今の自分」をどれだけ出しきれたか。軽やかに解き放たれた心に、やさしいニュートラルなカラーを纏って自由な旅へと出発。スケートボードが描く放物線を、未来への架け橋に。
世界を夢中にさせるのは、今と対峙し、わき目もふらずに未来を見つめるその眼差し。ストイックに突き詰めた先に宿る自分だけの個性を集め、誰にも左右されない健やかな心と美しさを纏う。駆け抜けた道に、彩り豊かな余韻を残して。
VOGUE GIRL恒例「90秒チャレンジ」に四十住さくらが挑戦。90秒後には、撮影後の楽しみにしていたクリームソーダが待っていることもあって、気合い十分!アイスが溶ける前に、できる限りの質問にお答え。
四十住さくら。2002年3月15日生まれ。兄の影響で小学6年生からスケートボードを始め、高校2年生のときに出場したプロスケーターへの登竜門「X-Games」で第3位、続く「アジア大会」「世界選手権」で第1位に輝き、期待の若手として注目を浴びる。世界ランキング2位で挑んだ東京五輪では、スケートボード女子パーク部門にて見事金メダルを獲得。初代女王に。Instagram:@sakura_yosozumi
MODEL: SAKURA YOSOZUMI
PHOTO: KENTO MORI
VIDEO: TOMOHIRO FUJII
STYLING: KUMIKO SANNOMARU
HAIR: KOTARO @ SENSE OF HUMOUR
MAKE-UP: NOBUKO MAEKAWA @ PERLE
EDITORS: GEN ARAI, YUKIKO MOROOKA, SAYA YONEKURA