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見えない部分で繋がり合う。母から受け継ぐマイ・ヘリテージ。【池田エライザのWISH LIST VOL.9】

池田エライザがゲストエディターとなって、気になるトピックをテーマに掲げるファッション連載。VOL.9は初めてとなる母との撮影が実現!ELAIZAとしてこの夏より本格的に歌手活動をスタートした池田エライザは、歌手でありモデルでもある母の存在をより強く意識するように。母から受け継がれるDNAや自分のルーツってどんなもの?スペシャルインタビューを2人のファッションポートレイトとともにお届けします。


歌手、モデルとして今なお活躍しているエライザの母・エリザベスさん。10月の連載テーマをエライザに相談したのは、本格的な歌手活動のスタートを発表した2021年の夏。幼い頃からステージで歌う母の姿をみてきた彼女にとって、歌うことはごくごく自然なこと。DNAに刻まれた彼女のルーツを紐解くべく、夢だったという初めての母娘撮影とスペシャルインタビューが実現した。

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歌が2人の共通言語。同じ居場所で輝く母娘の関係。

歌うことは、お母様から受け継いだDNAを色濃く感じられるものだと語るエライザ。歌をはじめたきっかけは?

エライザ(娘):学校から帰ったらランドセルを降ろして、ピアノの前に立って発声練習する、歌うことが当たり前の環境で育ちました。でも、それは歌を習っている感覚とは違って、まだ日本語があまり流暢でなかあった母とのコミュニケーションのひとつでした。

エリザベス(母):コミュニケーションとしてもそうだったんですが、4人兄弟の中でエライザだけ歌いそうだなと声や音感から思っていました。娘にも歌をやってもらえたらというのが私の夢でもあったので、4歳のときから英語の歌を練習させて、発音と発声をちょっと厳しいくらいにやりました。

エライザ:めっちゃ厳しかったんだよ(笑)。

エリザベス:歌の仕事の現場にもよく連れて行っていて…。そこで同じステージで立つこともありました。昔からエライザは本番に強くて、ステージでも物怖じしないその姿勢をみて彼女の才能を感じていました。

エライザ:確かに本番には強かったかもしれないけど、失敗したことも覚えてる(笑)!ブルーノートでの母のステージに立たせてもらった10歳のとき。『Carol of the Drum』を歌う予定だったんですけど、恥ずかしくて曲の歌い出しに間に合わなくて。そこから、ずっと黙って後ろにあった椅子をくるくる回して…(笑)。そのときは母が一緒に歌ってくれました。ステージやレコーディングスタジオ、音楽を作る現場にいることが好きで、楽しめるのは母に最初にもらったギフトでした。

体のパーツもマインドも! 細部に宿る親子の絆。

インタビュー中に、エリザベスさんが見せてくれたのは彼女がエライザと同じ25歳の時の写真。直線的に切りそろえられたヘアスタイルから凛とした眼差しまで、エライザにそっくり!改めて、2人の親子の絆を感じた2人に「特に似ているところは?」と聞くと……。

エリザベス:いっぱいあるけど、まずは顔ね。エライザを妊娠中、私にそっくりな娘が生まれて!とお祈りしていました(笑)。

エライザ:パーツでいうと小指。実は、手で小指だけが短いんですが、そのバランスが母もまったく同じ。親指は、長いのですがそれは父譲り。体のパーツだとここが両親の遺伝を感じる部分です。

目に見えるルックスの部分だけではなく、2人の間に流れる空気には同じ気持ちや価値観がシェアされているような温かな絆を感じます。性格や価値観の部分で似ているなと思うところはありますか。

エリザベス:エライザを見ていると私の両親(エライザの祖父母)のDNAもしっかりと刻まれているように思えるんです。父はコメディや歌、お芝居などテレビで活躍するフィリピンのエンターテイナーで、母は女優でした。父は、ちょっとお調子者なところもあったけれど、いつもみんなの笑顔を引き出していた人。私はシャイですが、エライザは誰にでも人懐っこくてそんなところに家族の繋がりを感じます。

エライザ:私は両親と祖父母のいいところをもらった感じ。私自身の本質は、休みの日は本を読んで過ごしていたいし、できるだけ家にいたい(笑)。祖父のようなちょっと陽気なDNAが自分に刻み込まれていなかったら、今のような表に出る仕事も選ばなかったかもしれないな。

母が着ていた「バーバリー」がファッションの原点。

今回の撮影で、母娘を繋ぐドレスコードとして選んだのが「バーバリー」のトレンチコート。2人にとって「バーバリー」は思い出が詰まった特別なメゾン。

エリザベス:エライザが生まれる前になるかな…。初めてブランドの洋服を買ったのが「バーバリー」でした。バーバリーチェックのスリムパンツだったんですが、穿いているといつも褒められて、大切に着ていました。

エライザ:まだメゾンのことをよく理解できていなかった中学生でしたが、母が纏う「バーバリー」のお洋服にインテリジェンスな魅力を感じていました。だから、クローゼットから勝手に拝借して遊びに行くこともしばしば…(笑)。

エリザベスさんが着る「バーバリー」の洋服に影響を受けたエライザさんは、今やブランドの顔であるアンバサダーです。伝統のあるメゾンのアンバサダーとして活躍されるエライザさんを見て、どんな気持ちですか。

エリザベス:もう信じられない!とっても誇らしくて、嬉しいです。

エライザ:ファッションのお仕事をしていくうちに世代やジェンダーを超えて、キャラクターを大切にする「バーバリー」のフィロソフィーを感じ、大人だけのブランドではないかもと思うようになりました。母が着ていたブランドを身に纏えるようになるのは、年齢的にもっともっと先のことだと思っていたけれど、アンバサダーをさせていただくようになって、今の年齢の私にも似合うブランドだと思うように。母が「バーバリー」を着ていなかったら、私もこんな風に意識してなかったかもしれません。

エリザベス:昨年、「バーバリー」のコートをエライザに初めて買ってもらいましたが、今でも大切にしていてタグがついたままなんです(笑)。もう少し先になってしまいますが、旅行でヨーロッパに行く機会に着ようと思っています。

エライザ:私としては、せっかくプレゼントしたんだから早く着てほしいという気持ちもあるんですよ(笑)!今日、私と母が選んだコートが違うように「バーバリー」にはいろんな型のコートがあるので、年齢や体に合うものを選んで経年変化を楽しんでいってほしいです。

意識せずとも自然と今いる場所に導かれて。

「ステージに立つ母をプロフェショナルとして尊敬しています。けれど、私たちは性格も違うし同じ人間ではないから、いくら親子であっても、母の真似や背中を追いかけるだけというのは違う気がするんです。ただ、お互いに今いるところが一番自然でいられる場所。いる場所が同じということになんの無理もしていないです。追い掛け合ってないし、いつも同じ方向を向いている訳ではないけど、引力のように互いに引き寄せあっているというのかな…」と、エライザは母であるエリザベスさんとの関係を語ってくれた。DNAに刻まれている母エリザベスさんからの贈り物を背伸びすることなく、大切に育てているエライザ。見えない部分でもしっかりと、深く繋がる母娘の絆の強さを感じて…。

ON ELAIZA:コート¥357,500(予定価格)/BURBERRY(バーバリー・ジャパン) ネックレス「クラッシュ ドゥ カルティエ」(上から:PG)¥2,270,400、(WG)¥2,428,800、リング「クラッシュ ドゥ カルティエ」人差し指(PG)¥266,200、中指・指先から(WG)¥412,500、(PG)¥385,000、ブレスレット「クラッシュ ドゥ カルティエ」(WG)¥1,095,600/すべてCARTIER(カルティエ カスタマー サービスセンター) シューズ¥115,500/JIMMY CHOO(ジミー チュウ) ON ELIZABETH:コート¥313,500(予定価格)/BURBERRY(バーバリー・ジャパン) リング「マイヨン パンテール ドゥ カルティエ」人差し指(YG)¥268,400、「パンテール ドゥ カルティエ」薬指(YG×ツァボライト ガーネット×オニキス)¥1,518,000、ブレスレット「パンテール ドゥ カルティエ」手先から(YG×オニキス×エメラルド×ダイヤモンド)¥3,207,600、(YG×ツァボライト ガーネット×オニキス×ブラックラッカー)¥2,587,200/すべてCARTIER(カルティエ カスタマー サービスセンター)シューズ¥111,100/JIMMY CHOO(ジミー チュウ)
  • 池田エライザ

    1996年生まれ。2009年にファッション誌の専属モデルとしてデビュー後、2011年からは俳優としての活動を開始。近年は、俳優としての活動だけにとどまらず映画監督や歌手として活躍のフィールドを広げている。2021年8月より「ELAIZA」の名で本格的な音楽活動をスタートし、11月8日に1stアルバム『失楽園』のリリースが決定。現在、ドラマ『古見さんは、コミュ症です。』(NHK)にヒロインの古見硝子役で出演中、2022年には映画『真夜中乙女戦争』の公開が控えている。

    【ELAIZA Youtube チャンネル「ELAIZA ‘AYAYAY’official video」】
    https://youtu.be/C1_cgFRAJDM

    https://ikedaelaiza.jp/
    Instagram: @elaiza_ikd

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