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アルバム曲とファッションでコラボ! アーティストELAIZAが踏み出す新たなステップ。【池田エライザのWISH LIST VOL.10】

池田エライザが毎月テーマを掲げ、信頼するクリエイターとファッション撮影を行う連載企画。2021年11月8日に1STアルバム『失楽園』をリリースしたばかりの今回は、アーティストELAIZAとして登場! アルバムに収録されている全11曲の中から、自ら作詞を手がけた『夢街』と『Fall』で描いた世界をファッションとともに表現する。


 

フィクションではなく私の物語。
恥を捨て、歌詞に託して…。

TITLE:夢街

チャイコフスキーの組曲『くるみ割り人形』の『金平糖の精の踊り』をサンプリングした幻想的な音楽に、幼い頃の実体験をベースにした歌詞を乗せた『夢街』。「誰かのためには書けても、自分のことを書くのはなかなか難しくて。事実を書く=ラブソングだとも思っていました。その悩みを作曲家の松本隆さんにお話した時に、ただ一言『書けばいいんだよ』っておっしゃっていただいて、それで『恥をさらすつもりで書こう!』と覚悟を決めました。そうしてできたのが『夢街』で、結果ラブソングにはならなかったんですけどね(笑)」と、自分のことを詞にする中で生まれていた悩みをエライザは話してくれた。

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歌詞は、ファンタジーのようでノンフィクション。幼い頃の経験を赤裸々に歌詞に託した。「小さい頃、夢の中には明るい性格の自分がもう1人、いわゆるイマジナリーフレンドがいて遊んでいました。そのことをベースに書きはじめたら、意外とスラスラ書けて…。もしかしたら、小難しい言葉を使っているなと思われるかもしれない。けれど、これが私の内側から出てくるごく自然な言葉。普段、インスタなどで文章を書くときは、あえて柔らかい表現や伝わりやすい言葉にすることもあるのですが、今回はそのほぐす作業をせずに自分自身の一部になっている言葉をそのまま吐き出しました(エライザ)」

そうして完成した『夢街』をファッションで表現したらどんな世界になるだろう? 新たな表現の可能性の扉を叩くため、エライザがラブコールを贈ったのは、多くのアーティストから絶大な信頼を寄せられるスタイリストの服部昌孝と、エライザがまだ10代だった頃から一緒に撮影しているというフォトグラファーの荒井俊哉。2人には細かなディテールは伝えずに、曲だけを渡してイメージを作ってもらった。

「打ち合わせはしていないけど、同じようなことを思ってくださったんだとスタイリングと窓際で撮影するというシチュエーションで感じました。窓際にいるということは、窓の外には出ていないということ。夢の中では、自由に好きな世界を飛び回ることができるけど、夢から覚めたらまた自分が好きではない世界に戻らないといけない。夢に飛び込むこと=自由かというとそうではないんですよね。閉塞感のある場所に、少女性が覗くチュチュを着て立つということもカオス感があって好きでした(エライザ)」

「夢なんて本当はぐちゃぐちゃなもの。夢も現実も、外も内もあやふやで混ざっているものだけれど、どこかに境界線は必ずある。そういった意図も窓辺に込めた」と、フォトグラファーの荒井俊哉。朝方にも夕方にも見える光の中で、ボーイッシュなショートヘアの彼女がガーリーなアイテムに身を纏い、佇む。スタイリングについて服部昌孝は「『夢街』は、音がシャッフルしていろんな要素が混ざってましたよね。混沌としてるんだけど、よく見るとつながっている。そんなイメージを光沢のあるブーツにバレエの要素を反映したチュールスカート、レースの質感や柄をミックスすることで表すことにしました。トップのプリントのレイヤードも急ではあるんだけど平面と立体と組み合わせることで奥行きを作りました」

『夢街』はこちらからCHECK!

ブラウス¥45,100、ブラトップ¥45,100、スカート¥231,000/すべてCHIKA KISADA(エドストローム オフィス) ロングブーツ/スタイリスト私物

 

本音を伝えたいからこそ仮面をかぶる。
アーティストELAIZAとしての覚悟。

TITLE:Fall

3拍子が小気味よくリズムを刻む中に、時折ノイズ音が走る。そのアンバランスな違和感が一度聴くと癖になる『Fall』。「書く前に『Fall』にちなんだ短編の小説を書いたんです。年齢、環境、描写、湿度…、そういったプロットみたいなものを書いてから落とし込みました。家族や恋人を求めて谷底に落ちていくんだけど、その人たちに会える代償として落ちている間に記憶がなくなるという壮大になシチュエーションにして、孤独や喪失感は隠さずに最後はそっとオブラートに包みました。癒しを求めて薬物に手を出してしまったりだとか、教育をしようとして束縛してしまったりだとか、そんなことが起こってしまう現代社会を風刺した作品です。最初は途中のズザザザという音は入っていなくて、おしゃれフレンチという感じの曲だったのですが、この音が入ることによっておとぎ話ではく、今を生きる子たちにも馴染むものになったんじゃないかな」と、エライザは曲の仕上がりに自信を覗かせた。

「曲からは先が見えないブラックホールの中にも鋭さと一筋の希望の光みたいなものを感じて、スパンコールがあしらわれた『リック・オウエンス』のピースがハマりがいいかなと。レースアップのブーツでループ感を出しながら、逆三角形で作ったシルエットで落ちでいく感じ」と、スタイリストの服部がスタイリングのイメージを話すと「おもしろい。服部さんは映像からスタイリングを作ってるんだ」とエライザも納得。

今回は、池田エライザではなくアーティストのELAIZAとしての企画。エライザのアーティストとしての魅力を「その素直さ」と話す服部に、荒井も「嫌なものは嫌だと返ってくる。だからこちらも思いをぶつけやすい」と続ける。「女優も監督も、歌手も…、時には仮面をかぶりながらいろんな顔があるのがエライザ。流れてきたものをただ受け止めるだけではなく、もともとアグレシップに何事も自分で解体して表現できる人。それがアーティストとしてのエライザの武器ですよね」と彼女の魅力を話す。「ELAIZAとして本音を言ってるからこそ、あえて仮面をかぶらなきゃいけないところがあって、池田エライザと適度な距離を保ちたいという部分がある。今日の撮影では、いつもの池田エライザとはまた違う世界へ誘ってもらいました。みんな、謝謝!(エライザ)」

『Fall』はこちらからCHECK!

ジャケット¥448,800、ボディスーツ(参考色)¥107,800、ニットトップ¥60,500、ニットパンツ¥94,600、ブーツ¥545,600/すべてRICK OWENS(イーストランド)
  • 池田エライザ

    1996年生まれ。2009年にファッション誌の専属モデルとしてデビュー後、2011年からは俳優としての活動を開始。近年は、俳優としての活動だけにとどまらず映画監督や歌手として活躍のフィールドを広げている。2021年8月より「ELAIZA」の名で本格的な音楽活動をスタートし、11月8日に1STアルバムとなる『失楽園』をリリース。映画『真夜中乙女戦争』が2022年01月21日に公開予定。

    ELAIZA Youtube チャンネル
    https://ikedaelaiza.jp/
    Instagram: @elaiza_ikd

  • ELAIZA 1stアルバム『失楽園』

    神話から着想を得た「ディストピア」をテーマに制作されたアルバム『失楽園』。今回紹介した2曲以外に、詩人の最果タヒが歌詞を提供した「惑星」やロイ・オービソンの「Oh, Pretty Woman」のカバーなど全11曲が収録されている。

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