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エディターが心をときめかせるヴィンテージの魅力。【EDITOR'S SECRET】

VOGUE GIRLエディターが、大切にしていることや気になることを紹介する連載「エディターズシークレット」。最新のトレンドを追い続ける彼らが、毎日をハッピーに過ごすために取り入れていることとは? 第4回は、VOGUE GIRLジュニア・エディター高山莉沙が愛してやまない「ヴィンテージ」の魅力をお届け! 今回はVOGUE GIRL+メンバーだけに特別に、本当は秘密にしておきたいお気に入りのヴィンテージショップも公開します。

ヴィンテージ好きの原点は、“お古ガール”だった過去にあり⁉︎

この連載が自分の番にまわってきたら何を取り上げようか悩んだのですが、一番自分が心ときめく瞬間とその魅力を伝えられたらVOGUE GIRL+メンバーの皆さんにもワクワクをおすそ分けできるんじゃないかなと思いました。というわけで、今回は私が愛してやまない「ヴィンテージ」がテーマ。ヴィンテージにハマったきっかけやその魅力、お気に入りのショップまでご紹介します。

3つ歳上の姉がいる私は、物心ついた頃からおさがりを多く着せられていました。私に集まるおさがりは姉からだけでなく、いとこや姉の友人、近所のお姉さんからも! ユーズドやヴィンテージに抵抗があるという人もなかにはいるかと思うのですが、私はそこに関してはまるで無頓着。小さい頃から誰かのお古を着ることに馴れ親しんでいた過去が、ユーズドを手に取るハードルを低くし、ヴィンテージにハマる基盤を作っていたのかもしれません。
上の写真の洋服2着も、大学時代に母や祖母からもらったおさがり。祖母からもらったタイトスカートは学生時代にプリントTシャツやニットをインして履いていました。ワンピースは母からもらったものを自分好みにリメイク。くるぶし丈だったワンピースの丈を膝下くらいまでの長さに切り(裁縫スキルは皆無なので切りっぱなし)、切れ端の一部をリボンにしてウエストを絞って着ていました。どちらも最近はタンスの肥やしになっていたのですが、これを機にまた着られたらいいなと密かに考えているところです。

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子どもの頃お気に入りだったクレージュ熱が再沸騰。

おさがり無双状態だった私。数あるおさがりの中でもお気に入りだったのが、姉の友人のひとりがくれるクレージュの洋服でした。パステルカラーと洗練されたムードに、幼心にも「これは様子が違うぞ!」と感じ、ハートを掴まれていました。去年、90年代リバイバルの流れも手伝って、私の中でクレージュ熱が再沸騰。デニム地が珍しいヴィンテージのカードケースを、メルカリで800円でゲットして名刺入れとして愛用中です。クレージュのお古がお気に入りだった頃から25年近く経つ今も、あの頃と同じく人から譲り受けたクレージュのアイテムを愛用していることを考えると、なんだか不思議な感じがします。

リスクはあるけど名品に出会えたときの喜びはひとしお。

私が初めて手に入れたヴィンテージアイテムはブーツでした。古着に夢中だった高校生の頃、同じく古着好きの友人に連れていってもらったヴィンテージショップで年季の入ったレースアップブーツに出会ったのですが、使い込まれて独特の味が出ているところに一目惚れ。バイトをしていなかった高校生の私にとって、15,000円のブーツは高価な品だったのですが大奮発をして購入しました。初めて購入するヴィンテージアイテムが靴で、それもブーツってかなりチャレンジングなことをやってのけたわけですが、実際に履いて外出をしてみると靴下が真っ黒&革臭くなるし、とにかく脱ぎ履きしにくくて面倒くさい! ブーツは大して履かれずに靴箱の隅へと追いやられるという悲しい末路を辿ります(笑)。
最初に手に入れたアイテムで失敗してからは、ヴィンテージアイテム、特に靴を買うときにはすみずみまでチェックするように。デザインはもちろん、サイズ、着脱のしやすさ、匂い、中面の劣化具合まで、厳しい審査をパスしたものだけ迎え入れるようにしています。
サンローランのシューズは中底の劣化が激しかったからか、ヴィンテージショップで5,000円以下で売られていた代物。よくよくチェックしてみると中底以外はとてもきれいな状態。中敷を入れたら使えそうだと踏んで購入し、メンテナンスしてみたところ見違えるように。購入してから6年経つこちらのシューズ。さすがに随所に劣化は見られますが、まだまだ現役として活躍してくれている、買ってよかったアイテムのひとつです。ヴィンテージアイテムの買い物は失敗するリスクも確かにあるけど、それ以上に名品と出会えたときの喜びが大きい! 一度この楽しさを知ってからは、ヴィンテージの魅力にどっぷり浸かっています。

今も昔もお気に入り! 飽きのこない逸品たち。

息の長いアイテムは、サンローランのシューズ以外にも。写真左は、4年前に三軒茶屋のヴィンテージショップ「ジグ(ZIG)」で購入したもの。ミリタリージャケットとトレンチコートのハイブリッドのようなデザインで、シンプルで使いやすいのにひとクセあるところがお気に入り。さらっと羽織ればどんなスタイルにもハマるし、首元のボタンまですべて留めてウエストを絞って着るとワンピースのようにも着られる。ここ数年は春も秋もこちらのアウター頼り。“一番よく着ているで賞”をあげるとしたら、確実にこのコートが受賞するだろうなと思うくらいヘビロテしているアイテムです。
写真右は、私が持っているヴィンテージアイテムの中で一番の長老。代官山の「カーブーツ(CARBOOTS)」のメンズコーナーで見つけたこちらのニット。先日昔の写真を見返していたら、大学の卒業旅行で着ているのを発見! 少なくとも購入から7年は経っているはずなのですが、まだまだきれいな状態です。オーバーに着られるサイズ感とカラーリングがドンピシャで、買った当初から、ずっと変わらずお気に入り。よくよく考えてみると、紹介したアイテムだけでなくヴィンテージショップで購入したアイテムは、総じて長く愛用できている気がします。デザイン性や、素材、耐久性に優れているから、飽きがこないし何年経っても愛着を持って着続けられる。そんなところもヴィンテージの魅力なのかなと思います。

ヴィンテージにハマるきっかけに。宝箱のような「CARBOOTS」。

ここからはお気に入りのショップも交えて紹介! まずは私がヴィンテージにどっぷりハマるきっかけになったお店「カーブーツ(CARBOOTS)」。学生時代にこちらで試着したセリーヌのヴィンテージドレスにひどく感動し、ヴィンテージの虜に。ブラック一色のシンプルなドレスだったのですが、シルエットがとてもきれいで素材も心地よくて。良いものは、時代が変わっても変わらない良さがあるのだと感動したのを覚えています。私には身分不相応だと購入しなかったのですが、今でもあのドレスを買わなかったことが心残り……。
ヴィンテージショップの魅力のひとつが、宝探し感を楽しめるところだと思うのですが、カーブーツはその醍醐味を味わえるお店。ヨーロッパを中心にセレクトしたアイテムが所狭しと並んだ店内は宝箱のようで、その中からピンとくるアイテムを見つけたときの喜びはひとしおです。

私がお店を訪れるとついつい足を止めてしまうのが、バッグとジュエリーのコーナー。行くと必ず欲しいものに出会ってしまい、財布との相談が始まるのがお決まり。ベロア素材のロエベのハンドバッグは3万円台で、サンローランの腕時計は2万円台で購入。ヴィンテージだと、ハイブランドのアイテムを身につけていても、無理してるように見えないところが◎。私のようなペーペーにとっては、ハイブランドのアイテムを正規ルートで試着するのってハードルが高いもの。実際に名品に触れて、その美しさを体感できるヴィンテージショップは貴重な存在です。

アイテムとの一期一会を実感! セレクトセンスがピカイチな「Milli Vintage」。

ヴィンテージアイテムとの出会いは一期一会。とくに人気のヴィンテージショップでは、「また来ます」はご法度です。私も、富ヶ谷にある「ミリヴィンテージ(Milli Vintage)」で悔しい思いをしたことが……。お店の中を見ている最中、どストライクなアイテムを発見。別のラックを見てから購入するかどうか検討しようと思っていた矢先、狙っていたアイテムは別の人の手に。一点ものが並ぶ、ヴィンテージショップでの買い物は一瞬の油断が命取りだと痛感した瞬間でした。

ミリヴィンテージは、アパレルのPR出身のオーナーが、ポートランド中心にセレクトしたアイテムを販売しているショップ。セレクトセンスがピカイチで、ヴィンテージだけど今のムードをおさえたアイテムが多数ラインナップされています。春先に購入したサンドベージュのセットアップは、デイリーにもオケージョンにもマッチしてくれる優秀アイテム。先日友人の結婚式にお呼ばれした際にも大活躍してくれました。ヴィンテージの風合いがカチッと感をほどよく和らげてくれるので、ジャケットを着ると“服に着られている感”が出てしまう私にもしっくり。最近は、シースルー素材のインナーやチューブトップと合わせて着るのがお気に入り。

新しい出会いを求めてついつい立ち寄りたくなる「LUIK」。

カーブーツなら美容室のついでに、ミリヴィンテージなら散歩がてら……と、何かのついでにヴィンテージショップに立ち寄ることが多い私。ふらっと立ち寄って好みのアイテムに出会えたときは普段以上に嬉しくなるし、買い物することを前提に出かけていないと純粋に洋服を見る楽しさを味わえる気がします。
三軒茶屋にある「ルイク(LUIK)」もよく行くヴィンテージショップのひとつ。仲の良い友人や妹が三軒茶屋付近に住んでいることもあり、遊んだ帰りに立ち寄ることが多いのですが、ここは行くたびに新しい出会いがあってワクワクする場所。ヴィンテージアイテムを見ていると、知らないブランドに出会うことも多々。ルイクでは「マックスマーラと同じ工場で作られているブランドなんですよ」「このブランドは最近注目されているんですよ」と興味深いインフォメーションをくれるので、服により愛着が湧いてきます。ヴィンテージだけでなくセレクトも扱っていて、新しいブランドを知るきっかけになることも。深夜まで営業しているのも、推しのポイントのひとつ。三軒茶屋は、ルイクの他にも深夜まで営業しているヴィンテージショップが多いので、ぜひ遊んだ帰りや仕事帰りにふらっと立ち寄ってほしいです。

ルイクで購入した、フェイクレザーのパンツは新品かと思うほどの状態の良さ。試着したらサイズがジャストで嬉しくなって購入しました。レザーで、サルエル風のデザインというのが珍しい。味気ないシンプルなトップスでさえも、おしゃれに見せてくれます。
ヴィンテージのTシャツは、何枚持っていても欲しくなるアイテム。最近購入したTシャツは、アートな花のプリントに一目惚れ。ビックサイズのボックスTシャツは、ボトムスにインしてもアウトにしても可愛くキマるところが気に入っています。ルイクでは試着をすると、店員さんが我が事のように一緒になって買うべきかどうか悩んでくれるところも好きです。

通い詰めてしまうこと必至! 注目のショップ「itimi」が大阪から引越し。

今、熱視線を送っているのが「イチミ(itimi)」。今年の春に、大阪から東京へとお引越ししてきた大注目のショップなのですが、私的に胸熱なのがオフィスから非常に近いこと! 仕事帰りや昼休みに通い詰めてしまう予感しかありません。ひとつ前の見出しで何かのついでにヴィンテージショップに行くことが多いと紹介しましたが、ついに“仕事のついで”に立ち寄るスポットまでできてしまいました(笑)。
イチミには、キッチュなアイテムが多数ラインナップ。洋服はもちろんですが、ファッションやインテリアのアクセントになりそうなジュエリー類やフラワーベースなどの小物が好み。個人的には、次回訪れたらジュエリーを手に入れたいなと狙いを定めています。蝶やイルカのモチーフ、おもちゃ風のものなど、遊び心満点なアイテムがズラリと並んでいて、見ているだけでもワクワク。

イチミで初めて購入したのは合わせるものを選ばないスウェット。細身なシルエットのスウェットはインナーとしても活躍してくれそうで、ジャンパースカートやオールインワンの下に着たいなと計画中。イチミでキッチュなジュエリーを手に入れたら、シンプルなスウェットを味付けするのも楽しそう。

最近は、古家具や古道具にも興味津々!

最近は、洋服だけでなくインテリアもヴィンテージに注目。古家具や古道具に目を光らせています。写真のラグは先ほど紹介した「イチミ」でゲットしたもの。以前から帰宅したら明るく出迎えてくれるような玄関用のラグが欲しいと思っていたのですが、愛らしいピンクレッドの色味に惹かれて購入。殺風景だった玄関が一気にハッピームード漂う空間に。敷いた瞬間から、ずっと前から存在していたかのようにしっくり馴染んでくれて、家の中をさりげなくアップデート。インテリアにおけるヴィンテージの魅力のひとつは、この生活にさりげなく馴染んでくれるところなんじゃないかなと思っています。
チェック柄のティーカップは「HOOKED VINTAGE」で発見。アメリカで作られた1950年代のアイテムらしく、ひとつひとつ微妙に模様が違うところがポイント。ブラウンとグリーンの手描きチェックが気持ちをほっこりさせてくれます。どちらも味わい深さがあって、家の中に温かみが生まれた気が! 古家具にはまだ手を出せていないのですが、次に引っ越したらヴィンテージのテーブルが欲しい!と妄想を膨らませている今日この頃。人生に寄り添ってくれるような家具と出会えることを夢見て、ヴィンテージ家具の目利きを磨いておきたいです。

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