イベントやデートに着たい！ エディターがおすすめする勝負ドレス。

伝説の女優を魅了したレースで、愛されモードも全開！

運命の1着、といっても大袈裟ではない、ホワイトレースのチュニックドレス。パリのモダンなエッセンスを、細やかなテイラード技術で包み込む服作りで定評のあるリュンヌの19SSのものです。特筆すべきはリバーレース。あの伝説の女優マリリン・モンローも同じレースを使ってドレスを仕立てたそう！世紀のセックスシンボルとして男性のみならず女性からも愛された彼女の審美眼にかなったレース(今回のものは忠実に復刻されたもの)は、なるほど、女らしくてエレガントでありながらどこかヘルシーな雰囲気が漂っています。

さらにこのアイテムが素敵なところは、着る人のセンス次第でさまざまに楽しめる可能性を持っているところ。インナーにスリップドレスを着て60Sなミニドレスとしてもいいし、黒のワイドなテイラードパンツを合わせたら、マニッシュなパーティスタイルの出来上がり。デニムとの相性もばっちりです。個人的には、赤か黒のレザーとか光沢のあるスキニーパンツにしゃきっとしたピンヒールなんか最高じゃないかと思います。（VOGUE GIRL副編集長 荒井 現）

ロマンティックに胸キュン。着こなしが楽しめる、チュールのLBD。

チュールレースにリボン、フリル。インナーガーリーを刺激されるロマンティックなディテールに滅法弱いです。この冬はリトルブラックドレスならぬ、チュールレースのLBDが欲しい！とパトロールしてレッドヴァレンティノで恋に落ちました。繊細なフリルが施されたフロントとボリューミィなスカート、ウエストにはきゅっとリボンのモチーフ。フラジールな甘さと軽やかなスポーティさの絶妙なミックスは、インに黒のスリップドレスを合わせてもいいですが、白タンクを入れたり、足元をスニーカーにしても今っぽくドレスダウンできます。ドレッシーからカジュアルまで着こなしも幅広く楽しめる1枚は投資価値大です！（VOGUE GIRL エディター 蔵澄 千賀子）

リトルブラックドレスで差をつけるならコレ！

誰もが一着はもっているリトルブラックドレスですが、ずっと先まで使えるエターナルなアイテムだからこそ、まわりと差がつくとっておきのものを「大人の証」として手に入れたいもの。おすすめは、「エンポリオ アルマーニ」の黒のカクテルドレス。極小のスパンコールを全面にあしらうことで、派手すぎない上品な輝きを放つこの一着さえあれば、ぐっと目を引くパーティスタイルの完成。首回りを飾るドット柄のセンシュアルなレースと、背中のカッティングが程よい抜け感を表現し、頑張りすぎに見えないところも絶妙なバランス。ビアンカ・ジャガーやマドンナのように、ブリンブリンのアクセとビッグヘアを合わせて、とことんパワフル・グラムに決めてもいいし、一枚で清楚に楽しんでも上品！　一年の自分へのご褒美に、最高に自信がもてる本物の一着を手にしてみてください。（VOGUE GIRL エディター 諸岡 由紀子）

“気分が上がるドレスアップ”には、着心地の良さが欠かせない！

せっかくドレスアップしても、無理したスタイルで疲れてしまい、その場を楽しめなかったら台無し。華やかなドレスアップ感は叶えつつ、リラクシーに着こなせるドレスはないものか……と探していたところ、その気分にぴったりの一着を「ケイト・スペード」で見つけました。絶妙なミディ丈がエレガントな雰囲気のフラワードレスのポイントは、伸縮性のある腰回りのデザイン。体にフィットするシルエットなのに動きやすく、長時間着ていても疲れない！ おばあちゃんのクローゼットから借りたような、どこかアンティークな雰囲気もツボでした。ふんわり風になびくスリーブやゴールドラメを交えた華やかなテクスチャーなどフェミニンなエッセンスがたっぷりだからこそ、シルバーアクセサリーやレースアップシューズを合わせて、マスキュリンなルックに仕上げて着こなす予定。おしゃれと着心地の良さを両立するこのドレスで、今年のパーティシーズンを乗り切ります！（VOGUE GIRL ジュニア・エディター 宮島 彰子）

今の気分にぴったりなチェック柄のロングドレス。

一枚でコーディネートが決まるワンピースは、スタイリングに悩むイベントシーズンに頼れるアイテムです。どちらかというと身長が高めなこともあり、脚がバンッと露出するミニ丈は苦手。ロング丈のワンピースを探していたところ「エンフォルド」で理想の一着を見つけました。グレーに赤のラインが入ったチェック柄は、今の気分にピッタリ。特殊なシワ加工が施されているこちらは、手首とウエストにワンポイントがあるので、スタイルアップも叶えてくれます。裾はアシンメトリーになっていて、ストンとしたデザインよりも脚がスッキリ見える気が。ドレスアップしたいときはヒールを、スニーカーを合わせればデイリーに着こなせます。イベントはつい気合を入れすぎて空回り……なんてこともあると思いますが、きちんと感はしっかり残しつつ、どこか頑張りすぎないスタイルを叶えてくれるロングドレスは春までしっかり活躍してくれること間違いなしです。残念ながら、こちらは2月展開予定なのでクリスマスには間に合いませんが、オンシーズンのアイテムも大切な日に着たい素敵なデザインばかりなので、ぜひチェックしてみてください。（VOGUE GIRL ジュニア・エディター 泥方 里紗）

レイヤードを楽しむスリップドレス。

新宿にあるショップ「ザ フォーアイド（THE FOUR-EYED）」にて見つけた、ロンドン発itブランド「ノードレス（Nφdress）」のスリップドレス。スポーティな素材と程よい丈感、そしてエッジのきいたローズのデザインに一目惚れ！　レッドもあったのですが、シックに着こなせるようブラックをチョイスしました。気合いの入った日はさらっと一枚で着るのもいいですが、Tシャツやタートルニット、パンツをアンダーに重ねればデイリー使いできるところも気に入っています。ミュールを合わせてかつてのケイト・モスを気取るもよし、チョーカーとごつめのブーツで90年代にタイムスリップするもよし。クセのないシルエットだからこそ、小物との合わせ技が引き立ちます。シーンによってがらりと雰囲気をチェンジして、着まわしを楽しみたいです。（VOGUE GIRL アシスタント 塚原 由香理）