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LIFESTYLE

おしゃれ業界人のキャリアインタビュー[Vol.6 田上陽子さん/「エッフェ オーガニック」ディレクター]

憧れのファッションやビューティー業界で活躍している女性達は、どんなプロセスを経て夢を形にしてきたのだろう? その足がかりを掴むべく、第一線で活躍している先輩方にこれまでのキャリアをインタビュー。Vol.6は、オーガニックコスメブランド「エッフェ オーガニック」のディレクターを務める田上陽子さん。代官山にある店舗兼サロン「エッフェ オーガニック 代官山」でお話を伺いました!

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ただレールに乗っていく人生に疑問を感じ、飛び込んだクリエイティブの世界

ファッション業界でも愛用している人が多いスキンケアブランド「エッフェオーガニック」。そのディレクターを務める田上陽子さんは、意外にも映画や音楽などのコンテンツビジネスからキャリアをスタートさせたそう。

「小さい頃からお習字や絵を描くような、広い意味でのものづくりが好きだったんです。大学では政治を学んでいたのですが、やっぱりものをつくり何かを伝える仕事がしたくて、興味のあった音楽やカルチャーを発信する業界を志望し、CCCに入社しました。けれど、勤めて1年くらいで0ベースからものを作る仕事がしたいと思うようになりました」。今の仕事ではそれが難しいということに悩むようになった田上さん。そんな時、ある出会いがあった。「知り合いがデザイン会社を立ち上げるということになったんです。異業種のデザイナーが集まるいわゆるクリエーター集団で、7人くらいの小さい会社なんですが、すごく興味を惹かれました。当時私は何もできなかったけれど、どうしてもものづくりの業界に行きたくて、思い切って会社を辞めた後「辞めてきちゃったので、入れてください!」と直談判しました(笑)。そしたら「おもしろい奴だな」と思ってもらえて、まずはアシスタントとして参加することになったんです。正直、新卒で入社した会社を1年で辞めるということに、最初はすごく悩みました。もちろん親も大反対。けれど今振り返ってみると、これが私の人生のターニングポイントだったのだと感じます。それまでの、高校に行って大学に行ってきちんと就職して、というただレールに乗っていく人生を1回辞めてみたことで、これから私は自由だ、と解放された感じがありました」

下積み生活の始めの頃はお給料もほとんどなく、ものづくりがしたいという情熱のみでとにかくがむしゃらに働いたそう。その努力が認められ、山形県の鶴岡市にサロン、カフェ、セレクトショップが入った複合施設を作るプロジェクトへ参加することになる。「もちろん私は何もかも未経験だったんですが、幸運なことにセレクトショップの部分を丸々任せてもらえることになったんです。お洋服のバイイングから内装まですべてやらせてもらえました。0からつくるということが初めての経験だったのでとにかく楽しくて、同時にすごく勉強になりました。ただ、山形という土地柄もあり、集客に苦戦したんですね。いいものを作っても、知ってもらわなければ意味がない。どうしたら知ってもらえるんだろうということを考えるようになりました。当時はまだアタッシュ・ドゥ・プレスなどもメジャーでなかったのですが、たまたまPRをやっていらっしゃる方と知り合って話を聞く機会があり、その時にこれからPRという仕事が世の中に必要になるな、と直感しました。また、クリエーター集団の中にいて、自分に自信の持てるスキルがほしいという思いもありました。それでPRのことを勉強したいな、と思ったんです」。そうして、田上さんは26歳の時に大手のPR会社へ転職をする。

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