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FASHION

おしゃれプロに訊く、ワードローブのMY定番10 [Vol.6 内田文郁さん/「フミカ_ウチダ」デザイナー]

スタイリストやデザイナー、ブランドディレクターなど、ファッション業界で活躍するおしゃれのプロ中のプロに、自分のワードローブに欠かせない定番ベスト10をASK!  さまざまなおしゃれ遍歴を経てマイスタイルに辿り着いた達人たちの定番アイテムから、自分らしいおしゃれを完成させるためのヒントを探ります。Vol.6は「フミカ_ウチダ」のデザイナー、内田文郁さんが登場!

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  • 「ラルフ ローレン」のトレンチコート

    東京・中目黒のヴィンテージショップ「ジャンティーク」のバイヤーを経て、2014年秋冬シーズンから自身のブランド「フミカ_ウチダ」を立ち上げた内田文郁さん。プロとしてヴィンテージを見つめてきた彼女の定番アイテムには、選び抜かれた“古きよき服”が多く並ぶ。多くの人が定番アウターとして挙げるであろうトレンチも、内田さんが愛用するのはヴィンテージ。「80年代〜90年代のラルフ ローレンのトレンチがお気に入り。手に入れたのは5年くらい前で、今もよく着ています。バーバリーと比べて着丈が長くマニッシュなシルエットが特徴。トレンチはこの頃のラルフ ローレンがいちばん好きです」
  • ヴィンテージのシャツ

    着丈の長いヴィンテージのシャツはどちらもメンズのもの。シャツのセレクトにも内田さんならではのヴィンテージへの審美眼が光る。「シャツはほとんどメンズしか着ないんです。なかでも長年集めているのが1920年代〜40年代のメンズのドレスシャツ。ジャンティークでも昔から扱っていたのでお店で買ったり、海外に行った際に購入したりしていました。この年代のシャツは上質な生地使いと刺繍などのディテールへのこだわりが好み。メンズなのでサイズは大きめですが、着た時にゆとりがあるほうがセクシーだと思います」
  • 「フミカ_ウチダ」のカシミアボディスーツ、カシミアパンツ

    うっとりするような肌触りのボディスーツはご自身のブランドによるもので、ファーストコレクションからずっと作っているそう。「ボディスーツというアイテムがとにかく好きなんです。アウターとして“見せて着る”ことができるボディスーツをずっと探していたのですが、見つからないので自分で作りました。カシミアのボディスーツとパンツの上下にジャケットを着たり、コートを着たり……。毎日と言っていいほど着ていますね。身体のラインを隠しすぎないように、ボディスーツを着ることで自分に緊張感を与えるようにしています」
  • ヴィンテージのランジェリースリップドレス

    内田さんがヴィンテージの仕事を始めたのは20才の時。その頃から変わらず好きで集めているというのがヴィンテージのランジェリー。「シャツと同じく、1920年代〜40年代のものが好きです。スリップドレスは下着としてではなくウェアとして活用しています。冬はボディスーツの上に重ね着、夏はスラックスの上に着ることが多いですね。ヴィンテージのランジェリーは薄くて透けやすいので、重ね着をして女っぽくなりすぎないようにバランスをとって着こなすことが重要。このほかヴィンテージのランジェリー全般が好きで、ブラジャー、ガードル、ストッキングにも目がないです」
  • 「カルバン・クライン」のショーツ

    下着ではなくウェアとして楽しんでいるヴィンテージのランジェリーから一転してショーツはシンプル&メンズライクと、内田さんならではのとびきりクールなセレクト。「レーシーなショーツも好きですが、下着はスポーティなタイプを身につけることが多いです。カルバン・クラインのショーツは20代後半から愛用中。日本だとあまり見つからないので、海外に行った時にまとめ買いしています。さまざまなタイプのロゴデザインと配色があるのですが、自分は白×黒がいちばん好み。下着は白がいちばんセクシーだと思っています」
  • 「フミカ_ウチダ」、「リーバイス」、「リー」のデニム

    自分にとって“MYスタイル”な着こなしとは、「昔からずっと変わらず好きなものと今の気分とのミックス。日々の気分を大事にしています」という内田さん。彼女の“今の気分”は、リジッドデニム(洗いをかけていないノンウォッシュデニム)だそう。不滅のデニムブランド、「リーバイス」と「リー」のほか、自身のブランドからもリリース。「ラフなデニムももちろん好きですが、ここ最近の自分のモードはリジッドデニム。生のデニムをきれいに履くのが気分です。デニムの雰囲気に頼らない、大人な着こなしがしたいですね」
  • 「シュナイダーブーツ」のロングブーツ

    内田さんがお気に入りに選んだ靴はメンズシューズの聖地、イギリスのノーザンプトンで1907年に創業された「シュナイダーブーツ」の製品。英国の近衛騎馬隊やオリンピックの馬術用ブーツの公式サプライヤーとして靴を納める、世界最高峰の馬術専門ブーツメーカーだ。「上質な乗馬ブーツが欲しいとずっと思っていて、昨年夏にイギリスに行った時にオーダーメイドの名門紳士服店が連なるエリア、サヴィル・ロウで購入しました。乗馬ブーツは本来ファッションのために生まれた靴ではありませんが、今年はあえてそれをファッションとして履きこなしたいと思っています」
  • 「シャルベ」のルームシューズ

    1838年に世界初のシャツ専門店として創立された、パリに本店を構える「シャルベ」。
    上質な素材と高い技術力を誇り、各国の王侯貴族や政治家、文化人といった著名人に愛されてきた至高のブランドとして知られる。「自宅で仕事をするようになり靴を履く機会が減ったので、ルームシューズにこだわることにしました。質のよいものを探していて、半年ほど前に見つけたのがシャルベのルームシューズ。ファッションとして履いてもバランスを崩さないルームシューズはそうそうありません。これはリピートしてずっと履き続けたいと思っている名品。ルームシューズのようにおざなりになりがちなアイテムこそこだわりたいです」
  • 「テネリータ」のバスタオル

    日本生まれの「テネリータ」は、内田さんが10年以上愛用しているというオーガニックコットンブランド。世界でもっとも厳しい基準をもつとされるドイツのオーガニック認証団体「GOTS」から日本国内初の認可を受けたことでも知られている。「ここのバスタオルは長く使ってもふんわり感がなくならず、子どもたちも大好き。ショップにふらりと入ったのがきっかけでしたが、クオリティの高さが気に入ってベッドリネン、タオルケット、毛布もずっとテネリータのものを使っています」
  • 「ヤロック」のヘアトリートメントセラム

    「ドライヘアなのでヘアオイルが欠かせない」という内田さんのお気に入りはイスラエル発のヘアケアプロダクツブランド「ヤロック」。認証付きのオーガニック原料を主に使い、ラインナップは100%ビーガンの基準を満たしているという。内田さん愛用の「フィード ユア サンシャイン」は日光のダメージから髪と頭皮を守ってくれるオイル。「以前はベビーオイルを使っていましたが、美容師さんにすすめられてもう2年くらいこちらを愛用中。ラフな仕上がりになるので毎日使っています。心地よいレモングラスの香りも好きです」
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PHOTO: SHINSUKE KOJIMA  TEXT : NAOKO MONZEN

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