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FASHION

おしゃれプロに訊く、ワードローブのMY定番10 [Vol.3 小島令子さん/ファッションディレクター]

スタイリストやデザイナー、ブランドディレクターなど、ファッション業界で活躍するおしゃれのプロ中のプロに、自分のワードローブに欠かせない定番ベスト10をASK! さまざまなおしゃれ遍歴を経てマイスタイルに辿り着いた達人たちの定番アイテムから、自分らしいおしゃれを完成させるためのヒントを探ります。Vol.3はフリーランスのファッションディレクター、小島令子さんが登場!

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  • ヴィンテージのL-2Bジャケット
     
    中学生の時にリーバイス(R)の501に出合って以来、おしゃれのベースには常にアメカジがあるという小島さん。デニム、Tシャツ、スウェット……アメカジの定番アイテムがそうであるように、好きな服はほとんどメンズにルーツがあるものばかりだそう。ミリタリーもそのひとつ。「このL-2Bは12〜3年前に街のリサイクルショップで購入しました。MA-1と似ていますが、中綿が入っていないこちらのほうがすっきり着こなせるので好み。こういったタフなメンズのアイテムをいかに女性らしくスタイリングするかが自分の永遠のテーマですね」
     
  • 「エルメス」のケープ
     
    今シーズンの「エルメス」のケープは今年6月にアメリカで購入したもの。「ケープやポンチョが好きで、エルメスのまさにこういったストライプ柄のブランケットも好きで……。自分の“好き”が重なったこのアイテムは見た瞬間に運命を感じて、“今買わないと後悔する”と購入を即決しました。こういった“モノ”との運命的な出合いもお買い物の醍醐味。今季物とはいえ、自分のなかではもう定番といえるアイテム。私のワードローブの基本はデニムで、デニムと相性がよいと何も考えずに買ってしまうところがあるのですが、このケープはデニムとの相性も含めてパーフェクト」
     
  • ヴィンテージのシャンブレーシャツ
     
    大のヴィンテージ好きという小島さん。アメリカの大手スーパー「ジェイシーペニー」オリジナルのシャンブレーシャツは’70sのもので、3年ほど前に知り合いの古着屋で購入したそう。「洗いざらしのままさっと着ることができて、オールシーズン活躍してくれるシャツ。この着やすさとヴィンテージならではの素材感が魅力です。シャンブレーシャツは20才くらいからちょこちょこ買い始めて、いまではかなりの枚数に(笑)。ジェイシーペニーのものだけでもジャストサイズ、少し大きめ、オーバーサイズとサイズ違いで3着持っています」
     
  • 「シャネル」のラップスカート
     
    「シャネルはずっと好きなブランドのひとつ。コレクションも毎シーズンチェックしています。このスカートは今年の秋冬コレクションでパンツの上にスタイリングしているルックを見て即購入を決意しました。ツイード素材もモチーフも色も好み、自分のマストアイテムであるデニムとも好相性と、“好き”のツボが詰まった一着。下にデニムを履いてもいいですし、上にシャンブレーシャツを合わせてもいいですよね。シンプルな巻きスカートなので、ストールやワンピース風に着こなすなどアレンジが効くのも魅力。今季購入したばかりですが、これから確実に自分の定番になっていくであろうアイテム」
     
  • 「リーバイス(R)」のデニム
     
    ショートパンツを含めるとデニムの所持数は100本くらいという小島さん。そのなかでも今いちばん色落ちやダメージの感じが気に入っているというのがリ―バイス(R)の2本。クロップド丈の501(写真右)とブーツカットの646。もちろんともにヴィンテージ。「持っているデニムのうち約半分は501。中学生の時にとあるショップで501に真っ赤なコンバースを合わせている店員さんを見て以来、デニムは自分のスタイルを語るうえで外せないアイテムに。シルエット的にもこの2タイプ(クロップド丈のストレートとフルレングスのブーツカット)が基本ですね」
     
  • 「エルメス」のシルクバンダナ
     
    「バンダナはエルメスを含めて12〜3枚持っています。デニムといいシャンブレーシャツといい、メンズアイテム好きならではの収集癖があるのかもしれません」と笑う小島さん。去年購入した「エルメス」のシルクバンダナも、色が選べずに55×55㎝サイズを赤、青の2色購入。さらに今年は青の140×140㎝サイズも買い足したとか。「アメカジの定番アイテムだけあって飽きがこず使い勝手も◎。首にふわっと巻くほか、タートルニットの首もとに巻いてちらっと見せるのもおすすめ。保温性も高まりますし、ニットの肌触りが気になる場合はクッションにもなってくれます」
     
  • 「エルメス」のバッグ
     
    状態のよさが伝わる「エルメス」のバッグ、バーキン(写真右)とケリー。「どちらもずっと憧れの存在でしたが20代ではさすがに購入できず……。急がず40才くらいで手に入れることができたらと思っていたところ、30才を過ぎてから海外のヴィンテージショップで次々に“出合い”があって、現在ではサイズ違いを含めると9点ほど持っています。なかでもこの同素材のバーキンとケリーはレザーの色みといいゴールドの金具といい、自分の着こなしに合わせやすい2点。古着が多いので着こなしにかっちり感を出してくれるのもうれしいですね。水や汚れにも強く、実はがしがし使えるバッグなんです」
     
  • 「ティファニー」のブレスレット
     
    基本的にはゴールド派という小島さんが例外的に愛用するシルバーのブレスレットは、人間の骨をモチーフにしたボーン カフ。官能的かつ有機的なフォルムで知られるティファニーのデザイナー、エルサ・ペレッティの代表作のひとつだ。「アクセサリーのなかでも、大ぶりなものや動物のモチーフが好み。このブレスレットは生物を感じさせる流線と美しい曲線に惹かれました。洗練されていて着こなしに合わせやすいのも魅力です」
     
  • スエードのシューズ
     
    好きなものの軸がはっきりしていてブレないからこそ、そのなかでバリエーションが充実しているのが小島さんのワードローブ。スエードのシューズもその一例。「スエードのシューズが大好きで、ブーツ、パンプス、スニーカーを合わせると12〜3足くらい持っています。メゾン マルタン マルジェラ(※現在はメゾン マルジェラに改名)のブーツは7年くらい前に購入。ローパーブーツをベースにしたデザインで、絶妙なユーズド加工ときれいなシルエットにひと目惚れして購入しました。マノロ ブラニクのサンダルはとにかく履きやすい! 購入したのは去年ですが、ずっと履き続けると思います」
     
  • 「コム デ ギャルソン」の香水
     
    アメカジこよなく愛する小島さんだが、高校時代は「コム・デ・ギャルソン」の大ファンだったそう。「母が好きだったこともあって、当時は全身ギャルソンだったことも。ギャルソンが初めてリリースしたこの香水も高校生の時に出合いました。少しクセのある香りに衝撃を受けつつ、この香りをまとっているとブランドの世界に浸れるようで、少し背伸びをしてつけていた気がします。その後、中学生の頃から好きだったアメカジに戻るとともにこの香水からも遠ざかっていたのですが、30才を過ぎてから再び使うようになりました。懐かしさと同時にやっぱり好きだなと実感しています」
     
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PHOTO: SHINSUKE KOJIMA TEXT : NAOKO MONZEN

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