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FASHION

「25歳はこの1枚」:VOL.27「Borsalino」のパナマハット

26728ハット¥36,000/ボルサリーノ(ボルサリーノ ジャパン)

帽子の代名詞とも言える「ボルサリーノ」。150年以上の歴史を持ち、現在でも当時と同じ機械や道具、木型を使い、それらと共に受け継がれた伝統の技術が生き続ける工房では、永遠のクラシックでありながら、常にスタイリッシュな帽子が作り続けられている。

イタリアのピエモンテ州アレッサンドリアに誕生した「ボルサリーノ」。創業者のジュゼッペ・ボルサリーノは、14歳の時に同地の見習工として働き始めるが、当時帽子作りの技術が進んでいたフランスで更なる技術を習得すべく留学を決意。ジュゼッペが23歳のときにイタリアへ帰国し、念願である自分の工房を構える。創業からわずか数年でブランドは成長するが、帽子を大量生産するつもりは当初からなかった。「効率のために、いかなる品質をも犠牲にすることはできない」という彼の言葉は、現在もブランドのフィロソフィーとして受け継がれている。ジュゼッペが亡くなった1900年、「ボルサリーノ」はパリ万博でグランプリを受賞したのをきっかけに、世界的な帽子ブランドとしての確固たる地位を確立。ロイヤルファミリーから有名セレブたちの御用達となる。

そんな「ボルサリーノ」のなかでも、今の季節に楽しみたいのがパナマハット。”パナマ”とは、国名ではなくエクアドル原産のヤシ科の植物。その若葉を細かく裂いて日にさらし、手で密に編んで製法される。パナマハットは素材や製法によりクオリティが明確に分かれ、編み込まれる前にすでにその階級が分類されている。階級が上がるごとに素材は希少で最高級のものに、そして、網目は細かくハイゲージになっていく。今回、ガール読者におすすめするのは、手に届きやすい価格帯のスタンダードシリーズ「PANAMA QUITO」。トップにくぼみがあり、前部がピンチされた「ボルサリーノ」の象徴的なフォルムと、グログランテープを施したクラシックなスタイルが、どんな夏スタイルも上品に仕上げてくれるはず!

PHOTO:SHINSUKE KOJIMA FASHION EDITOR : YURI ARAI
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新居由梨
大手セレクトショップのPRを経てフリーランスに。様々な女性誌でファッションエディター、ライター、スタイリストとして活躍する他、広告、CM、ブランドディレクション、デザインの分野でも幅広く活動している。現在スタイリストアシスタント募集中!将来スタイリストを目指す方、下記アドレスまで履歴書、職務経歴書をお送りください。書類選考後、面接にお越しいただきます。 recruit.yuriarai@gmail.com

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