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FASHION

金曜の夜はaggiiiiiii散歩:第5回「ACE HOTELのおやつ」

去年の夏、ポートランドを訪れたときに泊まったのはエースホテル。ご存知のかたもいらっしゃると思いますが、ここはアレックス・カルダーウッド率いるおそろしくセンスのよいチームが約100年前に建てられたホテルの内部を改装し、若者向けの価格帯でデザイン性に優れたカジュアルホテルに生まれ変わらせたものです。たいていの場所には歩いて行くことができる好立地にあり、まさにポートランドカルチャーのハブ地点といった感じ。この町に到着したら、まずここの1階でスタンプタウンコーヒーを飲みながらその後のプランを立てるという人も多いのではないでしょうか。雑誌でよく目にするあの有名な「HOTEL」と書かれたラウンジに足を踏み入れたときの感動といったら!

重厚な雰囲気の階段、廊下、カーキとブラウンで統一された落ち着いた客室の内装もかなりの好みであります。ブランケットは地元の企業「ペンドルトン」のもので、アメニティはマリン&ゴッツ。バスとトイレのついていない部屋にしたためか、水周りは非常にコンパクトなのですが、動線を考えつくされた設計でこれが感心するほど使いやすいの。もしも将来、家を建てることがあったらこんなふうにしたいものだわあ、とありもしない予定に胸を躍らせます。

アギ散歩5

で、こんだけ、隅々までセンスがよいのだもの。きっとお菓子も。お菓子もであろうな……。わたしは部屋のすみっこで唯一ポップな色彩を放つミニバーに、吸い寄せられるように近づいていきました。このヒップなホテルの小さな机の上には、ポートランドの、いやアメリカ中から厳選されたとびきりのお菓子が集結しているのに違いありません。覗いてみると、うおーやっぱりどれもこれもめちゃかわいい。「ジャスティン」のチョコクッキー、「ヴィンセント」のドライクランベリー、「リーズ」のピーナッツバタージンジャーチュー……お菓子といえどもすべてがオーガニックやグルテンフリーという意識高めのセレクトはさすが。パッケージもフォトジェニックですばらしい、まったくまったく隙がない。わたくし参りました。お土産用にス―パーでごっそり買って帰ることを心に決めたのは言うまでもないことです。

さてお知らせですが、来週の更新はおやすみです。ここまで読んでくださってどうもありがとうございました。みなさん、あたたかくしてどうぞ美しくすばらしい新年をお迎えください。2015年もVOGUE GIRLとKAZAK(←わたしのZINEね;-))をよろしくお願いいたします! そんではまた来年! メエエエエエ!!

■Ace ホテル・ポートランド公式サイト
http://www2.acehotel.com/ja/brochures/portland/

Illustration : aggiiiiiii

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aggiiiiiii(アギー)
兵庫県生まれ、東京在住。2007年よりオルタナティブカルチャージン『KAZAK』をはじめ、2013年にはソフィア・コッポラ監督『ブリングリング』のオフィシャルファンジンも手がけた。とりあえずなんでもDIYでやろうとする。旅行が好き。www.kazakmagazine.blogspot.jp

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