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VOGUE GIRL with BOY FRIEND
Guest:木戸大聖

フレッシュな才能とルックスで注目を集める、旬な男の子の素顔にせまる連載。レトロポップなインテリアで国内外のファッショニスタが足繁く通う新宿の「Café & Bar CHAOS」を舞台に、VOGUE GIRL副編集長とゲストが本音のボーイズトーク。第56回は、Netflixドラマ『First Love初恋』の若き頃の並木晴道役でブレイク!フレッシュな笑顔が印象的な木戸大聖くんが登場。俳優という仕事からプライベートまで、ロングインタビューをお届けします。

よろしくお願いします。
よろしくお願いします!

いきなりですが、やはり最高の笑顔ですね!
ははは(笑)。

Netflixのドラマ『First Love初恋』、ちょっとした社会現象みたいになっていますよね。幅広い世代の人が木戸くんの演技に心掴まれました。今日、木戸くんを取材するって言ったら、周りの人たちから「ありがとう、とだけ伝えて」って言われたぐらい(笑)。
(笑)嬉しいです。

11月末に配信されて、急にすごい展開なんじゃないですか?
本当に(笑)。ランキングでも1位の週が連続であったり、世界的にもトップ10に入っていたり。日本のラブストーリーがそういう風に評価していただけるというのは、この作品に出たってとこもそうですけど、純粋に役者としても嬉しいです。

雪の中での告白シーンは、個人的にもここ数年のベスト・オブ・告白シーンだなと。あのシーンがあったから最後まで観ようって思ったくらいです。
ありがとうございます!

「俺と付き合ってください」の「さい」が小さく震えていて(笑)。相当寒かったんじゃないですか?
いやぁ、寒かったですね。本当に何もない北海道の交差点でひたすらに雪が降っている中、あのシーンだけで15時ぐらいから朝5時くらいまで撮影をしていました。12時間以上かけて撮ったんです。あのシーンを演じる上で監督からは「かっこよくやらないで欲しい」とはじめからかなり言われていたんです。かっこいい告白とか意識しないで、むしろダサくていいから、とにかく真っ直ぐにやってほしいと。だから変にかっこつけず、真っ直ぐに行こうって決めていました。役の上でも、晴道はあの場所で相当寒い中、也英がバイトから帰ってくるのを何時間待っているんだろうって考えた時に、僕も撮影に挑む姿勢として、もうロケバスには入らないと決めて。だから十何時間、ひたすら外にいるようにしていました。

そのエピソードでもう一回観たくなりました。本当に寒かったんですね(笑)。
本当に(笑)。でも、僕だけじゃなくてスタッフさんとかもです。雪って足跡とかがついて、それを消したりとかしないといけないので、裏ではそういう作業もありました。つながりのために雪が止んでいるときは降らしてくれたりとか。本当にチームとして、あのシーンを撮っていったっていう感じです。

木戸くんが思い出に残っているシーンはありますか。
いっぱいありますねぇ。屋上で也英と2人でイヤホンを聞いているシーンもとても重要な場面なんですけど、あの日はあの日でまた違った寒さがあって。風も強くて、(也英役の)八木莉可子ちゃんもすごく寒そうで……。

撮影は寒さとの戦いでもあったんですね。
はい。そういう意味では、2話のデートシーンも。海岸であの「60億分の1!」ってやっているシーンは、もう(笑)。北海道は大雪みたいなニュースにもなっていたぐらい、例年以上に寒くて。もうあの撮影は辛すぎて、覚えていますね。

全然そんな風に見えなかった!観ている人たちは胸がキュンと熱くなっていましたよ(笑)。
(笑)砂浜に数字を書くんですけど、波で消されて、また一から書いてみたいな。終わりのない自然との勝負っていうシーンでした。

僕たちは木戸くんと八木さんの演技のおかげで、過去と現在っていうのを自然と観ることができたんですけど、2人にとっては、佐藤健さんと満島ひかりさんという実力派俳優たちと同一の人物を演じることはすごいプレッシャーだったと思います。“現在”に軸が置かれると思うので、そこに合わせたいろんな大変さがあったんだろうな、と。ホクロもね。
ありましたね〜、はい。僕の中でホクロは一個のスイッチのような役割がありましたね。メイクしてもらう時に毎回決まった位置につけてもらうと「よっしゃ晴道でいこう!」っていう。

撮影期間はどれくらいだったんですか。
撮影だけでいうと、2021年の5月から2022年の3月まで撮っていたので、ほぼ1年。撮影役自体は、オーディションで決まったのが2020年の2月でした。

結構な長い時間、晴道を演じていたんですね。
結果的に芝居に慣れたっていう意味では、長いことは良かったんですけど。ただ、その間維持し続けなきゃいけないっていう面では大変でした。

しかも木戸くんが演じる時代の晴道は、いろんな成長と変化があったじゃないですか。金髪の不良から自衛隊を目指すまで。坊主にもしていましたもんね。
そうですね。そういう意味では、衣装もそうですけど、特に髪型っていうのは、金髪から黒髪、坊主っていう、もうこの業界にいたらやりそうな髪型を一作品で全部やったような(笑)。でも、それが晴道のその時の置かれている状況というか、性格みたいなものの象徴みたいになっていたりはする。ある意味そういういろんな髪型が出来たのは大きいです。撮影期間が長かったからこそ、晴道でい続けるのは大変だったんですが、あの作品での僕は長い期間の晴道を演じなきゃいけなかったので、そことリンクして良かったのかな。

2人が一緒にいれた時間が幸せだったからこそ、大人になっても想い続けられた。晴道は也英のどんなところが好きだったんですかね。
なんでしょう……いてくれるその存在自体っていうことなのかなって。彼女から発せられる声もそうだし、すべての表情、匂いも五感で感じられるすべてが好き。それこそ9話の最後に「僕は恋に落ちた、笑えるほどあっけなく」っていうセリフがあるんですけど、多分、そういうことなんだろうなって思います。存在のすべてが五感にドストライクでハマってくる。

木戸くん自身は、ひとめ目惚れはする方ですか?信じますか、出会いの魔法って。
あぁ、それは信じますね。僕自身もありますし。ひと目惚れして「あっ、好き」ってみたいなことは今までないんですけど、単純にこの人素敵だなって思ったことはあります。極論かもしれないけど、そういうことがない人もそういう人と出会ったらそうなるんじゃないかっていう。誰しも起こることなんじゃないかなって思います。

じゃあ、告白はする方ですか?晴道みたいに。
いやぁ(笑)でも僕は……それこそ晴道の也英を知ってから告白までのあの時間の短さではいけないですね。結構、友達を経て、本当にそこから好きになって告白っていう。友達の時間を僕は踏みたいタイプなので。

きちんと相手を知ってから。
はい、だから晴道みたいには出来ないと思います(笑)。結局ビビりなんだと思います。彼女っていう存在になってからその人のことを知っていくってことに臆病になる。僕はいろんなことを知って、初めて付き合いたいって思うタイプですかね。

木戸くん、いい声ですよね。ドラマを観ていて木戸くんの声と八木さんのややゆっくりなテンポの話し方のバランスが心地よかったです。
え〜本当ですか!僕、もともと自分の声はコンプレックスというか、あんまり好きじゃなくて。けど、それこそこの業界に入って、いろんなお仕事をさせてもらってから、結構声を褒めてくださる方が多くて。そこから自分の声を聞けるようになったくらいです。

まぁ自分の声って自分では恥ずかしいですよね(笑)。
恥ずかしいですよね。電話で返ってきたりしても。

でも、すごく良い声です。
良かったです、ありがとうございます!

配信されてからまだ2、3ヶ月ですが木戸くん自身への注目も大きくなっています。Netflix作品なので海外のファンも増えたのでは?
そうですね、アジア各国からもすごく反応が多いですし、ブラジルとかチリとか、地球の反対側の方たちも観てくれていたりして。今までインスタのコメント欄で日本語以外でのコメントが自分に来るっていう、翻訳ボタンを押さなきゃいけないみたいなことがなかったので、改めて世界同時に観られるNetflixのすごさを感じますね。

今回のインタビューもそうですが、どうですか?この急激な注目の過熱状態は。
いろんな方から連絡していただいたり、こんな風に取材をしていただいたりして、反響というものは理解はしているんですけど……実感っていう意味ではまだよくわかっていないというか。配信されてからも、渋谷や新宿とかですごく宣伝していて、そこに人が集まってくたりとかっていうのをチラッと見ると感じたりはするんですけど。どこかでまだ100%実感できてないというか(笑)。

1年近く関わった作品で、その努力がこういう形で実るっていうのは役者としては最高ですよね。
そうなんです。僕自身、やっぱり役者として第一線で活躍したいという思いでこの世界に入って。今年で6年目になるんですけど、今回の作品が大きなターニングポイントになったことを考えると、その評価してくださっている部分が作品だったり、作品の中の僕、いわゆる晴道を観て僕を知ってだったり。芝居でこういう風に転換期を作れたというのは役者冥利に尽きますね。

改めて、演じることは楽しいですか?
楽しいですね!楽しいからこそ正直、1年の撮影っていうのは、辛かったり悩んだりした思い出の方が強いんです。でも、それを乗り越えられたのも芝居が好き、演じることが好きだから。それに今回みたいに芝居を評価していただけたりすると、逆に今度はそうやって観てくださった方を芝居で裏切りたいというか。木戸大聖にはこんな顔もあるんだって、観せたいっていう欲が出てくる……やっぱり好きだなぁって。

そもそも木戸くんが役者に興味をもったのは、どのようなきっかけで?
母がよくドラマを観ていて、小さい頃は僕も隣で観ていました。その当時、木村拓哉さんが月9のドラマをはじめ、ばんばん主演されていて。いろんな職業の役柄を演じられていることで有名じゃないですか。で、僕はアイスホッケー選手役の『プライド』を観ると、観終わった後に将来の夢がアイスホッケー選手になって、『HERO』を観たら検事になりたいと思ったり(笑)。なんかこう、木村さんが演じている役柄が将来の夢になるっていうのが、毎回のドラマであったんですよね。でも、全部やれるのは役者という職業なのかもって気づいて。そこから役者に興味を持ちました。

役者を続けていると、楽しいだけでなく悔しい思いをするときもあるのでは?
最近だと、やはり『First Love 初恋』中にはたくさんありました。あとは舞台をやらせてもらったときにも周り方との芝居力の、力量の差みたいなのを実感したり。

そういうときってどうなるんですか。怖くなるんですか?
ヤバい……って(笑)。結局、現場に入ってからそういうのって実感したりするので。現場は進んでいくし、芝居はやらなきゃいけない。でも、昔から負けず嫌いな性格なので、全然出来ていないみたいなことを言われた時に「じゃもうダメかもしれない」って方向にはならず、見返してやりたいっていう方向に働くんです。さらに僕は、天性の才能で色んなものを卒なくできるタイプではなく、人より努力してやっと人に追いつくっていうタイプ。昔からそういう人間なんで、もうとにかくやる、時間をかけてやる。悔しい思いをしてやるってことしか自分にはないから。見返してやりたいっていうのがエネルギーになっているのかなと思います。

意外な一面ですね。
そんな人間です。言われた時、フツフツと湧き上がってくるタイプだと思います。

木戸くんの心の中に負けない炎があるというか。それが大きな原動力になるわけですね。
自分でその火を煽いで、もうとにかく大きくしてっていうタイプですね。そうは言ってもバンと言われた時は落ち込む(笑)。負けず嫌いではあるけど、自家発電だけでまた炎をあげることはそこまで出来ないので、マネージャーさんや役者友達からの言葉とか、ファンの方の何気ない感想とか、そういうことが意外とガソリンになっているという感じです。

これからどんな役に挑戦したいですか?
正直、こういう役とか具体的にはないぐらい、いろんな役を演りたい気持ちが強いんです。今の年齢、そして今の見た目を考えた時には、恋愛作品も今だからこそ出来るものがあるかもしれない、学生役など。そして年齢を重ねる中で、職業ものを演じなきゃいけない時に、しっかりそこで働いている人に見えるようになる。それこそ、僕が木村拓哉さんにそういうきっかけをもらっていたりするので。極論、観ている人がそういう職業に夢を持ってくれるぐらいまで、板についた芝居っていうものを出来る役者にはなりたいです。いずれは刑事役も演りたいですし、あと僕、木村拓哉さんの中では『プライド』が一番好きなのでスポーツ選手の役も!

木戸くんはバスケットボールをやっていたんでしたっけ?
バスケやっていました。スポーツ選手の役っていうのは、是非、演ってみたいですね。

26歳と知ったときは驚きました。26歳で混じり気のないキラキラ感を出せるのって!って(笑)。まだやれますね、高校生役。
やれるうちに(笑)。昔はこの童顔が嫌だったんですけど、今は武器だと思えます。みんな誰しもが持っているものではなかったりするので。そこは活かして仕事をしていけたらいいなって思っています。

おでこの形も綺麗なので、時代劇も良さそう。
あぁ〜本当ですか!?時代劇もやったことないので挑戦したいですね。

木戸くん、映画はよく観ますか?
映画よりドラマをよく観ますね。

では、どんなドラマのどの役でも演じられるとしたら、どの役を演じてみたい?
『プライド』の里中ハルは演りたいですねぇ、彼みたいな男に憧れていたので。「Maybe」言いたいですねぇ(笑)。

言っちゃいましょうか(笑)。
はい(笑)里中ハルでお願いします。

自分でみて、木戸くんはどんな性格ですか?
負けず嫌い。だから逆に『First Love 初恋』とかを観た人は、そう思わないと思うんですよね、負けず嫌いとは。すごく負けず嫌いだし、それが悪い方向に行くと頑固だったりするし。

頑固だなぁって思うときもあります?
よく言われます(笑)。

悪い方向の頑固というのはどんな状態ですか?
多分20代の前半の頃は、今以上に頑固だったと思います。自分はこうしたい、というのが勝っていたから。自分のやりたいやり方でやりたい、という。

でも、頑固と言われながらも、それを通すことも大切ですよね。
そうですね。それこそ、さっきのそれが良い方向にいったら、見返してやりたいっていう負けず嫌いさに転がるし、最終的に「いや、変わったな」って言ってくださったりした時は、よっしゃ、やってやった!って思うし。

休日はどうやって過ごしていますか?
ゴルフです(笑)。

あ、何かで見ました。八木さんがインタビューしていた。
あぁ、Netflixのですね!最近はもう時間ができたらゴルフです。

ハマっちゃいましたね。
ハマりましたねぇ。正直、趣味という趣味がなかったので、初めてと言っていいぐらいここまでハマるのに出会えた趣味ですね。

ゴルフが好きになったきっかけは?
芸人のアメリカザリガニの柳原哲也さん、僕がすごくお世話になっている大先輩なんですが、「これでお前もゴルフ始めろよ」って誕生日にパターを買ってくれて。で、行ってみたら面白くて。

木戸くんの好きな人のタイプってどんな人ですか。
めちゃくちゃ笑う子ですかね。

楽しい人?
楽しい人が良いですね。僕も人と話していて結構誰とでも明るく話せる。とはいえ人見知りは、ちょっとまだあるんですけど(笑)。そんな感じで明るく話してたくさん笑ってくれる子は、一緒にいて楽しいですよね、やっぱり。

木戸くんの笑顔もね、どれだけの人を幸せにしたことか……この年末年始。
そうだったら良いですねぇ!あ、嘘のない人がいいです。嫌なものは嫌って言ってくれるぐらい、ストレートな人の方が好きですね。

正直な人。
はい。嘘がないと、僕も本音で話せるので。

ここからは気ままに答えてください。まずは、自分の顔で好きなところ。これNetflixの番宣動画と被ってしまうんですけど、お約束なので。
眉毛って言ってました?

はい。眉毛、きれいですよね。
眉毛は意外と量があるんですが、いろんなメイクさんにそこは残しときなと言われます(笑)。

絶対にいじらない方がいい!
そうですね!役者はその役に合わせられなきゃいけなかったりするので。まぁ量が多いに越したことはないなと思うので、自分の眉毛は好きです。

自分の体で好きなところ。ボディのパーツ。よく褒められるところとかありますか?
足の指が長いんですよ。でも、別に好きとかじゃなくて、長いことで不便なことの方が多いんだよなぁ。以前舞台では、足の指が長いせいで引っかかって、めっちゃ腫れたりしちゃって。だから全然好きじゃないんですけど特徴ではある……あとは結構マニアックなんですけど、みんなあるじゃないですか「て」って。これが運勢的にどうとかは置いておいて、きれいな方だと思います。

確かに!伸び伸びとした。
左手の方はちょっと短いんですよ。結構これも人によってさまざまじゃないですか。なんか形が好きなんですよ、右の手の「て」。良いですよね、漢字の手じゃなく、きれいなひらがなの「て」です。

それぞれ違いますもんね。
どうですか?

僕は左右の「て」がバラバラなんですよ。
お!でも結構かっこいい方ですよ、僕からしたら。

よく食べてるからですかね、厚みがあるのかも(笑)。
(笑)。僕が個人的に好きっていうだけ。

好きな部分が手の平の「て」というのはなかなかです!
手相のひらがなの「て」でお願いします!

では次!自分を動物に例えると。
動物?!なんですかね?でも、小動物だとは思います(笑)。

猫ではないですね。
犬かな?よく走る犬。小型犬のよく走るタイプの犬。

あとはリスとか?小動物でもたまに気の強い時とかありますもんね。可愛い可愛いってやると、バシってやられる感じ。
そうなんですよ!そうそう(笑)。可愛いだけじゃないぞ、と。

好きな色は?
赤ですね。

ヒーローの色。
多分そこからだと思います。幼稚園のお遊戯会で真ん中をやりたいっていう。それは今、もちろん主役でやりたいっていうことの原動力というか、きっかけというか。やっぱり真ん中、赤じゃないですか。

普段着る服は?
黒です(笑)。

今日の私服も黒でしたね。
黒ばかりです。僕、Yohji YamamotoやY-3が好きで。黒を基調としたファッションが好きです。

好きな食べ物。
カニ!

最近食べましたか?
年末、食べました。

苦手な食べ物。
パクチーかな。

今アルバイトしてみるとしたら、何をしてみたいですか。どんなアルバイトをしてきました?
飲食店もやってきたり、結婚式の2次会とかのカフェみたいなのも、やったりしていましたよ。

テキパキしてそう。
お客さんと一緒に余興とか見ちゃって楽しんでました(笑)。

いるいる、店員なのに楽しんでる人(笑)。
やってみたいのはアパレルですかね。アパレルでは働いたことがないので。

ショップスタッフとか?
もともと古着も好きだったので、そういうところでは働いてみたいなと思います。

寂しくなる時ってありますか?
ありますよ〜。

そういう時ってどうやって気持ちを乗り越えるというか、向き合いますか?
友達に連絡しますね。ご飯行けたらと思いますけど、別に電話で話すだけでもいいですし。「何してる?」って、電話しちゃいます。タイミングが合えば会ったりしますね。

好きな言葉。
努力は裏切らない、かなぁ〜。

木戸くんは努力がキーワードですね。
キーワードです!ひたすらそればかりできたので。

行ってみたい場所、海外でも。
南極!北極点には行ったんですよ、昨年。

『世界ふしぎ発見!』のミステリーハンターですね!
そうなんです。そのとき北極点に一緒に行った方たちは南極にはすでに何回か行っていて。今まで北極点って行けなかったんですよ。初めてフランスが船を作って行けるようになったんですけど。僕は逆ですよね。北に行ったから、最南端に行ってみたい。

北極に行ったとき、どうでしたか。
なんだろう……言葉にするのが本当に難しいんですけど。ありきたりなことで言うと、同じ地球でこんな場所があるんだっていう感じですね。違う星に来たような感覚でした。同じ地球上に存在しているっていう、かつ絵本とか映像でしか見てない、ある種空想の世界に置かれている場所が実現していたんだっていう(笑)。二次元の世界に飛び込んだような感じでしたね。

じゃ、次は南極ですね。
制覇したいですね!

最後の質問。10年後、36歳。どんな木戸大聖になっていますか?
理想は、男性が好いてくれるような俳優になっていたいなと思います。10代、20代の人が僕の演技を観て、こういう大人になりたいなって思ってくれるような。10年後にそうなっていたいです。

そして同年代の男性もいい男だなと思う。
そうですね!

負けず嫌いな性格は?
変わらず……でしょうね(笑)!はい。

素敵です!これからの活躍が本当に楽しみです。今日はありがとうございました。
ありがとうございました!

アウター¥870,000、パンツ¥145,000、スニーカー¥160,000/すべて DIOR(クリスチャン ディオール) その他/スタイリスト私物

INFO
クリスチャン ディオール
0120-02-1947
Model: TAISEI KIDO @TRISTONE ENTERTAINMENT.Inc
Photographer: MASAMI SANO @KiKi inc.
Styling: RIKI YAMADA
Hair & Make-up: KEN NAGASAKA
Editors: GEN ARAI、LISA
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