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VOGUE GIRL with BOY FRIEND
Guest:桜田通

フレッシュな才能とルックスで注目を集める旬な男の子の素顔にせまる連載。レトロポップなインテリアで国内外のファッショニスタが足繁く通う新宿の「Café & Bar CHAOS」を舞台に、VOGUE GIRL副編集長とゲストが本音のボーイズトーク。第54回はファッショニスタとしても人気。独自の存在感で注目を集める俳優の桜田通くんが登場。

桜田くんは小さな頃にスカウトされたことがきっかけでデビューしたんですよね。芸能活動としては20年ほどでしょうか。振り返ってみてどうですか?
最初は特に芸能界に興味があるというわけでもなくダンスが好きだったんです。でも14歳ぐらいからちゃんとお芝居をやり始めて。それから20歳の時に1度留学をしました。その頃は1回役者も辞めて、やりたかった音楽をやろうかなって。

留学先はロンドン? 
はい。なので20年間どうだったかと聞かれると、なんだかんだやってきてよかったかなと思ってます。

桜田くんにとって転機となったこと、俳優としてやっていこうと思ったタイミングはありますか? 
そういう意味では、14歳の頃にやったミュージカル版『テニスの王子様』(06〜07)が僕にとって役者人生の始まりでしたね。けれどそれは、与えられている環境の中でさせてもらったこと。どちらがいいということではないんですが、芝居をしなきゃ死んでしまう!みたいな役者がいる中で、僕は芝居をしないと生きていけないタイプではない、ということを自分でわかっているんです。

もちろん役者という仕事はすごく好きで手を抜いたこともないし、これからも続けていきたいと思っています。とはいえ、生きていく上で何かを作ったり表現をしたり、人に何かを届けるということに対しての気持ちの変化は、20歳の時に留学に行った経験が大きかった。留学という機会を無理にでも自分のターニングポイントにしようと、結果論ではなくあえて寄せていった感覚が強かったです。

どうしてそう思ったんですか?
19歳ぐらいまではいろいろな仕事、今思い返してみてもすごくありがたい仕事をやらせていただいていたのですが、僕の中ではある種、自分の意思に関係なく与えられたことを精一杯こなしていただけでした。今の自分とは全く違うスタンスだったので、悪く言うと、十代の頃は勿体ない時間を過ごしていた気がして。それで19歳ぐらいの時にいろいろ周りを見たり自分がやってきた10年間を見返したときに、このままだと役者業というもので日の目を見たり、名を挙げられる気がしなかった。

だから1回リセットが必要だったんです。すでに10年もこの業界にいたので変に知られてしまっている部分もあったんですよね。そういったことも含めて、戦略的に留学に行ったんです。それが良かったのかは分からないのですが、今となっては行ってよかったな、と思えるようにはなりました。戻ってきてからは何かが色々変わった気がします。

自分も変わったし、周りからの印象も変わった。
そうですね。変わったと思います。離れてみて環境に恵まれていたことにも気づけた。

なかなか19歳でできる選択じゃないですね。
周りの人たちに相談したこともあってのものですが、自分で決断をしたつもりです。

行き詰まったりしたとき、どうやってモチベーションを保ったり乗り越えてきたのですか? 
そういうのが特にあまりないんですよね。どうしても芝居が納得いかないとか、やりたいことが叶えられない状態のときは素直に落ち込むというか。暗い気持ちになるときはあるのですが、それは然るべきものだと思っていて。この仕事をやる上で順風満帆にいくとは思ってないので、嫌なこと、自分で納得いかないと、自分の未熟さゆえに辛いときも、それが当たり前だと思っている。だからそこに対して今も深く残ってないですし、その時も乗り越えることが当たり前というか。基本的に何が起こってもあんまり驚かない性格になったんですよね、きっと。最初の頃はもっと一喜一憂していたんですけれど。本当に何が起こってもおかしくない業界ですし、お仕事ですし、人生だと思っているので。そもそものスタンスがそういう考え方で、ひとつのことで浮き沈みはしないです。

ちょっとやそっとじゃブレないってことですね。
そうですね。あまりブレない性格ではあるのかなと。


桜田くんが考える、俳優という仕事の魅力ってどんなところですか? 
普段こうして生きている日常をより意味のあるものにしてくれる職業だなと思います。どんなに良いことがあっても、どんなに悪いことがあっても、どんなに悲しいことがあっても、経験したくなかったことも全て、少しだけでもプラスに捉えることができる。この役のこの感情は、あのときの最悪な出来事があったからできたんだな、とか。そういうふうに考えられるのは良いことかなと思って。

そう思わないと潰れてしまっている気もするんです。何のためにこんなことをしなきゃいけないんだろう、何のためにこんな経験をしなきゃいけないんだろうとか。つらい経験をしたときに、表現することがなかったら人生を諦めてしまっていたのかもって思うぐらいなんです。今は何かあるたびに、これは後々表現に活かせるなって前向きに捉えられるのは、良いことかなと思います。

桜田通くんをまだ知らない人へ、これを観ると知ってもらえるよという作品があれば教えてください。
僕を知ってもらうという意味では、役者の作品だけ追いかけても何も知れないと思うんですよね。それを前提で観ていただきたい作品といえば、今はNetflixオリジナルの『今際の国のアリス』だったり『コーヒー&バニラ』が挙げられるかなと思います。そして『今際の国のアリス シーズン2』が12月22日に配信開始されます!

シーズン1も大きな話題になりましたね。
そうですね。とはいえ、別に僕だけの力ではないことはわかっていますし、僕はそこの一部になれただけでも光栄だなと思って。監督や主演の山崎賢人くんと土屋太鳳さんの2人をはじめとした他キャストの方々の力もあって、そこにうまく僕も乗っかってやるべきことを全うできたかなと。もちろんヒットしたのはすごく嬉しい。全世界で愛されている作品なので海外の方との繋がりをSNSの反応などで感じて、Netflixの力もすごく感じました。出演できて良かったなと思います。

『全裸監督 シーズン2』にも出演しています。Netflixの作品に出るとファンの広がり方とかスピード感もすごいんじゃないですか。
Netflixやamazon、ABEMAなどの配信作品は特に強く出たいと思っているものなので嬉しいです。

歳を重ねることでオファーが来る役に変化は? 
それは良い意味であまり変わってないかもしれないです。さすがに学生役は今はなくなりましたけど(笑)。

実際にお会いすると学生役もまだありそうな気がしますけどね。
この間ABEMA『覆面D』という作品で10代の子たちと並んだときに、やっぱり自分は歳取ったなと思いましたよ(笑)。

憧れの俳優はいますか?
役者としての尊敬しているのは、佐藤健くん。事務所に入ったときからの付き合いなのですごく長くて、お友達というかお兄ちゃんみたいな存在です。お芝居で彼は先を行く存在だったので、ご飯を食べに行ったときとかにヒントをもらったりしました。佐藤健という存在がいなければ、役者として今の状態ではない気がします。

大きな影響を受けたんですね。
すごく受けましたね。

桜田くんが考えるいい俳優ってどんな俳優ですか? 
もともと自分が持っているパーソナリティを捨て切れている人は良いなと思う。自分がそうじゃないからかもしれないのですが。作品に対して真剣に向き合っているかどうかというのは、観る人に伝わるものだと思うんです。ノリでやっているなとか、置きにいってるなとか。芝居の上手い下手ではなく、この人は経験がなくてもこの作品に賭けてるなって思うものが作品に映ると僕は思って。それが映ることが良いかはわからないですけど、そういう役者さんは素晴らしいと思う。

テクニックだけじゃない、真実味というのでしょうか。 
だから、佐藤健くんにおいては、普段あんなにスマートでかっこいいのに、役の中ではすごく格好悪かったり、ぐちゃぐちゃで涙を流したりというのが素敵だと思う。素敵ですが、でも役者としてはそれが当たり前なんですよね。その当たり前ができている人がどれぐらいいるか僕もわからないですけど、そういう作品や役者さんを観たときにすごいなって思います。でも一方でその人本来の姿がちゃんと見えている役者も好き。1つじゃないと思うんです。適材適所で輝ける役者さんがいいなと思ってます。

今、俳優さんっていろんな層で豊かだなと思うのですが、同年代の方の活躍は気になったりしますか?
友達ぐらいですかね。仲の良い友達とかがでている作品をみると、刺激を受けます。

映画はあんまり見ない?
日本のものは特に観ないです。『Marvel』作品とか大好きなんですけど。

もしも、どんな映画のどの役でもやれるよって言ったら、あの映画のこれやりたいとかってありますか?
やってみたい役はどれも大変そうだからあんまりやりたくないなぁ(笑)。

(笑)。
完成後の作品だけを観たら『Marvel』作品の『スパイダーマン』とか演じてみたいですが。完成するまでの途中経過がどれだけ大変かはわかっているので、それを考えるとどうも苦しいんですよね。結局それって、今までの環境がひどかっただけなんですよね。日本の作品の作り方だったり、時間のかけ方や予算のかけ方って、いろんなものを差し引いちゃうと命を削ることが多すぎて。それが生きがいだって思える人は幸せだと思うんですけど、僕はそれが結構つらいんですよね。怪我しそうになるし、本当に死ぬんじゃないかなと思うことがあるから。

理不尽に感じる環境や状況があると。
それは人間として不健康だと思っていて。あまり好きじゃないんですよ。役者って体張るのが仕事でしょ、みたいなスタンスが苦手で。そういうところを含めると、この世界はあまり良い労働環境だと思ってない。それでもやはり『今際の国のアリス』という作品で感じたのは、そこがすごくしっかりしているということ。ハリウッド方式って、作品に入る前にちゃんと時間を取る。1年かけて作品を撮る。

俳優の熱意に頼るだけではない、きちんとした労働環境が整っていますよね。
Marvelシリーズとかも出たいと思う反面、自分はまだ未熟でそこに出られる存在ではないという相反する葛藤や悔しさもある。そういう意味でも日本で役者として名を挙げていくのは狭き門だということはこの年齢で改めて感じます。僕はもう正攻法ではあぶれてしまった人間だと自負していて、10代、20代前半に登竜門となる作品でことごとく負けていた自分がいることをわかっているので。

その自負こそが、現在の立ち位置を導く。
王道ではない別の道で自分の個性を武器にしながらやりたいことができている。そういう意味では、同年代の役者の方にライバル心はないですね。自分の強みがみんなと違うことはわかっている。どストレートで成功しているタイプじゃないので。だからこそ、そういう存在の方がありがたいと思っていて、そういう方が主演でやっているからこそ、その人ができない役は僕ができるし、僕ができる役はその人にはできないと思います。

適材適所ですね。
はい。そういう適材適所が素晴らしいなって。役者においては、自分はそうありたいです。真ん中(主演)だけやれる役者も素晴らしいと思う。その人がいるからこそ脇役だけをやれる役者もいるわけで、その嗅覚が優れている役者が素晴らしいと思う。端っこにいて真ん中の芝居をされても困るし、真ん中なのに脇役みたいな芝居しても困る。そこを理解できて、順を追って役として俯瞰で見られる人は素晴らしいと思っています。質問の答えには少し外れちゃいましたが。

自分の持ち味を徹底的に知るというのは大切なことですね。
そうですね、明確にわかっている人は魅力的に感じます。ハリウッドの作品はそこがすごく面白いと思って。主演はやっぱり主演なんですよね。敵役の1番手とかもめちゃくちゃ魅力的で。『バットマン』なんて、敵役の1番手がめちゃくちゃ人気じゃないですか。だから僕も『今際の国のアリス』をやるときのリファレンスは、そういう作品の悪役のように自分がそこを担えるように頑張ろうと思った。だからこそ、主役も立てられるという。そこは非常にこだわった部分です。まだまだそこに行き着ける気はしないんですが、目指すだけなら自由じゃないですか。

今までで心に残っているアドバイスはありますか?
よく聞く言葉になるのですが「カメラを気にするな」という言葉です。自分が今こういう表情をしようとか、こういうふうにお芝居をしようとか、こういうふうに泣こうとか思った時点で自己そのものが入ってるから良くない。自意識は捨てて。早い話、その役として生きるだけです。でもそれは実際無理だと思うんですよね……僕は僕ですし。役者の仕事は嘘をつくものだと思うので、それは無理だと思うんですけれど、本当の感情で自分の経験みたいなものが来た瞬間、少し本物が介入した瞬間が輝く。そこは仕事として面白いですね。

ちょっと話題が変わりますが、今一番楽しいことは?
配信している時かもしれないですね、ファンの方と一緒に。

ファンとの向き合い方が熱いですよね。
仲の良い友達はいますが毎日話すわけじゃないし、普通に生きてたら、仕事以外の時間が結構できるじゃないですか(笑)。その時間をファンクラブで配信したりするのが、僕は結構楽しいですね。いろんな人とコミュニケーションを取れるのが、この時代ならではの遊び方だと思います。

最近では、ファッション面でも注目されています。桜田くん自身はどんなファッションが好きですか?
どちらかというとモードが好きなのですが、ただストリート熱がまた目覚めそうです。というのも、最近ジャスティン・ビーバーさんに会う機会があって、彼がかっこよかった。彼のファッションが昔からすごく好きで、あの人はずっとストリートなんですけど、ムーヴメントを作っていると思うんですよね。すごくファッションで、一見するとアレ?なんか変じゃないっていうところも、あの人が着るから正解になっちゃう。以前、スーツにピンクのニット帽を被っていたんです。街中で見たらちょっと訳わからないコーディネイトなんですけど、あの人ならではのファッション性や生きざまが出ている。そういう先入観に囚われないファッションが好きです。好きなものを着て、着ることで正解になる。そういうふうに捉えてファッションやっている人はすごく好きです。

桜田くんが美しいと感じるものってどんなものですか?
マルですね。

おぉ!シンプル。
月も太陽もそうですし、家にあるオブジェとか置き物もマル。形として好きですね。僕は形というものにこだわりがあって、ファッションもシルエットがすごく大事だと思っていて。髪型も、写真の構図も。ものの配置も家ではものすごくこだわるタイプ。角度を調整することに1時間やるとか。すごく細かいんですよ(笑)。

すべてを超越するというか、包みこむというか。マルはどこから見ても美しい。曲線美みたいなものもそうですし、アートもオブジェが好きなんです。絵画より置き物が好き。絵画なら答えが見えてくるものが好き。服もモノトーンでワンポイントとかがすごく好きです。白黒はっきりしているもの。

生き方にも通じるんじゃないですか?
そうですね、本当に白黒はっきりすることが好きで、グレーが好きじゃないんです。でもこの仕事はグレーにしなきゃいけないものが多すぎるから、芸能界が僕はもともと得意ではなくて。自分の生き方には全く合ってない仕事なんです。今の仕事では自分の生き方に合う答えを出すことを無理やりやっているので、すごく生きづらい。でも僕を理解して、より深く応援してくださるファンの方がいる。その存在がすごく大切です。僕に浅いファンがいないのは理解してます!

31歳になったばかりですが、20代はどんな10年でしたか? 
やりたい事の片鱗みたいなものを諦めなかった10年でしたね。もちろん失敗もあった、つらく悲しいこともあった、その分出会いもあった。20代で諦めなかったことが、今30歳になってようやく実を結び始めていると思う。音楽もファッションも、自分が居たい場所だったり、生き方だったりも含めて。20代の時にこうなりたいと思っていたことが繋がってきている。そういう意味では、いろいろな種を蒔けて、諦めないで良かったと思える20代です。

逆に20代でこれをやっておけばよかったと思うことは?
乳化です。しっかりとメイクを落とすこと。美容に関してはちゃんとやっていたつもりなのですが、やはり若さで乗り越えていたものもあり。美容は時間を戻すことはできなくて、進行を遅くしていくものだと思うんです。例えば、目もとのケアも早いうちからやった方が良いとメイクさんに言われていたのに、今31歳になりかけて目もとが少し垂れてきたなって思うと、あの時にちゃんとアイケアをしていればという思いはあります。ビューティーに関しては、積み重ね。そう言いながらも、人は見た目が全てじゃないことも理解できるので、どうでもいい。どうでもいいけれど、やっぱり気になる部分なので、やっておけばよかったと思います。

役者を目指したい10、20代に何かアドバイスをしてあげるとしたら? 
そんなに難しく考えずにやればいいと思います。全然難しいことじゃないと思う。

自分の顔で好きなところは? 
ないですね。好きも嫌いもない。この顔でよかったとは思ってます。でも諦めてる部分もあって、それを受け入れられるようになったのは最近。昔はかっこよくなりたいとか、この人みたいな顔になりたいとか、この声になりたいとか。いろいろな憧れ、嫉妬やジェラシーがあった。でも、この職業はかっこいい人だらけで。主役があるからこその他の役柄という感覚に近いのですが、他の顔があるから僕の顔があるわけで比べてもしょうがない。そういう意味ではライバルは自分でしかない。常に過去の自分より素晴らしくいなきゃいけないと思う。自分の顔に好きも嫌いもないけれど、この顔だからこそよかったと思うし、逆にどんな顔でもよかったなと思っています。

役者をしていてそう言い切れるというのはすごいですね。では、自分の体で好きなところは? 
胃下垂なところ(笑)でも、最近ちょっと太るようになっちゃったんです。もともと劣等感の塊だったからこそ、本当に好きなところはないんです。だったら良くするしかない。仕事に関してもこだわりがないから、かっこいい役の時はすぐに髭の脱毛へ行きました。役者さんはヒゲがあった方が良いとカメラマンさんには言われましたが、僕にヒゲがあっても需要はないと思うんです。山田孝之さんのような、ヒゲがあってかっこいい人もいる。だったら僕はそうじゃないところをやる。こだわりがないから自分を簡単に変えられちゃうんですよね。

面白いですね。自分との向き合い方や距離感が。 
すごく客観的に生きていると思います。自己プロデュースじゃないですけど、割とそういうふうに生きていて。俯瞰的に生きているから、物事に対して落ち込まないのもそうなんです。客観的に生きているので。

好きな色は?
黒です。単純にずっと好きな色。そこに理由はないです。

好きな食べ物は?
お肉が好きです。さっぱりしている赤身が好きです。

自分を動物に例えると? 
いろんなものが入りすぎて、キメラみたいですね(笑)。肉食的な部分もあるし、すごいサバサバしていて草食的な部分もあるし、怠け者な時もある。ライオンやチーターのように何かを狩りたい時もあるし、猫のように気まぐれな時もあるし、犬のように懐くときもある。謎の動物!未確認生物です(笑)。

今までで一番嬉しかった褒め言葉は?
僕は何でも真に受けちゃうんですけど、自分を褒めてくる人のことはあんまり信じられないかな。

ではどんな言葉は嬉しいですか?
自分を理解してくれていることは嬉しいと思ったことがあります。自分のファンイベントの時に人がたくさん集まっていることが理解できなくて、事務所がサクラを呼んだんじゃないかなと思ったんです。僕以外にも周りに素晴らしい人がいすぎて、なんで僕を?って思う時期がありました。僕だったら僕を良いとは思わない。そんな中でファンの方が「通くんよりかっこいい人がいるのもわかるし、私は通くんの顔が大好きなわけじゃないけど、あなたの性格や言葉に惚れて、ファンをずっと続けている」と言われたことはすっごく嬉しかったです。それでしかないですね。僕が求める喜びは。

今、自分にご褒美を買ってあげるとしたら? 
欲しいルイ・ヴィトンのセットアップやジュエリーがあります。ファッションアイテムが欲しいですね。

最後に10年後、40歳。どんな桜田通になってますか?
とにかく幸せになってほしいですね。自己プロデュースでどういう10年後に持っていきたいですか? 人として、正しく幸せな人でいたい。無理せず、同調圧力には負けず、いろいろなことに屈せずに生きていってほしい。楽をしたりとか、世の中がこうだからこうしとこうみたいな人にはなって欲しくないです。どんなに批判されても、自分が正しいと思うことを貫いてる40代でいてほしいかな。

俳優としては続けていそう? 
どうだろうな……続けていると思う。役者という仕事が、この世にある限りやると思います。やりたきゃやればいい。ファンの方が見たいと思えば、応えたいと思うのでやると思います。ただ40歳になった時に、世の中でエンタメ、ドラマというものがどれくらい重宝されているのか、どれくらい映画が残っているのか。もしかしたら舞台だけになっている可能性もありますよね。形を変えて新しいエンタメの姿になっていれば、その時それをやっていると思います。既存のドラマや映画というものこの先どうあるのかわからない部分もある。けれど、僕はやっていて良かったと思うことが圧倒的に多いので、10年後もやっている自分でいれたらいいなと思います。

ありがとうございました。素敵で深い話しがたくさん聞けて面白かったです!
ありがとうございました!

ブルゾン ¥462,000、シャツ ¥143,000、パンツ ¥143,000/共にVALENTINO、スニーカー ¥126,500、ネックレス ¥127,600/共にVALENTINO△GARAVANI (共にヴァレンティノ インフォメーションデスク

INFO
ヴァレンティノ インフォメーションデスク
03-6384-3512
Model: DORI SAKURADA @AMUSE
Photographer: MASAMI SANO @KiKi inc.
Styling: KEI SHIBATA
Hair & Make-up: SHIZUKA WADA
Editors: GEN ARAI、LISA
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