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VOGUE GIRL with BOY FRIEND
Guest:福士蒼汰

フレッシュな才能とルックスで注目を集める、旬な男の子の素顔にせまる連載がスタート!レトロポップなインテリアで国内外のファッショニスタが足繁く通う新宿の「Café & Bar CHAOS」を舞台に、VOGUE GIRL副編集長とゲストが本音のボーイズトーク。第24回は、正統派二枚目俳優から近年では幅広い役を演じ演技派俳優としての評価も高い福士蒼汰くん。

こんにちは、この連載がスタートした頃からのラブコールが叶って福士くんの登場、嬉しい!
そうなんですね!ありがとうございます。

芸能界には雑誌に掲載されたことがきっかけで事務所にスカウトされたんだよね。それって何歳のころ?
16歳です。

じゃあその後すぐに『仮面ライダー』でデビュー?
17歳で事務所に所属にして、その半年後にドラマ『美咲ナンバーワン!!』や『生まれる。』に出演して『仮面ライダー』です。

自分で振り返ってみてどうですか?デビューから順調な印象だけど。
そうですね……自分ではよく分からないですが、客観的に見たら順調に進んでると思ってもらえるのかもしれません。作品に恵まれてきたことに関しては運が良かったです。『仮面ライダー』や『あまちゃん』だったり、映画の『今日会社休みます。』だったり。ヒット作に出演させて頂いたので。

スランプだった時期あったとかあった? 
誤解を恐れずに敢えて言ってしまうと、ずっとスランプだなって感じなんです。

おぉ! そうなんだ、どんな部分で?
そもそも、なんだろう……役者、お芝居っていうものに対して、自分が向いてるか向いてないかでいうと、自分では決められないなと思っていて。だけど、求めて頂けているということは、もしかしたら向いているのかもしれないとも思いますし……そうですね、そこは半信半疑だなという感じはあるんです。

その不安な気持ちというか「自分に合ってるのかな?」って模索しながら仕事しているとき、どういうふうに不安な気持ちを克服するの?
半信半疑っことは半分信じてはいるんですよね。その半分の部分を信じるしかない。だからこそ、いい作品に呼んでもらったりとか、尊敬する監督やプロデューサーに声をかけてもらったり、あとファンの方の言葉を聞いたりすると、やりがいがあると感じられるんです。

そもそも10代の頃ってどんな将来像を描いてたの?
僕は理系で英語も興味があったので、海外の人と仕事ができるIT企業みたいな会社に勤めたいなと思っていました。

インターナショナルな感覚をもちながら。
そうです。

でもそれは俳優という形に変わって、そうなってるって感じはあるよね。
逆にいうと、形を変えてやろうって自分でも思ったんです。高校2年から3年まで『仮面ライダー』を演らせて頂いたので受験に対する勉強が足りてなかった。これ、大学進学は無理だなと一つ諦めがあって、仕事のほうに移行し集中していったんです。でも自分の夢で海外に行きたい、外に行きたいっていう夢もあるな〜と。じゃあこの仕事を通して行けばいい!という気持ちが生まれたんです。

この時代、そういう人がどんどん増えているよね。芸能界だけじゃなくてファッション界でも20代の人って、軽やかに国境を超えていく。いろんな意味で。
そうですね、ボーダレスになってきていると思います。SNSの普及とかで海外との差をあまり感じなくなったり、容易に海外の文化を取り入れられるようになったり。これからもっと進むんだろうなと思います。この5年10年で変わると思うから。

福士蒼汰という俳優は、どんな俳優だと自分で思う?
めちゃくちゃ難しい!どんな俳優だろう……欠点の多いヒーローみたいな感じでしょうか(笑)。

面白いね、“欠点の多いヒーロー”。
そう、苦手な部分とかできない部分はたくさんあるんだけど、それだけではない何かがあるような気もするんです。だからそれは明確にはなってないんですけど、ヒーロー的存在になれる要素があるんじゃないかなって、きっとそこを信じるしかないんです。でも今、ヒーローとして必要な部分を探すのか、ヒーローではない存在、普通の人の部分を磨いていくのか、両極端なものもある気がしていて……それの答えじゃないんですが、最近思っていることとしては「自分の好きなことをやろう」。そうすることで自分らしさが出てくるんだろうなと思います。

それは演じる役とか?
演じる役とか演じる作品性だったりとか。やりたいことを突き詰めていくとその人の個性になっていくのかもしれないなと。今の環境は、そんな時間を自分で作れたりとか、仕事にできるのでラッキーだと思います。

同世代の俳優って多いよね。
多いです、めちゃくちゃ多いです。

ね、彼らの活躍は意識したりする?
します。意識して作品は観ないですが、テレビを見ていたらみんな出てるいますし、ネットニュース見てたらみんな出てくるし。「みんな」というのは同い年の人が多くて、共演したことがある人もない人もいるんですが。ただちょっと前の方が意識してました。でも今はそういうことではなくて、みんなやってることが面白いなと思っていて。結構みんな尊敬する部分が多いんです。

どうしてそういうふうに余裕が持てるようになったの?
「自分の弱さを提示することの強さ」を知ったというのが一番大きいです。

“弱さを提示する”?
「自分はこういうところが弱いです」と人に見せられる強さってあると思うんです。それをすることで学ぶことがある。裸になってむき出しになっている状態だから、そこを突かれたら恥ずかしいと思ってもっと頑張ろうって思うだろうし、弱さを見せているから「こうしたらいいんじゃない?」とアドバイスをくれる人がいるかもしれない。でも強さだけを見せていたら人は「あ、この人強い人だな、オッケー」となるかもしれないので、いかに自分の弱い部分を見せていって、強い人にどれほどのことを学ぶかと。そういう部分が今鍛えるべきところだと思ってます。

その弱さを見せちゃえって思いに至ったきっかけって?
生きていていろんなことを経験してきたというのもあるんですが、最近は本を読んで助けられることが多くなりました。

最近読んだ本でよかったのは?
この流れからいうと『アドラー心理学』関連の自己啓発的な本です。自己啓発本って今まで全然読んだことがなくて、読んでも意味ないとも思っていたんですけど。ちょっと悩んでいた時期に読んでみたらすごく理解が深まったんです、アドラーの心理学について。そういうことか!と思うことが多かったです。

物ごとを違う視点で見るようになるとか?
他者貢献とか。他者貢献をすることによって自分の存在意義を感じられたり、幸福度が高まっていく。そういうところに目を向けた方が人は幸せになるんだろうなと。強がって「知ってる知ってる」だけだと誰も何も言ってくれなくなっちゃう。それは知らなかったというか。物事をちゃんと本質的に見つめることができる人間になっていきたいから、そういう本を読んで考えたりします。

では、福士くんの弱さって何? 
弱さ……圧倒的に弱いのは、プライドが高いことなんです。

高いんだ!俳優としては必要な要素だと思うけど。
プライドが劇的に高くて、占いでも言われたりとか(笑)。

(笑)。確かにプライドの高さって思いがけないときに邪魔をするよね。
そうですよね、でも、プライドが高いって占いで言われるのはムカつくんです。

わかる! 僕もよく書かれている(笑)。
でもムカつくってことはプライド高いってことで。そうするとそうなんだ!って信じ込ませる為に言ってるんだろうなとも思ってはいるんですけど(笑)。で、自分でもプライドが高いんだろうなとは分かっていて、いい部分ももちろんあるけど悪い部分に働くこともたくさんあったんです。

なるほどね、強い面と弱い面がある。
プライドが高いということを理解することと、隠してたプライドを外していていくことでダムがこう流れていくような感覚です。

いい方に持っていく感じだ、プライドの高さを。
いい方に持っていくのと、そもそものプライドをどんどん無くしていこうと。プライドを外しても幸せになれるって気づいたんです。その作業は怖いと言えば怖いんですが、外す外さないで幸せの絶対値は変わらないわけで、むしろ外した方が幸せになれるかもしれないと思ったんです、いろんなことを学べるし。「まあ、しゃあない!」と言えるような自分になりたいなと。

26歳でそれに気づけるってすごい。
自分の生きてきた環境がそうさせたような気がします。鯉の滝登りのようにバーってすぐ龍になってしまって、でも本当の龍なのか疑わしいなかで火も吐けない、空も飛べない。なにもできない龍になってしまった。そんな自分がいたからこそ悩むことができて、ぶち当たった壁が“プライドがある”だったので、その壁を壊してみようと考えたんです。

俳優として欠かせないもの、必要なものって何だと思う?
さっきもちらっと話したんですが、人間としてと俳優としてって、同じような気がしていて。何がかというと本質を見極めることなんです。ある物をちゃんと捉えられるかどうかって、人間としても役者としてもすごく大事だと思うんです。周りの環境だったりフィルターによってその物が違う形に捉えられてしまうことがあるんですが、それってお芝居にとってすごく邪魔なものなんです。ちゃんとその物をどう見るかっていう本質を掴むと、その物だったり人とちゃんと会話できることにつながってくると思うんです。まだまだ全然自分はできませんが、人間としても大切なところな気がします。

では、福士くんが人間として大切にしたいことって?
例えば、もし結婚して毎日奥さんと過ごしているっていうときでも、本質をちゃんと見ることができると、今日はこうだねって気づきがあるはずで。ずっと一緒にいるから、今日も一緒だよねと思うんじゃなくて、何か本質を見てると、今日体調悪いの?とか、あれ髪の毛切った?とか気づけるというか。この人はこういう人だって壁が一枚あると見れなくなっちゃうんです。だけど本質を見るようにするとその人が生身で見えるから、変化だったりとかに気づける。だから人生の中で何かに「あっ!」て気づけた瞬間は楽しいです、このお店のここが変わったとか、LINEの画像変わったとか(笑)、気づくとすぐ送っちゃうんです、気づいた〜!と思って。

しかも受け取った側は嬉しい。
小さいことでも。

本質を見極めるようになる、気づくようになるにはどうすればいいの?
まずひとつは本を読むことじゃないかなと。本に100ページあったら大事なものって10%、10ページしか入ってない。その前置きだったりつなぐための残りがあるから、その10%を見極められるかっていうのがちゃんと本読めるかどうかだ、って聞いたことあって、なるほどなと思いました。本をたくさん読んでる人は、本の要点をとても簡潔に説明できるらしいんです。でも本をあまり読んでない人はこれがあってこれがあってってすごく長く説明しちゃうらしくて、本質っていうのはもっとコンパクトでシンプルだから、それを見つけるための訓練が本を読むことでもあるそうなんです。人との話でもいいんですが、話してる中で、その人の本音本質はどこなんだろう?というのを見極めながら聞いていくと話していることがちゃんと分かって、自分の身にもなるっていう気がします。

できるだけシンプルに、削ぎ落としていくってこと?
濃縮していくという感覚の方が近いのかもしれません。ぎゅ〜って100言ったことを10に濃縮したらこうだよねと。

面白い! 福士くんと話してると脳が刺激されるなぁ(笑)。いろんなことを多角的に考えてるけど、実際の人生はどうですか?
楽しみです。まだ楽しくないです!

まだ楽しくない、まだ修行中?
「これからの未来はもっと楽しくなるような気がする」という楽しい状況でもあります。どんどん楽しくなっていくんじゃないかなというイメージです。

なるほどね、もっと高みがあるというか。
もっと充実していくんじゃないかなと(笑)。

以前のインタビューで「23, 24歳くらいが人生最高な気がする」というようなことを言っていて。
言っていたかもしれません。

僕もそれはある真実だなって思うけど、26歳になってどう?
終わった、ピーク過ぎたみたいな(笑)。当時の考えだと。

19歳か20歳くらいのインタビューだったんじゃないかな。
若くて勢いがあった。当時はそれを夢見ていたんでしょうね。でも、その気持ちはわかるんです。今考えても23, 24歳って勢いがある。若々しくて光っているんです。やっぱり若いっていうのは誰しも輝いて花開く。花はいつか枯れてしまうけれど、もう一回咲かせるにはどうすればいい?っていうのが20代後半で、30代でまた咲けば、まあずっと咲いているだろうなという気はする。だから今はある意味枯れた状態であって、この枯れた花をもう一回育てるにはどうすればいいかなという時期ではあります。

一回枯れたものがもう一回咲くっていうのは、時間の考え方としてすごく面白いなって思うんだけど、新しい10月11日金曜よる10時からスタートする主演ドラマ『4分間のマリーゴールド』(TBS系)も生と死、限りある時間についての物語だよね。
そうです。身近な人との恋愛があって、でもその人は若くして死んでしまう運命を背負っていて、その運命を変えようと抗うというのがこのドラマの本筋であると思います。自分は救命士という仕事をしてるという設定なのですが、その救命士という職業の存在意義をすごく感じていて。病院が人の命を救うところだとしたら、救命士は命をつなぐ人だと思うんです。救命士がいなかったら亡くなってしまう命も多くある。命を伝達する、繋げる仕事ってすごく尊い仕事だなと今回感じましたし、そういう部分もドラマで見せていけたらいいなと思っています。

福士くんが演じるみことは、手を重ねた相手の“死の運命”を知ることができる。運命って結果でしか知ることができないのかなって思うんだけど、みことは先に知ってしまう。だからこそ運命に抗おうとするんだけど、そんな主人公の行動はどう?
自分もそうするんだろうなと思います。もし自分がそういう能力があって、自分の両親や家族の最期が見えてしまったら、何が何でも止めようと、自分が死ぬギリギリまで、命を投げ出すくらいまで、たぶんその人たちを助けると思うんです。なにも言わずに。

もし運命が知れるとしたら、自分の運命を知りたい? それとも知りたくない?
知りたくないですね〜!それは大変な人生ですよね。

自分で目に見えない能力持ってるなって感じたりすることは?ドラマのキャラクターにかけて(笑)。
全くないです(笑)。何があるかな……直感力みたいなものはあるのかもしれません。理解できなくても直感で決めたことが正しかったりするとか。この仕事していくことを決めたことも、直感力でうまくいくんじゃないかって。

ある意味、運命じゃないかなって?
変な自信があったんです。

自分の直感は信じてる? 
信じてます。逆にいうと、それは直感というよりもその決断をしたあとの自分がすごく頑張ってるということなのかもしれないです。

自分の選択が間違っていないと証明するために。
自分が選択したことだから、それを正解にしたいんです。正解するように頑張る。選択はあまり大事なことではない気がするんです。選択が大きいんじゃなくてその後のことが大事、その正解に近い方に持っていく自分がどれだけいるかっていうことが大事。そんな気がするんです。

もし特別な能力を手に入れられるとしたら、どういう能力が欲しい?
瞬間移動です!

それはどうして?
楽だなーと。海外もすぐ行けちゃうし(笑)。時代を超えるというのも面白そうだなって思います。過去の偉人に会うとかすごく面白そうです。

福士くんは「このタイミングでこの人に出会えたことが運命だった」と思う出会いはある? 作品でもいいです。「この時演じられてよかった」みたいな作品でも。
作品の一つ一つが勉強になりましたし、自分の中で一つ一つ成長している手ごたえはあるんですが、唯一自力で成長できなかったと思っている作品が『ちょっと今から仕事辞めてくる』という成島出監督の作品なんです。完全に監督の手によって引っ張って頂いて。作品の中に居られたという状況だったので、自分の色を全く出さなかった唯一の作品だったんです。成島出さんという監督に出会えたのは一つ大きな財産になっています。

そういうときは撮影中どういう感じなの? 悶々としちゃうの?
監督が悶々とする空気を作らず笑顔が多い役だったので。監督の緻密な計算によって作られた作品だと割り切って、やっていましたね。

それは良かったことと解釈していいの?
良かったことです。ある意味自分では到達できない成功体験をさせて頂きました。背中押されて「ここ経験してみてごらん」って、自分の力でやっているわけではないから終わったら戻ってしまうんですが、凄くいい経験をさせて頂いたと思います。自分のペースでちょっとずつ成長するんじゃなくて、とりあえず飛び込んでみるというか。

面白い! 僕もその視点をもって観直してみます。
是非!

話は変わるけど、自分の性格をどう思う?
その瞬間瞬間で変わると思います。

こう話してると真面目だなと。
真面目って自分では本当に分からないです。いままで超不真面目なことが多かったから。社会に出て僕自分が真面目と言われるんだったら、学生の人たち大変だなと思います。

そうなの?
真面目に生きてなかったのに今は真面目って言われるってことは、真面目でなくても真面目に見られる人もいるんだなと。すごく理屈っぽいですが。

僕もそれは思った(笑)。もちろんいい意味で。常に考えごとしてるの?
ぼーっとしたりもしてるんですが、考える時の密度は濃いかもしれないです。

もやもやって浮遊するような思考っていうよりは、緻密に。
着実に色々考えてるかもしれないです。 でもこれも最近になってです。昔は着地していないようなことが多かったので、ただの理屈っぽい男子だったような気がします(笑)。

今は歳を重ねて経験を積んで、本来持ってる個性とうまく一致しつつだ。
一致させないとと思っているところもあるから頑張ってるというか。でもそれだけを頑張っているわけじゃないです。ちゃんと、自分が好きだと思うことを突き詰めて勉強して、 理屈を詰めていけば、 ちゃんと着地していくと思うので。

さまざまな役を演じてるけど、これからはどんな役を演じていきたい?
実はあまり具体的にはないんです。どんな役というよりも、どんな内容でどんな作品に出演するのかということを考えています。

主役でなくてもいい作品だったら?
フィールドでも。それでも面白かったらいいなと思います。

福士くんが考えるいい作品ってどういうの?
そこはあまり理屈では説明できなくて。これはいいって何となく思うというか、台本を読んだだけでは面白いか面白くないかって、正直その時点ではわからないんですが、なんかこれ面白くなりそうとか、今の自分には合わないとか、なんとなく直感でやってるんです(笑)。

さっきも直感を信じるって言ってたもんね。
そうです。

どんな映画のどの役でも演じていいよとなったら、演じたい役はある?
く〜なんだろうな、なんだろうな……。そうですね、演じたい役は……『アベンジャーズ』好きなんで『アベンジャーズ』の一人になりたいですね 。

お! 若い世代は『アベンジャーズ』好きなんだね。
みんな憧れるんです。

どんなところがいいの?
男の子はみんなヒーローに憧れるんです。小さい頃から見て育ってきていますし、1本出演するだけでも世界中の人が観る作品になっているから、その中のヒーローって世界のヒーローってことで。

『アベンジャーズ』観方が変わりそうなくらいの説得力(笑)。『アベンジャーズ』の中のどの役演りたい?
全員好きなんですが、自分が演りたいのはスパイダーマンです。

スパイダーマンも福士くんが言っていた欠点の多いヒーローだよね。
そうです! がむしゃらに頑張っている感じとか。

そろそろ福士くんに憧れて俳優やりたいっていう人たちも出てくると思うんだけど、彼らにアドバイスするとしたら何?
役者としてやっておきなよよっていうことですよね……2つ挙げるとしたら、まず自分の自信を持てるものを1つでもいいから持っておいたほうがいい。自信の持てるものって好きなものでもあるから突き詰めておけるといいと思うんです。もうひとつは先人の話を聞こうということです。それは大先輩でもいいと思いますし、今はこの世にいなくて本が出てるような人でもいいんじゃないかなと。自分が悩んでいる事って100年前に誰かが解決してるいるかもしれないじゃないですか。自分で全部解決しようとしたら天才にならなきゃいけないけど、過去の天才がそれを解き明かしてきたのなら、それを知識として学んでいく方が断然人生を楽しく歩むことができる気がしていて。

なるほど〜。若い子だけじゃなくて年上にも心に刺さる言葉だね。ちょっと話題を変えて(笑)休日はなにしてるの?
最近は英語の勉強していたり、テニスしたりジム行ったり。

けっこうアクティブだ。
半々です。全然外に出ないことはないですし、ずっと外にいることもないんです。

役作りも兼ねることもあるだろうけど、習い事とかも好きそう。
習い事は大好きですね!

経験値あげてるって感じ(笑)。
(笑)大好きです。この前も救急救命の講習受けに行ったんですが「自分は絶対人の命を救うんだ」という気持ちですごく真剣に聞いて。役柄としても救急隊としての仕事を見ながら、実生活で何かあったとしても役立つだろうと思いながら。

すごく理論整然としてるけれど、寂しくなることはある?
寂しくなる時、全然あります。結構多いかもしれないです。一人であんまり生きていけないけれど、一人の時間も尊重してという面倒くさいタイプなので。寂しくなれば基本的に友達にすぐ連絡します「ご飯行こう」って。で、「ごめん、まだ仕事してる」ときたら、ふんっ!て(笑)。

(笑)寂しい感情は素直にだすんだね。
そうです。もしくはダラダラ頭を働かせないで YouTubeを見たりとかします。

ON/OFFの切り替えはしっかりしてる方?
どうなんでしょう……昨日もベッドに入ってから2時間くらい寝たら起きちゃって、そうしたら急に脳がONになって勉強しよ!って、ずっと朝4時まで勉強しちゃいました(笑)。

何の勉強?
本読んだり、ITの勉強したり。

興味あることをね。
やばい寝なきゃって思ったんですが、今起きてることは今やんなきゃいけないんだと思って(笑)。

ここからは思いつくままに答えて欲しいんだけど、まずは自分の顔で好きなところ。
鼻です。

どうして鼻?
高くもあり、でも強すぎない。だから完璧じゃない。不完全だけど、悪くも良くもないっていうバランスをうまくとってくれるのが鼻です。

へぇ深い!そういう答えは初めて。自分の体で好きなとこ。
手です。

大きいですね。指も細くて美しい。
よく褒められるので。

してみたい髪型。
色で言ったら……金ですかね。金はしたことないので。赤とかはあるんです、高校時代に。赤くして文化祭出たりとか。あとは『BLEACH』という映画で金に近いオレンジはしたことあるんですが、まっ金で白くしました!みたいなのはやってみたいです。

金髪見てみたい! 好きな食べ物。
ハマグリ。

有名だよね(笑)。では好きな言葉。
好きな言葉、まだ見つかってないです。

お〜探し中、いいね!今までもらった心に残ってるアドバイス。
アドバイスか……そうだなあ。忘れちゃってるかもしれません。

あるけど忘れちゃってる?
ある気がするけど……思い出したいですけど。

ありそう。自分の言葉をしっかり持ってるから。それで自分のものにしちゃうじゃない。
そうなんです!自分のものにしちゃうから、もう人のものじゃない(笑)。自分の意見(笑)。

僕としては、みたいなね(笑)。でもそれが言えるっていうことは、その言葉が身になってるってことなのかも。
そうです。

では行ってみたい海外。
海外はたくさんあるので迷いますね!

じゃあ時間で決めようか、1週間。
1週間だったら、中国。

なんで中国?
中国の発展が著しすぎて社会がどうなってるか見たいです。

じゃあ上海とか?
上海と北京。香港は行ったんですが、香港もすごくて。世界のお金持ちが住んでるランキングで上海、香港、北京が10位内に入ってるんです、ニューヨークが1位だったんですが。 香港は3位くらいでめちゃくちゃ金持ちが多いんだなと思って。残念ながら日本は入ってないんです。中国はいっぱい入っていて、その勢いってすごいなと思います。もし2週間あるようだったらヨーロッパを回りたいです。

いろんな国をね。
一か月だったらアメリカです! 住む感覚で。

好きな色。
ブラック、ブルー……なんだかんだでブラックです。ちょっと前まではブルー系だったんですが、最近は黒の男らしさに惹かれてます(笑)。

じゃあ最後に10年後、36歳の福士蒼汰はどうなっていたい?
10年後……これは難しいですが。

でもまだ36歳だよ。いい感じじゃない?
さっきもちょっと言ってましたがボーダレスな感覚でいたいです、仕事もそうですしプライベートでもそう。

俳優の福士蒼汰としても、一個人の福士蒼汰としても、ボーダレスに生きるっていう。
はい!

楽しみです。今日は深い部分の話もできて凄く楽しかったです。ありがとう!
僕もいろんな話しができてよかったです。ありがとうございました!

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PHOTO & VIDEO:MASAMI SANO @ KIKI INC.
HAIR & MAKE-UP: KOICHI TAKAHASHI
STYLIST:KENTARO HIGAKI
MODEL:SOTA FUKUSHI
COOPERATION:CAFE & BAR CHAOS
EDITORS:GEN ARAI, LISA HIJIKATA
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