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フレッシュな才能とルックスで注目を集める、旬な男の子の素顔にせまる連載。レトロポップなインテリアで国内外のファッショニスタが足繁く通う新宿の「Café & Bar CHAOS」を舞台に、VOGUE GIRL副編集長とゲストが本音のボーイズトーク。第32回は約1年間の語学留学から帰国したばかり、少年のような腕白さと繊細な優しさが共存する俳優の野村周平くんが登場。

 周平くん、久しぶり!
お久しぶりですね。

こうして会うのも2年ぶりぐらいかな?
それくらいかな~。取材場所が「カオス」と聞いてまさかなって(笑)。

なんだか時間が巻き戻ったような気持ち(笑)。 
確かに。いつかの年末もここで過ごしたことあるもんな……。

みなでカウントダウンしたよね、懐かしい! 周平くんはNYに1年間行っていたけど、目的って何だったの?
もちろん英語を勉強するという事が第一にあったんですけど、特に大きな目的というよりも、違う国へ行ってちょっと違う空気を吸いたいなと思ったんですよね。

どうだった? ニューヨーク。
いやぁ、最高でしたよ本当。カルチャーにおいても楽しい事ばかりで、例えばスケボーしてるだけで楽しかった。あとはアメリカ人って、他人に干渉しないからいいんですよ。日本には日本の良さもあるけど、もっとそういう風になったらいいのにな。

もっといたいぐらいだった?
うん。だけどもっと近ければいいよね。7時間ぐらいで行ければいいけど14時間ぐらいかかるから。ちょっとニューヨークに遊びに行くか、っていう気持ちにはなかなかならないよね。

しっかりだよね。
行ったからにはしっかり遊ばなきゃ。ってなる。 (笑)

そうするとコロナのギリギリ大変になる前に帰ってきたってこと?
そうですね。

その後はもう家にいたんだ?
ニューヨークでの惨状を見ていたので、帰国後はずっと家の中にいました。2週間は自己隔離していて、その後にやっと外に出ましたね。

海外で生活して、心境の変化とかあった?
小さなことで色々言われることがいっぱいあるけど、本音としてはやっぱり好きな事を貫いていくのがいいなって思いましたね。

自由が一番?
そうですね。

NYってさまざまな人種と価値観が、まさに渦巻いているけれど「自分って何者なんだろう?」とかルーツを見つめ直すこととかはあった?
「自分って何?」とか、ルーツ云々みたいなことにはならなかったですね。逆に「今俺はここで生きている!」というような充実感は感じました。

有名人としては行動が制限されたりもするよね。留学することはスムーズに決められたの?
まずビザが必要なので、大使館で面接を受けたりとか、その後に学校決めて、家決めて・・・と、とにかく事前の準備が大変で時間がかかりました。「決めた、明後日から行く!」っていう感じにはいきませんからね。

俳優としても波に乗っているときに、1年間休むことで居場所がなくなるかも、という不安はなかった?
う~ん。もしそうなるんだったら自分で居場所を作ればいいって思ったのもあるかもしれない。

自分の居場所を?
そうそう。だから仕事がなくなるっていう不安よりかは、漠然とした将来の不安としてはある、みたいな感じかな。

居場所がなかったらなかったで、NYの経験を活かして新たに見つけようって。
なくなっちゃったらバイトして食い繋いでいけばいいかな~、くらいな。

カオスでね(笑)。すごい売上で(笑)。 
ここでバイトしたら結構売上出るかもしれない(笑)!

とはいえ、帰国後にも俳優として活躍の場はあった。ドラマ『DIVER-特殊潜入班-』に出演しているよね。その縁でこの取材もできた感じなんだけど。
ありがたいですね。

どんな役?
そうですね、防衛大学校を首席で卒業した元自衛官なんですけど、兵庫県警にダイバー、通称D班と呼ばれる潜入捜査チームがあって・・・って、言うとネタバレになっちゃうことが多すぎるので、元自衛官の、福士蒼汰くんと一緒に仕事をしていく役!です(笑)

謎を解いていく役(笑)?
謎というか問題というか(笑)。

福士くんとの共演はどんな感じ?
逆にどんな感じに見えます?

分かんない(笑)。(取材日の)今日が初回だからまだ観てない。楽しみ!
福士くんってやっぱりかわいい顔だなって思います?

そりゃ、ね(笑)。福士くんもこの連載に出てくれたけど、2人の共演に幸せ感じる女子は多いでしょ。
それは素直に嬉しいですね。ありがとうございます。

どう?久々のドラマは。
久々だから最初はすっごく緊張しました。

緊張した?
普通にアメリカに行ったスケーターになっちゃってて、俳優として台本読むとか台詞を喋るとかを全くしていなかったから(笑)。

まるで長い夏休みが終わって新学期が始まる感じだね。
確かに。ある意味、この1年間すっごいいい夢を見させて頂いてた感じなので、やり方とか居方とか、本当に忘れちゃっててすっごい緊張しましたね。

やり方っていうのは自分の表現の仕方とか?
そうですね。表現の仕方もそうだし、まず芝居ってどうやってやるんだっけ、みたいな。

たしかに真逆だよね。
そう。でもすぐに慣れていきましたけどね。

勘は戻った?
勘は戻ったけど、勘が戻ってない時のあの新鮮な感じがもうなくなったのは逆にさみしいですね。あー、帰ってきちゃったかー、みたいなことを実感することになるので。

役者としての楽しさみたいなのも再確認することはあった?
役者としてっていうことではないですね。

ないの(笑)!?演じる楽しさとか。
もちろん、俳優として演じることは面白いし楽しいし、芝居も好きです。だけど、今のご時世、気にしなければいけないことが沢山あるから、それを考えるのはしんどいし疲れますね。

気にし過ぎるとはいえ、自分勝手に生きたいっていうことではないんでしょ?
そうですね。

何に気にし過ぎちゃうんだろう?
ネットやSNSで色んな事を書かれるじゃないですか。そんなこと自分はなるべく気にしないようにしてるけど、気にする人の方が多いだろうし、関係者もそういう意見に敏感になっているから、もうそういうのは色々辛いですよね。

ネットだからって酷いことを平気で書く人もいるしね。
だから気にし過ぎたらいけないんだと思う。

周平くんはSNSで炎上することもあったけど、そういうところですごく自分の環境に窮屈さを感じることとかはあるのかな?
窮屈というか、自分なりに色々真面目に考えて、正直にやっているだけなのになんで!って思う(笑)。

本人を知っているとね(笑)。ちょっとした言葉が一人歩きしてしまうことがあるのかな。 
本当に、そういう事を書きこんでくる人とは直接会って話をして回りたいぐらい(笑)。

いい子ですキャンペーン(笑)。 
いい子ですキャンペーンいいですね(笑)

役者としてここは他の人には負けない、みたいなところってある?
なんでしょうね。「ここは負けない」っていうところも勿論ありますけど、それを口に出すのはダサいから言わないです(笑)。

(笑)周平くんらしいなぁ。そこは武器にしない。
そうですね。

じゃあもし、どんな映画のどんな役でも演じていいっていうことになったら?どの映画のどの役演じてみたい?
『スカーフェイス』でアル・パチーノが演じたトニー・モンタナ。もしくは、『ランドリー』の窪塚洋介さんが演じた役とかいいですよね。

おぉ!いいね、観てみたい!周平くんはスケボーとかBMXとかいろんな趣味があって、ストリートカルチャーにも馴染みがあるけれど、そういうことが俳優として役に立っていることはある?
ないですかねぇ・・・。

ない!?きっぱり(笑)。
むしろアクションとかスタントとか、吹替なしでやってみたいんですけど、本当に危ないやつはなかなか自分でやらせて貰えることはないですね。

守られちゃうんだ。
やりたいんですけどね~。

(笑)。
車の運転シーンとかも、普段めっちゃくちゃでかい車を運転してますし運転自体も好きなので、出来ると思うんですけど大体プロのドライバーさんが運転されますね。

そうなんだ。じゃあなかなか。
趣味が生かせる場面はなかなかないですね。

2年前くらいのインタビューでは「結婚願望はない」ってよく言っていたけど。
結婚願望はないですね。

変わらず?
ないですね。結婚自体は否定はしないんですけどね。

何かの枠にはめられちゃうような気になるのかな。
子どもは欲しいなとは思いますよ。子どもができたら結婚かな。いやそれは結婚してからか。とにかく「結婚」という言葉は美しくて綺麗だなって思います。

そうなんだ(笑)。なんでそういう話を聞いたかっていうと、アメリカ行ったりすると、男友達も楽しいけど女の子もちょっと違うじゃない?自由な感じが。そういうアメリカ人の女の子と接してると価値観も変わったりするかな、と。
男も女もそうだけど、みんなお金がなくてもその中でなんか楽しみ見つけ出して全力で生きてる感がよかったですね。白人の女の子にはモテなかったけど、アジア系にはモテました。(笑)

お(笑)!
中華系人が経営しているカラオケバーがチャイナタウンにあって、そこのおばちゃんが娘を連れてきて「この子と結婚してくれ」って。

いきなり?
いきなり。「うん、む、無理。無理だよ、おばあちゃん」って言って(笑)

いい思い出だね(笑)。
そうですね(笑)

周平君が考えるイケてるってどういう感じ?
好きなことを突き詰めてる人というのがやっぱかっこいいですよね。女の子だったら好きなファッションとか、好きなものを部屋に(カオスの店内を見渡して)ほんとこういう感じでやったりとか、どのジャンルでも突き詰めている人はやっぱりイケてますよ。

たしかに。人の目を気にせず。周平的に突き詰めたいものって何?
えーなんでしょうねぇ。いっぱいありますね!勿論俳優としてというのはあるのですが、スケボーもそうだし車とかバイクもそうだし、色々あり過ぎて1個に絞れてないですね(笑)。

生きる指標になっているものとかはある?憧れの人とか。
憧れの人……長瀬智也さんとか窪塚洋介さんとかカッコイイなと思いますけど、も自分とは違うから、なりたいとかそういう事ではないですね。

そろそろ周平くんに憧れて俳優を目指したって人が出てくるんじゃない?
いやいや、そんなタマじゃないです。

10代の頃から周平くんの作品を見て育ってきた人たちが、そろそろ活躍し始めるよね。
いやそうなれたら嬉しいですけど、まだそんな存在にはなれてないと思うから、頑張りますって感じですね。

そうかなぁ。そういうところ謙虚だよね。別に持ち上げているつもりはないけど、それには引っかかりませんよみたいな(笑)。まぁそういう10代の子とかが周平くんのところに来て「目指してます」って言われた時に、アドバイスをするとしたら?
やめといた方がいいよ!って(笑)

(笑)!そうなの!?何で?
ちゃんと大学行っていい会社とか勤めた方がいいよ!みたいな(笑)。

またはぐらかす(笑)。本当のところは?
人それぞれやり方は違うと思うし、みんなそれぞれ唯一無二なものがあるので、自分で探し当てる方がいいと思いますね。

周平くん自身も、自分の手で掴んできたって感じなのかな?
そうですね。そんな偉そうなことは言えないのですが、自分自身で色々感じて、やってみなきゃ分からないことはとりあえずやって、やって、やって……という感じで、まだ掴んでいないと思いますけども、とにかく自分で探してはきましたね。

ここからは思いついたままに答えて。まずは自分の顔で好きなところ!
眉毛。

どうして?
太くて男らしくて、良くないですか?(笑)

自分の身体で好きな所。
お尻!

お尻!
綺麗なんですよ(笑)。

(笑)。それいつ感じるの?
BMXとか乗っているからお尻がキュッと垂れずに上がってるんですね。だからいいお尻なんじゃないかなと。

好きな食べ物。
エビ。

嫌いな食べ物。
トマト。

トマト嫌い?
生のトマトがダメですね。トマトソースとかケチャップは大丈夫です。

アドバイスがさっきないって言ってたけど、好きな言葉。
好きな言葉かぁ……「だる」。

ダル!?ダルのどこが好きなの?
あとは「ねむ」とか。「ねむ」とか「だる」とか、言いやすくて口癖みたいになっちゃう。それが好き。

言葉自体に深い意味はなかったりするけど?
全然ないです。あーあ、みたいなテンションですね。ダル、みたいな時の気分がいいな、と。

面白い。次に行ってみたい留学先。 
んーヨーロッパ圏にも行ってみたいですね。そうなるとまだ人生で行った事がないので、ロンドンですかね。

ロンドンも合いそう!じゃあ日常の中で寂しくなったらどうする?
犬がいるから寂しくならないですね。

犬が癒してくれる?
犬がいるから大丈夫!

アルバイトをするなら、どんなバイトしてみたい? 
居酒屋ですかねぇ。あ、いやコンビニ店員!夢があって、タバコを、例えば「ラッキーストライク」って銘柄で言ってくるお客さんに対して「何番ですか?」って聞き返したい。

(笑)「番号でお願いします」って。 
聞き返したいっていう夢があります。

いるよねそういう人(笑)。 
番号で置いてあるんだから何番で答えて欲しいですよね。(笑)

最後に。もうすぐ27歳だよね。10年後は37歳で、どんな野村周平になってたい? 
どこかに家を建てて犬と過ごしたいかな(笑)。

(笑)。プライベートではそういう感じ? 
仕事はなんだろうなぁ、10年後ですよね?10年後世の中どうなっちゃってるんでしょうね。

どういう世界になってるかも分かんないもんね。 
10年後に日本があるかも分かんないし、なんなら地球が滅亡してるかもしれないし。

じゃあもしかして……。 
不動産王になってるかもしれない!

日本はないけど不動産王みたいな(笑)。  
(笑)土地もない。

日本はないけど家があって(笑)。周平くんらしいユーモアでかわされちゃった感じだけど、そういうちょっと穏やかな感じがいいのかな? 
普段は穏やかで、遊ぶ時は遊んで、仕事する時は仕事する、みたいな感じは憧れますね。軽井沢とかに住んで仕事ある時だけ東京来て、みたいな人も居るじゃないですか。いいですよね。

いいよね周平くん、久々に会っても変わらない部分と、いい感じに大人になってる感じが。 
本当?それはよかった。

こんな声低かったっけ?とか思ったりもして(笑)。 
これは飲み過ぎて枯れてるだけですから(笑)。

じゃあちょっと10年後は、どこで会えるかわからない周平かもしれないけど。 
日本ないかもしれませんからね。

それなら宇宙でお会いしましょう!だね。今日はありがとうございました! 
ありがとうございました!

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INFO
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PHOTO & VIDEO:MASAMI SANO @ KIKI INC.
HAIR & MAKE-UP: NORI
STYLIST:KEITA IZUKA
MODEL:SHUHEI NOMURA
COOPERATION:CAFE & BAR CHAOS
EDITORS:GEN ARAI, LISA
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