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VOGUE GIRL with BOY FRIEND
Guest:葉山奨之

フレッシュな才能とルックスで注目を集める、旬な男の子の素顔にせまる連載がスタート!レトロポップなインテリアで国内外のファッショニスタが足繁く通う新宿の「Café & Bar CHAOS」を舞台に、VOGUE GIRL副編集長とゲストが本音のボーイズトーク。第22回は、はにかんだ笑顔が女ゴコロをくすぐる俳優の葉山奨之くん。

葉山くんが芸能界に入ったきっかけって?
僕が中学2年生のときは映画『クローズ』が大流行してた時期で、今の事務所の先輩である小栗旬さんが大好きだったんです。本当に最初は俳優になりたいというよりも、小栗さんに会いたいっていう思いだけで事務所に履歴書送って今日にいたる……っていう感じです。

事務所から連絡がきたの? 
しばらくはこなくて、もうダメだなって思ってた時に知らない番号から電話がかかってきて「会いたいんで事務所に来てもらっていいですか?」って。行くと、当時のマネージャーさん含め9人くらいの大人がいて。

すごいね、いきなり面接だ。
質疑応答がありました。その頃は14歳で質疑応答なんて知らないし、面接のような状況で畳み掛けるように質問されたこともなかったから、なにを喋ったのか全然覚えてなくて。すっごい緊張したなっていうのだけ覚えてますね(笑)。それから事務所で芝居のレッスンを始めて、3ヶ月後くらいに所属が決まりました。

すぐに小栗君には会えたの?
会ったんですよ! 所属から4ヶ月くらい経って、事務所の忘年会があったんですけど、そこに小栗さんが来られて、事務所の社長から新入りメンバーとして紹介されました。

憧れの人が目の前だ。
「あ、どうも初めまして」って言ったのは覚えてますね。その瞬間、僕の人生の夢をひとつ達成できちゃったので、もういいやと思っていたんですよ。その頃はどうしても芝居をやりたいとかなかったので、小栗さんに会えたし、喋れたし、握手もできたし、あ、もう俺の夢終わりだって(笑)。

でも所属しているから、いろいろやることはあるよね(笑)。
その後も本当にどうしたいかも分からないまま芝居のレッスンを1年くらい毎週1回受けに行ってました。うちの事務所には不定期で社長が直々に指導する演技レッスンがあるんですが、僕、1年経っても最初の頃と何も変わってなかったんですよ。台詞もまともに覚えられないし、きちんと言うこともできなかった。そんな姿を社長からものすごく怒られた時があって。「そんなんだったらうちの事務所に必要ない!」と。

その時は高校生?
高校1年くらいですね。15, 16歳のときにそう社長に言われたんですが、ものすごく悔しかったんです。そこから自分の中でなにかが変わったというか。正面から向き合えるようになりました。それからオーディションとかも行くようになって、オーディション行くと役が決まるようになっていったんです。あのとき社長に強く言われなければ、ずっとふわっとしてたのかなって思います。

そこで逃げることもできたよね? 「じゃあ辞めます」っていう選択もあったけど「もう一度やってみよう」ってなったのは何だったんだろう。
やっぱり悔しかったんですかね。なんでこんなに言われなきゃいけないんだ!みたいな方が強かったと思うんですよね。そういう気持ちの中で、その日の最後に社長から「やればできるじゃん」みたいなこと言われたときに、ものすごく我慢した分、号泣しちゃったんです。

やる気スイッチが入ったんだ。
入ったんだと思いますね。

すごいなぁ、社長! それからオーディション受け始めて、役を着実にひとつずつ葉山くんのものにしてるっていう印象があるんだけど、8年くらい経ってどう?
ちゃんとした役がもらえるようになったのはしばらくしてからで。その前にもオーディションは行ってたんですけど落ちてばかりでしたね。今一緒に仕事している人たちも、当時オーデイションにいた人たちばかりです。

下積み時代だね。
でも、どこかで、絶対負けない!っていう自信みたいなものがあったんだと思います。

お〜。
10代の頃は俺の方がいい芝居できるぞ!って気持ちのどこかにあった。でも今はそれが弱くなっているというか。

もうゆるくなったの(笑)?
いや、ちょっと今ビビってますね、正直。僕の世代にはわんさかいるので、いい役者。

確かに、そうだよね。
みんなすごい表現者なので、自分でいいのかな?っていう気持ちになります。あの時の無敵さはどこに行ったんだろう……あの無敵さを蘇らせるために日々頑張っています(笑)。

経験を積んできての自信はあるでしょ?
20歳くらいまで本当に勢いだけでやってたんです。今はその勢いが通じなくなってきているところ、表現者としてちゃんとしなきゃいけないなっていうところ。あの無敵さが今はちょっとなくなってきているので、蘇らせたいですね。

大人になったというか、自分を違う視点で見つめるようになったんじゃない?
どうなんでしょうね……大人になったかはわからないなぁ。

今は俳優をしていて、どんなところが楽しい?
観てくれた人のリアクションももちろん、スタッフとキャストが仲良くみんなで一つのものを作り上げているという瞬間がすごく楽しい。自己満足かもしれないけれど、そういうのって観ている人にも届くと思うので。仲良いというのはすごく大事だし、僕自身いろんな役をやらせてもらえてるのが、すごく楽しいです。

俳優として生きていこうって決めたのはいつくらい?
そういう具体的にいつ頃とか、この瞬間にとかは、あんまりない気がします。

流れの中で自問自答しながらって活動している感じ?
そうですね、でも最近はビビってばっかりなので(笑)。

でもビビりながら、役者って自分に合ってると思う?
いや〜、正直まだわからないですね。

まだわからないか。
合ってるか合ってないか、たぶんそれは一生のテーマじゃないですかね。役者に合ってるって思ったとき、もしかしたら僕はこの仕事やめるかなと思います。自信持っちゃうじゃないですか。満足しそうで怖いんですよ、向いてるって思った瞬間に。これで満足しちゃうっていうのが怖い。常に今の自分には満足したくないので。

初めて「演じること」に触れたときのことって覚えてる?
覚えています。演技のレッスンで、とりあえず恥ずかしさとか自意識を無くすために、動物になるみたいなことをまずやったんです。でも急に「動物になってください」って言われてもなれないじゃないですか。

なれないなれない。
全然やってなかったですね(笑)。

やってなかったんだ(笑)。
先輩とかが一生懸命やってるんですよ、蛙とか。それを見ながら本当にこの人たちスゴイな・・・と思ってました。何をしてるの!?この人たちはって。

今は恥ずかしくなく動物になれる?
今は全然大丈夫ですね。何やっても大丈夫。

訓練の賜物。
慣れじゃないですかね。「ここの交差点で蛙になってください」と言われても僕、全然演れますよ。

人目が気にならなくなるの?
そうですね、それがいいのか悪いのか(笑)。

でも、それこそ役者と普通の人との違いだよね。
恥ずかしさの克服って役者にとって大きい壁だと思いますね。

恥ずかしさがなくなってから、演技ができるようになるんだね。
そうですね。自分では下手くそだなって思いますけど。

今でも!?
思います思います! すっごい思います。

こんなに出てるのに?
多分自信がないんですよ、本当に。自信を持とうと今頑張ってます(笑)。

自信=無敵ってことだね(笑)。じゃあ初めての現場は緊張するよね。
緊張します、もう吐きそうになりますよ。クランクインの前日とかは未だに寝れないときもありますし、怖いですね。緊張でしかないですね。

何に緊張するの?
ちゃんとその役になって演技できるかとか、このキャストで、このメンバーで仲良くなれるかなとか、どういうバランスでやっていいのかなとかいろんなことです。監督怖いのかなとか(笑)。

(笑)怖い人多そう。
いろんなことを考えてくと、やっぱり寝れないですね。

9月に公開する『任俠学園』の現場はどうだった?
もう自由過ぎてカオスでしたね(笑)。もちろん僕もそうですし、他のキャストの方々も、あと監督も。セリフを覚えて現場に行くと、撮影する前にまず段取りというのをやるんですが、そこでセリフ通りに言うと監督がう〜ん……って顔をする。アドリブをみんなどんどん付け足していって。

へ〜、面白い!
普通だったらセリフ通り言うのが当たり前なんですけど、あの現場は違いましたね。とにかくアドリブが多かった(笑)。

その場の空気を大切にする現場だったんだ。
だからすごく楽しかったです。

葉山くんはどんな役だったの?
僕は、変なストーカー。

簡潔(笑)。
(笑)ストーカーして写真撮ってる男の子。ちょっと見た目からもヤバイなって男の子。衣装合わせのときから僕だけ凄い格好でした。半ズボンにサスペンダーにポロシャツで、コンバースみたいな。

可愛いじゃん!好きなスタイル(笑)。
一人だけお坊ちゃんみたいな感じで、常にカメラぶら下げていて(笑)。学校のマドンナのことを常に後ろからついて行って盗撮している、って役だったので、実は盗撮技術がうまくなってるかも(笑)。今までやったことない役だったので面白かったですね。

ちょっと気持ち悪い役って演じてて癖になりそうだよね。
そうですね。でも僕はその気持ち悪さを「この子意外と可愛いな」と思ってもらえるようにって頑張っていました。

葉山くん、気持ち悪い役がいい意味で似合うよね。
本当ですか(笑)!?

気持ち悪いキャラなんだけど憎めないというか。
好感持てます?

うん。この役もおしゃれなんじゃないかと思っちゃうよ(笑)。しかも高校生?
高校生でしたね。

今23歳だよね。高校生役ができるのだけでもすごい!
僕は30歳まで最後までやろうと思ってますよ。

高校生役を?
譲らないです!後輩には(笑)。

ははは(笑)。高校生役にそんなに魅力があるの?
10代からこの仕事をやっているので青春という青春がなかったんです。だから役で青春を味わえるのがすごく楽しいですね。みなさんだんだんやらなくなってくるじゃないですか、もういいっかなって。でもオファーがくる限りは演ろうって思っています。

でも現実では映画のような青春はあまりないと思うから、葉山くんの方がいい青春ができてるかもね(笑)。
僕もそう思います。だからこそ役で味わえる青春は楽しいですね。

どんなことをやり残したと思う?葉山くんの青春。
恋愛とかもそうですし、学校行事とかも。いろいろ出られなかったものがありました。

じゃあ、これからも映画で青春演り続けなきゃね。
演り続けたいですね!

でも、もう一つの出演作『サヨナラまでの30分』はわりと青春系なんじゃない?
そうですね、青春ですけど、この作品は音楽、バンドものです。共演は同世代ばかりだし、みんないい俳優ばかりだったので刺激をもらいましたし。

いい俳優が揃ってるよね!北村匠海くんも上杉柊平くんも、ここに来てくれたんだよ。清原翔くんは別の形でVOGUE GIRLに出演してくれた。
そうなんですか!すごいですね。

真剣佑くんだけがまだで(笑)。
すみません、うちのスターが(笑)。

同年代との共演はどう?
最初こういうキャスティングでやりますって言われたとき、間違いなくぶつかるなと思ってたんですよ。それはみんなも認識していたみたいですが。キャラとか個々の癖が強い人が多いので、どうまとめるんだろうと思ったんですけど、いざクランクインしたらものすごく仲良くなったし、本当のバンドメンバーのようになった。

葉山くんも楽しめた?
めちゃめちゃ楽しかったですね!僕はギター担当だったんで今年の1月から練習し始めたりして。しかも今回提供していただいた楽曲がすごいかっこいい曲ばかりで、それをきちんと自分たちのものにするっていう作業がものすごく大変だったんです。「曲に負けない」っていうのがこの撮影のテーマで、みんなが共通意識として持っていたものなんですが、それは達成できたかなと思います。この映画では自分たちの音を出しながら、曲のベースも出すっていう面白い撮り方だったので、演奏シーンはすごくリアルな感じで映っていると思います。だから本物のバンドだった感覚。ライブのシーンもありましたし、フェスのシーンもありましたし。すごく楽しかったです。

バンドマンを生きたんだね、その映画では。それが楽しかった。
そうですね。音楽はすごく好きだったので、好きな音楽を俳優として演るっていうのはすごく嬉しかったです。好きなものがふたつ融合してるっていうのはいつもの倍以上に楽しかった。

普段はどんな音楽を聴くの?
いろんなジャンルを聴きますね。特にこのジャンルが好きっていうのがなくて、ヒップホップも好きだしロックも好きですし、本当にいろんな音楽を聴きますね。携帯にはかなりの音楽が入ってます。

気持ちを切り替える時に聴く?
聴きます。現場でも聴きますし、作品入る前にこういう役こういう曲聴いてるんだろうなって、そういうふうに役作りとしても取り入れたりしていますし。

作品や役のムードを音楽でつかむんだ。
音楽がないと自分が成り立たないと思うくらいです。

オーディションの話で、負けないって気持ちがあるって言っていたけど、同年代の子は意識している?さっきのビビるって話もそうだし。
意識していないって言ったら嘘になりますね。

そのビビるって、なんなの?
みんなやっぱり自分の引き出しにないものを持ってたりとか、こういう表現するんだ、とか。自分にはないものを持ってたりすることに対してかな。

それがいい刺激になっている。
そうですね。僕は年下の俳優を見ていいなって思ったことあんまりないんですけど、匠海はやっぱりすごかったですね。そう思えたのは初めてでした。彼は芸歴も長いんだけど、その中で常に進化しているし、見る作品によって顔が全部違う。匠海すげえよ!頑張ってるな、俺も頑張るよ!って気持ちになりました。

今後はどんな役を演じてみたい? 
やっぱり僕にしかできないっていう役がいいですね。この役は葉山奨之じゃないと無理なんだっていう役が来ればいいなと思います。そういう役がくると嬉しいだけじゃなくて今までやってきてよかったなと思えるので、そういうふうに言われるように頑張っていきたいですね。

映画好きって聞いたんだけど、今まで観た映画で一番好きな映画は?
一番……難しいなぁ。

映画はよく観る?
けっこう観ますね、去年は映画館に100回は行こうと目標を立てて、結果166本観に行きました。

すごい。
感想とかちょこちょこメモったりして。1日3本とか観ちゃう時もあるので、あんまり良くない見方かもしれないですが。最近観た映画でありました! 『フロリダ・プロジェクト』。

全部iPhoneで撮った映画だ。
シングルマザーと小さい娘の話なんですけど、iPhoneで撮ってるからすごくリアルなんですよね。映画館で観ても距離が近いというか、自分たちもその世界にいる感覚というか。ブレブレのときもあるんですけど、逆にそういうのもすごいリアルな表現になってるなと思いました。

ストーリーも気に入ってる?
シングルマザーが娘と一緒に、お金の余裕もないなか2人の幸せは何かって探しに行くんですけど、結末がいいんですよ。娘がフロリダにあるディズニーランドに行きたいけどお金がなくて、で子供たち同士で探検して、最終的にディズニーランドの門までたどり着いて終わるんです。その終わり方がかっこいいというか、考えさせられるというか。観た人それぞれの解釈になるので、すごくこういう映画好きだ!と思いました。わかりやすく「こういう結末です、はい、これが今回の作品でした」っていうのは僕あんまり好きじゃないんですよ。「え? ここで終わるの?」っていう映画の方がいろいろ考えられる。そういう感じの映画です。

では、どんな映画のどんな役でも演じていいってなったら、どの役を演じたい?
僕は『君の名前で僕を呼んで』を演りたいですね。

お、エリオ?
はい!

すごく詳しく書いてたよね、ウェブの記事で読んだ。
そうなんです、公開当時に取材していただいて。日本でやりたいなと思うんですけど、僕もそろそろ……。

オリバーの歳になっちゃう!
そうなんですよ!でもオリバーよりエリオを演りたい。本当に日本でリメイクして欲しいんですよ。

オリバー役は誰がいいって言ってたっけ?
高良健吾さん。

いいね〜! ロケ地もけっこう重要じゃない?
イタリアですもんね。

日本だと軽井沢かな(笑)? どこがいい?
どうせなら台湾とか行っちゃいたいですよね。

あ、逆に台湾? いいね。
台湾くらいだったら制作費でそうじゃないですか(笑)。

台湾のあの湿度とかいいかもしれない。
日本人が演じるのでアジアじゃないと合わない。僕がイタリアのあそこ行っても浮いちゃうだけなので、アジア人がやるならアジアでやりたいですね。アジアのビーチとか……リメイクしたいなぁ。

1年以上経ってもその気持ちが変わらないって。
本当にやりたいんですよ!

僕も葉山くんと高良くんのエリオとオリバーぜひ観たい!さっき「この役は葉山くんしかやれないって言われる役を演じたい」って言ってたけど、役者としてはどうありたい? 
ずっと思っていることなんですけど、もちろん主役もやりたいんですけど、ブームとかなくて「この人ってずっといるよな、なんか大ブレイクもしてないけどずっといるよね」って言われるような役者になりたいです。だからみんな真ん中にいるけど、僕は端っこにいて、たまに真ん中に来てまた戻って。また真ん中きて戻って。ジグザグみたいな感じで進みたいんです。「ずっといるな」って言われたら僕の勝ちだなって思います。

それ、いいスタート切ってるんじゃない? 僕は、そういえば葉山くんって存在いつから認識したかな?って一瞬わからなかったから。自然に知っていた。
そういうふうに思ってもらえたら嬉しいです。もちろん主演もたまにでいいんで演らせてもらえませんか?って(笑)。「あれ?なんかあいつやってるぜ、主演」って言われたら、いいかなっと思います。でも実は結構みんなそういうポジションになりたいと思ってるんです。

今の若い世代ってそういう感じがする。
たぶんそういう人たちは多いです。だから自分は自分でいろんな役を自分のペースでやっていけたらと思っています。ここ最近で「楽しむ」っていうことがすごく大切だなって思ったので。

演じることを楽しむ。
「楽しむ」はみんな言いますね。小栗さん、社長やマネージャーもそういうふうに言ってくださって。ここ最近ちゃんと楽しんでなかった自分がいたというか、根本的な部分を忘れていたので、そこを今取り戻している最中かなって思います。

わりと考えこんじゃうタイプ?
すごく考えちゃいますね。

でも、きちんと考えることは大切だから。
いや、本当にそうですよね。

じゃあ今23歳、人生観とかどう?恋愛は?
恋愛はしないとだめだと思いますね。俳優としてもそうだし、人としても魅力を感じなくなると思うので。社長には「魅力的な人間になれ」って会うたびに言われます……そうですね、魅力のある人になりたいですね。

葉山くんはどんな人を魅力的だと感じる?恋愛に限らず。
どしっとしてる人ですね、動じない人。僕は好き嫌いがはっきりしてたり、すぐに顔に出ちゃう方なので。そういうのはちょっとなくしたいです。かっこいい人ってやっぱり……

わかる、動じないというか、心が大きい人っていいよね。
僕がこんな感じなので、自分で持ってない魅力を持ってる人。それをカッコいいなと思いますね。そういうふうになりたいんですけど、そういうふうになろうと思ってやると、なんかやっちゃってる自分が気持ち悪くてすぐに戻っちゃうんですよね(笑)。

うんうん。
すごいやなんですよ。そのバランスってけっこう難しいなって。

じゃあ今からちょっと好きなものをポンポンと聞きます!まずは自分の顔で好きなところ。
まつげ。長いです。

自分の体で好きなところ。
体で好きなところ、ないな……なんだ?

ない? じゃあ一緒に考えよう。(スタイリストに向かって)どこだと思います? 一緒に仕事をしていて。
スタイリスト:小尻。きゅっとしていますね。

じゃあ小尻で決定(笑)!
はい(笑)。

好きな季節は?
冬です。イベントがたくさんあるので。自分の誕生日もそうだしクリスマスもあるし、あと年末年始の街の空気がすごく好きなんですよ。人もひと段落してるなって、あのムードがすごい好きですね。

好きな言葉。
自由。

おー! 自由でありたい?
自由でありたいですね。自由だって言いたい。

今自分にご褒美を買ってあげるなら? 
時計。

どんな時計が欲しい?
ヴィンテージの時計がいいですね。

へ〜、渋い。
今は携帯で時間を見るじゃないですか。僕らの世代は時計を誰もつけてないんですよ。アップルウォッチとかは時計というよりもデジタル機器。昔から人が時間を知りたいときって時計を見ていたわけで、そういう行為を続けている人っていいなって。

いいよね、余裕がある感じ。
あと将来、子供に渡せたらいいなって思います。代々受け継いでいくっていう感じで。

今行ってみたい海外は? 
アイスランド。アイスランドにある泥の天然温泉に入りたいですね。全身に泥パックして。

そこいきなり美容男子になってる(笑)。
確かに(笑)。

じゃあ最後に、10年後、33歳の葉山くんはどんな葉山奨之になっていたい? 
昨日たまたまTVを観ていたら矢沢永吉さんのドキュメンタリーを放送していたんです。その中でいい言葉だなってメモしたんですけど「1回目散々な目に遭う、2回目落とし前をつける、3回目余裕」って言ってたんですよ、矢沢さん。余裕ですね、余裕でありたい。

落とし前をつけた後の余裕になっていたいんだ。
やっぱり今の僕は余裕じゃない。散々な目に遭う20代前半かなって思います。そしていろんなものを見ていろんな経験をして2回目、20代後半くらいで落とし前をつける。で、33歳の頃には3回目、で余裕。大事じゃないですか、余裕であることでいろんなことを冷静に見ることができる。

なるほど。いっぱい考えて経験して、余裕を手に入れた葉山くんを見るのを楽しみにしているね!今日はどうもありがとう。
ありがとうございました!

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PHOTO & VIDEO:MASAMI SANO @ KIKI INC.
HAIR & MAKE-UP: MEGUMI OCHI @GARDEN AOYAMA / ALFALAN
STYLIST:HIROHITO HONDA @ HIROHITO HONDA STYLING OFFICE
MODEL:SHONO HAYAMA
COOPERATION:CAFE & BAR CHAOS
EDITORS:GEN ARAI, LISA HIJIKATA
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