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VOGUE GIRL with BOY FRIEND
Guest:町田啓太

フレッシュな才能とルックスで注目を集める、旬な男の子の素顔にせまる連載がスタート!レトロポップなインテリアで国内外のファッショニスタが足繁く通う新宿の「Café & Bar CHAOS」を舞台に、VOGUE GIRL副編集長とゲストが本音のボーイズトーク。第5回は、正統派な甘いマスクと抜群のスタイルで、人気を集める町田啓太くん。

町田くんって今何歳?
7月で28になります。

役者を目指したきっかけは?
僕はもともとダンスをやっていたんですけど。田舎出身なんで外で遊ぶか家でテレビとか見るか、あとはたまの休みに映画を見に行くかっていう過ごし方だったので、昔から少し興味があったんです、役者業に。それで、たまたまダンスをやってる最中にLDHのスタッフさんをご紹介頂いたのがキッカケですね。

大学にいるときにもう所属してたの?
在学中ですね。大学2年生の夏くらい。

それでGENERATIONSになって、劇団EXILEに?
厳密に言うと、EXPGというダンスのスクールがあるんですけど、まずそこに入って、すぐに劇団EXILEオーディションがあるというのを聞いて受けたんです。合格いただいて、まず劇団EXILEのメンバーとして事務所に所属しました。そこからGENERATIONS候補生になって、またそこから劇団EXILEに戻ってきた、という感じですね。

何かの資料で、足の怪我で戻ったって読んだんだけど。
わかりやすく言うとそうなんですけど、ダンスがそんなにセンスなかったんです。

ちょっと自分のやりたい方向とも違うかなって?
ダンスは好きで、興味で役者業もできるLDHっていう事務所は魅力的だなと。最初両方やらせていただいていたんで。なんですけど、ダンスはダンスですごく好きで楽しいんですけど、でもそれを仕事としてやってみて、パフォーマンスで人を魅了するというところにおいて、僕はあんまりセンスがないかなって実感したんです。もちろん怪我もあったので。これは一回考えなきゃいけないなと、事務所の方たちと相談させてもらった結果、役者一本でやっていくことになったんです。

その決断って簡単じゃなさそうだけど。性格的にいろいろ決断できるタイプ?
やりたいことがあったら、率先してやるタイプだったんで。高校も飛行機学校行ってみたりとか。そこからダンス、高校でハマったからダンスで大学行こうとか。ちょっと考えが甘い感じでやってきていて、今回もそういう甘い感じで両方やっちゃってたんですけど、やってみたら……というところですね。

自分の体験をとおして。
それもありましたし、もちろん決断する時はしっかり話し合いさせてもらったので、メンバー、その時候補生ではあったんですけど、今活躍しているGENERATIONSの方にもちゃんと説明する場を設けてもらって。

さすが。体育会系だね(笑)。
そうですね(笑)。

練習もすごくハードそうだよね。
そうですね、すごいハードでした。“夢者修行“というのがあって、みんなでバス一台で全国各地を回ってほぼゲリラライブみたいなのをしたりとか。

簡単に言うとドサ回りみたいな?
はい、それこそ実践。スーパーというかショッピングモールみたいなところでもよくやっていました。ビラまきも自分たちで。「来てください!」って言って配ったり。真夏だったんでバスもめちゃくちゃ臭いですし(笑)。

男の世界だね(笑)。
男臭い感じでやってました(笑)。

でもやっぱりそこまで、極限までやるからこそ本当に自分が向いてる向いてないっていうのがわかったんだろうね。逆に言えば今もダンスをやってる人は「それでも僕はこれがやりたい」って人たちだっていうことなんだね。
そうですね。

俳優デビューは、舞台だったの?
舞台ですね。『ろくでなしBLUES』という漫画原作、それの舞台版で。僕が入ってすぐにそれを劇団EXILEでやることになって、僕も入らせてもらって、それが初です。

初めて舞台に立ってどうだった?その時発したセリフとか覚えてる?
初めて舞台で発したセリフですか?「わーーーーーーっ」だったかな。(笑) 叫び声でした。原チャリに、今だったら絶対ダメですけど3人乗りして、舞台上を本当の原チャリで横切って、どーんって袖でクラッシュをするというのが、僕の記憶では最初のシーン。だから「わーーーーーーっ」だと思います。

そのときの気持ちって今でも覚えてる?
本当に何もわからずやっていて。僕のシーンだけで3時間くらい演出家の方に怒られたり、皆さんの稽古時間を止めてしまったり、悔しいなあって思いながらやって。でも、舞台にバッって立った時、なんとも言えない高揚感や人に見てもらえてるっていう感覚、最後に拍手してもらえた時の感動は半端なかったですね。

もう病みつきになっちゃう。
もう本当にすごかったですね。「役者ってこれがあるんだ!」って。

町田くんは、優しくてグッドボーイなイメージがあるんだけど、本人としては、その殻を破りたいと思っているのか、もしくは目指せ、恋愛ドラマの主役!くらいに活かしていきたいと思っているのか。
今は、任せてもらった役を一生懸命やりたいなと思っていて、だからあんまりコレコレっていうのはないんですけど。でも、もともと僕、そんな優しい人じゃないですよ!

おっ!気になる言葉。僕もそうです(笑)。
(笑)。もともと、(胸に手をおいて)ここ開けたらちょっと渦巻いてるんで、黒いものが。

正直だね(笑)。でも役者にとっては絶対必要なものだよね。いい人だけじゃ絶対に駄目だし。
でも、人好きではあるんですけどね。

自分で思うの?僕の心の中に沼があるぞって。
ありますね〜(笑)。

それってどういう時に出るの?ライバル心とか?
そうですね、ライバル心とかって自分に向いてる時ってあまり気づきにくいんですけど。誰かと誰かが話していたりとか、電車に乗ったら誰かと誰かが話してるっていうのを聞いたり見たりして。ちょっと面白くなっちゃたり、ウワ〜〜って思っちゃうとか。

ちょっと毒があったりブラックなことも好き?
好きですね。自分の中のもそうなんですけど、自分にない感覚を持ってる人には、何これ、訳わかんないなあって逆に楽しくなっちゃったり。

そういった意味で、この人役者としてめちゃくちゃ憧れるなっていう人はいる?
毎回聞かれるんですけど、この人かっこいいなって思う人はいっぱいいるんですけど、この人を目指したいという人はあまりなくて。自分もお芝居をやらせてもらっているので、自分がそういうふうに思ってもらえるような存在になりたいなと思っています。

自分の容姿は役者として得してると思う? それとも限定されちゃってるなって感じてる?
両方あります。得してるっていうよりは、人によって「古風な顔だね」とか「昭和顏だね」とか言ってもらえたり。僕にとっては嬉しいなと思うんです。

でも基本的には劇団EXILEって昭和顔が多い気がする(笑)
(笑)。そう見えるんですね!

容姿じゃなくても損してるな、って思うことはある?
ずっと体育会系で生きてきたのでかしこまる癖があって、そうしなくてもいいときにもかしこまりすぎる。そうなると「本当はこういう感じ」っていうのが伝わりづらいことが多々あるんです。それは邪魔だなって思ったりします

自分を抑え込んじゃう?
変に構えてしまうみたいな。これはいらないなぁ、と思います。

でも事務所の方針もそうじゃない? 別のところでお会いした人たち全員、挨拶も全員にちゃんとするし、こんなに気持ちよく現場を持っていく人たちってそういないなって思って。
そうですね、それはすごく大事だと思います。ただ、僕は先輩方と違って愛想よくする仕方が違うというか。ただかしこまるだけのことが多かったんです。先輩方は、その場や相手の盛り上げ方も知っているんですよね、ちょっと冗談を言ったりしてユーモアがある。でも僕は、最初の頃はユーモアのユの字もないみたいなところだったんで、何がしたいの?何考えてるの?って思われてることが多くあったと思います。

肩の力を抜いて、自分をうまく落とせなかったりするんだよね。
その通りです。それをさらりとやってしまう人っていますよね。

そうすると、その場の空気はもう違っていてね。残された身としては、かしこまるしかなかったり。
魅力的だなって思う人って、きちんとしてるのにリラックスしてて、表現もうまいなって。自己アピールというか。

でも、もうだいぶできるようになったんじゃない?
いや〜そうですね。できてたらいいんですけど。

こうやって話しているときも自然体だしね。最近の出演作について話を聞きたいんだけど、大河ドラマ『西郷どん』に出演するだよね?
はい、初の時代劇です。前から時代劇をやりたかったんです。そうしたらこうしてオファーをいただけて、しかも大河ドラマ。すごく嬉しかったですね。

なぜ時代劇出たかったの?
もともと昭和顏とか言われてたのもありましたし(笑)。子供の頃に剣道だったり武道をやっていたので。あとは俳優をやり始めて、日本人だし、やっぱり時代劇は絶対やっておきたいなって思っていたんです。

どうですか、現場は?
はつらつとしてますね。主演の鈴木亮平さんは、前も共演させて頂いていたんですけど、亮平さんの包容力が本当に半端なくて、みんなそこに乗っかって楽しんでやっています。

そしてもうひとつが、公開中の映画『OVER DRIVE』。
これは、またちょっと違った感じの共演者だよね。
東出昌大さんに北村匠海、あとは新田真剣佑。

旬なイケメンたちとの共演はどうだった?
みんな素敵な人たちで、気がいいんです。毎日一緒にいて撮影期間、ご飯行ったり飲んだり、部屋集まってずっといたりとか、本当にチームワークよくやらせてもらったなと。羽住監督は『海猿』などを手がけている監督なんですけど、もう任しといてくれ、みたいな頼りになる存在。もっとみんなバカになれ、バカになれって、いい意味でおっしゃってくださっていたから、みんなバカになって大騒ぎしながら楽しみながら、でも締めるところはしっかり締めて。

イケメン俳優たちだと、現場にイケメンのキメ顔がたくさんあるから、キメ顔対決も大変だろうなって(笑)。
いやいや。でもカット割りっていう、このシーンはこういう感じでと説明されている資料があるんですけど、そこに確か匠海くんが演じる新海役の「新海イケメンカット」みたいなのが書いてあったんです。かっこいいカットみたいな(笑)。なんだろうってみんなで話してました。

結果、超かっこいいカットになる。すごいよね。
監督、素晴らしいですね。

町田くんの中で、映画の最大の魅力、見どころってなんだと思う? この映画に出てよかったなって思えたところ。
このスケール感のオリジナルの脚本で思いっきりやれたっていうのが一番嬉しかったですね。この規模感だと原作モノが多いので。そうではなくてやれたというのが、羽住監督のパワーとか、東出くんだったり真剣佑だったりのパワーがあると思うんですけど、ありがたい経験だったなと思います。見どころというと、映像の迫力、ラリーレースの迫力はもちろんかっこいいですし、あとは兄弟の絆だったり仲間の絆だったりというのが一番の見どころですね。

迫力いっぱいのレースシーンがすごいから、絶対に劇場で見た方がいいと思った。ルールをよく知らなくも楽しめる。
音にもすごくこだわっているので。

今後はどんな役を演じたいと?
そうですね、よく聞かれるんですけどね(笑)。28歳になるので、この歳にしかできない役があると思うので、そういった等身大の役はやりたいです。

これ演じてないな、みたいなのってある?
挙げたらキリがないんですけど、やっぱり社会的なメッセージが強かったり、今の日本はこういう感じだからこれをやろうっていうもの、今日本で一番問題視されているものに向き合うっていうのをやりたいですね。演じる意味があるなって。

今までのゲストにも聞いてるんだけど、どんな映画の役も演じられるとしたら、どの映画のどの役を演じたい?
う〜ん、いっぱいありますね。役というよりは、昔から夢ある感じが好きなので、SF。すごいやってみたいです。

SFの映画が好き?
好きでよく見てましたし。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とか最高。

最近の好きな映画は?
僕、本当にバラバラなんですけど、スピルバーグ監督の『レディ・プレイヤー1』は素晴らしかったです。あとは『君の名前で僕を呼んで』。全てが美しかったですね。

じゃあ『君の名前で僕を呼んで』のオファーきたら挑戦する?
ね! 僕だったらどうするだろうって……。オファーきたらやってみたいですね。観たときに衝撃だったので。

役者さんと話していて感じるのは、どれだけ普通の感覚を自分の中で持ち続けるかっていうのを意識してるんじゃないかって思うんだけど、町田くんの中であったりする?
何が普通なのかわからないですけれど、私生活っていうのは絶対大事にした方がいいなって思います。私生活が乱れていたら芝居も乱れるし、ちゃんとした私生活だったら芝居もちゃんとしてると思いますし、あと絶対顔にも出ると思います。

自分の性格を一言で表現すると? さっき純粋なだけじゃないとは言ってたけど。
う〜ん……。

用心深い?
かもしれないです。

自分の気持ちをバーッとさらけ出すことはあんまりしないの?
いや、あります。言葉にはしないけど、顔に出ますね。

嫌だなっていうことも?
全部出てます(笑)。

顔に出ちゃうんだ(笑)。
あと、とにかく平和的解決をしたいですね。

平和主義。穏やかだね。
そうですね。なのに用心深いってすごい面倒くさい性格のような(笑)。
相手が嫌な思いをするのがすごく苦痛なんです。

先に想像しちゃうの?
これ言ったらすごい嫌だろうなとか、この言葉はあまりよくないなって瞬時に考えちゃってるところはあるかもしれないです。

でも顔に出る(笑)。
思ってることが全部顔に出る(笑)。

気を使ってるのに全部顔に出るって可愛いね(笑)。学生時代はどんな男の子だったの?
いや、違うんですよ。地元は群馬県なんですけど、石川県の日本航空高校という、全寮制のところに行ったんです。そこで全国各地から、留学生もかなり来ていて。そのときは、どんな感じだったかなあ?

男子校?
ほぼ男子校みたいなものですね。女子もいるんですけど、クラスに5人とかのレベルでけっこう男ばかり。

男に囲まれた環境が多いね。
男臭いところが多いですね(笑)。汗の匂いがするところに寄っちゃうのかもしれないですね。蚊みたい(笑)。

ははは(笑)。ちなみに僕も中学高校は寮生活だった。
楽しくないですか?

楽しい。最初はホームシックがひどかったけど、一年終わるころには楽しすぎて結果6年間いたっていう。
高校もっていうことですよね?いいなぁ。僕は最初の頃地獄でしたけど。

しごかれた?
軍隊式の教育だったんですよ。厳しかったです。

わかるわかる。僕5時半起床だったもん。
似たような感じです。

5時半起床で、乾布摩擦から始まるの。
乾布摩擦!?

寮の食堂に集まって、みんな上半身裸で掛け声かけながら。
僕らもそれに近くて、「点呼!点呼!」っていうアラームでみんなバーって集まって、つま先綺麗にピシーっと並んで、番号始め!って数えて、やってましたね。

だんだん楽しくなるよね。
だんだん面白くなっていきました。最初の方は地獄だと思いましたけど。群馬ののどかな町で育ったんで、喧嘩すらあまりなかったので、ショックすぎて、何かが吹っ切れました。

その経験は役者としても絶対に役に立つだろうね。
それは確実にあると思います。なかなかできない経験じゃないですか。

町田くんの今後の演技で、それを見るのが楽しみだな。あっ、これ寮生活の影響だって思うの(笑)。では恋愛で大切にしたいものは?どんな女性に魅力を感じる?
僕、尊敬し合えるのってめちゃくちゃとても大事なだだなって思って。何かに一生懸命になってる人に目がいきますね。あ、俺も頑張ろうって思えるんで、そういう人は魅力的ですね。尊敬できる人。

恋愛体質?
固執したりする方ではないと思います。

嫉妬もしない?
嫉妬はしますよ。

その容姿で嫉妬してるっていうのは萌えだと思う、世の中の女性たちは。
(笑)。普通嫉妬しません?

する、すごいする。でも、嫉妬する顔がイケメン(笑)。この顔で「俺以外の男と喋んなよ」って言われたら、なんか逆にあれ?もっと好き。ってなるのかな。その顔で言うなよっていう返しは絶対来ないじゃん。
そんな返しします? 好きな人ですよ!!(笑) 友達だったらオイ!ってなりますけど。好きな人なのにそれ言ったらとんでもない人ですよ!

あはは(笑)。確かに!じゃあ今まで彼女に言われて最高に嬉しかった褒め言葉は?
褒め言葉か……。思い返してみるとハッピーなことよりも悲しかったことの方が覚えてるからなぁ。

そういうほうが記憶に残るタイプ?
そういうタイプ。ズブズブタイプかもしれないですね、沼(笑)。。

悲しくなることなんてあるの?
ありますよ(笑)! めちゃくちゃありますよ。

連れてきて! その子たちを。説教してやる(笑)。
ははは。なんだろう、僕が女々しいんだと思います。

でも、その女々しさも人間らしさだし。そんな性格の役もやりたい?
やりたいですね。のび太くんみたいな役もやりたいです。お前、頑張れ!みたいな

あ〜いいね!「やりたい役はのび太くん」でいいんじゃない?
僕、ドラえもん大好きなんですよ。大ファンで。

決まったね。
妻夫木さんやられてますから(笑)。

では、ちょっと最後に、好きなところみたいなのを聞きたくて、まずは自分の顔で好きなところ。
俺本当にあの……。

全部(笑)?
違うんです、聞いてくださいよ(笑)。耳が大きかったのがコンプレックスで、小学生の頃は髪を伸ばしてたんです。中学に上がるタイミングで髪をバッサリ切ったんです、めちゃくちゃ短く。そうしたら第一次モテ期がきて、ちょっと好きになって。

嫌いから好きになったんだ。
そう。あとは、眉毛。めちゃくちゃ濃いんですよ。これが嫌でめちゃくちゃ抜いてたんですけど。でも、こう生やしたらまたなんか、モテた。

イメージを無理に変えるより、お父さんお母さんからもらったものをそのまま活かすと、モテ期が来る(笑)。
父ちゃん母ちゃんありがとうって(笑)。

自分の体で好きなところは?
体ですか。自分の体好きになりたいですね。

褒められるところないの?
手は好き! 大きいですよ。

指も爪も綺麗だもんね。他は?本当に鍛えてない?
マジで鍛えてないです。今ペラペラです。

鍛えないと痩せちゃうタイプなんだね
逆に筋肉がつきづらくて。

次! 今の自分へご褒美を買うなら?自分から自分へプレゼント。
これやってみようかなって思った時もあったんですけど、なかなかやらないんです。

なんでそんなに自分にドSなの(笑)?
まだだめだって(笑)。

鏡見ると顔に出てるかもよ、厳しい顔が(笑)。
よく男性だと、靴や時計、ベルト、スーツとかあると思うんですけど、それら全く手を出してないです。

あんまり興味ない?
時計でもスーツでも、似合う時になったら買いたいですね、ビシッと。

まだダメなの!?(笑)  まだ自分に買ってあげないの?
ダメですダメです、全くダメです。

さては、いかない自分も好きなんだな。
たぶんそうです。それに酔ってるのもある気がする。

ここでいかなかった自分、クール、みたいな(笑)。面白いね。「まだあげない」っていうのが答えだね。では10日間、自由なお休みがあるとしたら何をする?
行けるな、インドの映画館。すごいんすよ。

インドの映画館??
ちょっと仲良くなった作品のスタッフさんと一緒に話してたりすることが多かったんですけど、一緒に映画見たり。その時にインド映画の話ですごい盛り上がったんです。そうしたらその人インド映画を向こうでみたくて行ったことがあるらしくて。なぜかというと、日本でもたまに応援上映という、声出してもいいスタイルがあるんですけど、仮装してきていいとか。そういう楽しみ方がインドでは普通なんだそうです。ワーって盛り上がったり、いいぞ〜!みたいな。ときには巻き戻し上映っていうのさえあるらしいんです。ハイライトをもう一回だ!って。ライブみたいな感覚を味わえる。それを体験しに行きたいな。インドという国も一度体感してみたいです。

インド映画にも出ておきたいね!
出たいですね。眉毛の太さはいけるんですけど、彫りが…。

でも踊れる。
歌が音痴。でもミキサーでなんとか!

軍隊の役で、イケーって(笑)。 じゃあ10年後、38歳だけど、どんな町田啓太になっていたい?
どんな感じかなぁ、どんなの似合いそうですかね?

そのままで素敵だけど、でもちょっと変態なムード?があると、もっといい役者になりそう。
確かに。渦巻いてる部分をもっと出している自分に会ってみたいですね。

この役はやっぱり町田啓太だよね、って。
これやらせておけば面白いなっていう役者になれたらありがたいですね。そういうところ、解放していきたいです、もっと。

業界でも一目置かれる性格俳優のような。
たぶん今以上に多くの才能豊かな人と会ったりすると思うので、その人たちと思いつきの話しが本当に実現しちゃうような、そのまんまそれを映像化しちゃうとか、そういう風になっていたいですね。そうなれるのはもっと先だとは思うんですけど、その兆しが見えていたい。

今日はありがとうございました。楽しかったです。いっぱいいじってごめんね。(笑)。
ありがとうございました。町田変態計画で(笑)。

ポロシャツ ¥13,000/LACOSTE(ラコステお客様センター) パンツ ¥13,000/vintage(カタチ)、シューズ¥5,500/MOONSTAR(ムーンスター カスタマーセンター)
  • STAFF

    PHOTO: MASAMI SANO @ KIKI INC.
    HAIR MAKE-UP: KOHEY
    STYLIST: RIKU OHSHIMA
    MODEL: KEITA MACHIDA @ LDH
    COOPERATION: CAFE & BAR CHAOS
    EDITORS: GEN ARAI, LISA HIJIKATA

  • INFO

    ラコステお客様センター
    0120-37-0202

    カタチ
    03-5773-5090

    ムーンスター カスタマーセンター
    0800-800-1792

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