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VOGUE GIRL with BOY FRIEND
Guest:井之脇海

フレッシュな才能とルックスで注目を集める、旬な男の子の素顔にせまる連載。レトロポップなインテリアで国内外のファッショニスタが足繁く通う新宿の「Café & Bar CHAOS」を舞台に、VOGUE GIRL副編集長とゲストが本音のボーイズトーク。第21回は、人懐っこさと誠実さが共存する佇まいで、作品ごとに独自の存在感を残す井之脇海くん。

今いくつ?
23歳です。

役者としては9歳から活動してるんだよね。
そうですね。劇団に入ったのが9歳で、役をもらえるようになってちゃんと役者になりたいと意識しだしたのが12歳ですね。

年齢の割にキャリアも長いよね。
業界的なところには14年になるんですかね。

役者を目指したきっかけは?
僕、ひとりっ子なんですけど、もともと9歳で始めた時は、母親に病気が見つかったり、犬に病気が見つかったりとかして。幼い頃から親の愛をすごく感じながら幸せに過ごしてきたのに、その当時は自分のことを見てくれてない気がしたんです。初めての感情だったので、ちょっとパニックになって色々と悩んでいたときに、テレビに出たら親に注目してもらえるかなと思って。そういう安易な考えというか、それでキラキラする仕事をしたいって思ったんです。最初はテレビに出たかったんですよ。すごいキラキラした場所だな、そこに行けばいろんな人にちやほやされるんじゃないかって気持ちで、親に頼んで劇団に入れてもらった。それがきっかけですね。

小学生の頃はどんな子どもだったの?
よく喋る子でしたし、誰とでもうまくいくようなタイプだったと思うんですけど、ずっと髪も染めてたりとか。

小学生で!?
はい。幼馴染の実家が美容師さんで、遊びに行って染めてもらうとか。

何色に染めてたの?
最初は金。小学一年生って黄色い帽子をかぶらなきゃいけないじゃないですか。それがいやで(笑)。いやなら髪を黄色に染めちゃえばいいんじゃないかって、金髪にしたんです。でも結局、金髪でも帽子はかぶれるよねって、かぶらされてたんですけど(笑)。

(笑)じゃあけっこう自由な子供だったんだ。
そうですね。育ったのが横須賀の方で、みんなやんちゃだった。髪染めているのも珍しくなくて、クラスに2、3人はいたんです。割とそういうのが許される環境ではあった。それにみんな社交的な子が多くて、その影響もありました。

演技の勉強はその頃から始めたの?
9歳の頃に入った「劇団ひまわり」には演技のレッスンがあったので、基礎的なことから日本舞踊とかジャズダンスとかタップダンスとか、いろいろやりました。大学も映画の大学に行って4年間演技の勉強もしていたので、そういった勉強ばかりしていました。

大学ではどんなことを学んだの?
テキストを渡されて芝居を作ってみたりとか、テキストの読み解き方だったりとか。映画を多角的に勉強することが多かったです。例えば、同じ映画を演技の面から、撮影の面から、そして美術やストーリーの面から見たり。映画やドラマをいろんな視点から見られるようになりましたね。

大学に通いながら、役者をするのは大変じゃなかった?
学業もちゃんとやりたかったので、絶対大学は出たいって思っていて。そうすると必然的に仕事のペースは抑えなきゃいけない部分もあって、その時その時に同世代の役者さんが出てきた時はジェラシーもありました。けれどやっぱり、ちゃんと学校に行けたこと、大学を卒業できたことをすごく誇りに思ってるんです。そういった意味では順調だったと思いますね。大学出てからいろんな方の支えがあって今はお仕事も充実しているので、このペースでやっていけたらなって思っています。

どうしてそんなに大学に出たい気持ちがあったの?
僕は映画を学びに行ったんですけど、大学で専攻するものって、今の時代だとある程度はネットでも調べられることだと思うんですよ。図書館で本を読めば、特に映画のことなんて情報がすごくアーカイブされていて簡単に触れられるところにあるんです。でもやっぱり、文面だけで読むんじゃなくて、そのことを経験してきた人や、学んできた人から何かを教わってみたかったんです。読んだ文と同じ言葉をその先生が言っているとしても、その先生が経験してきた歴史だったり思いだったり、それを一緒に受け継ぐことができるなと思った。実際に大学に行ってみて間違えはなかったですし、大学って人から何かを学ぶ最後の期間じゃないですか。若いうちにというか、現役のうちに行ってみたかったっていう思いがあるので。

なるほど。海くんは映画がすごく好きなんだなと感じるんだけど、今まで観た映画でどの役をやってみたい?
アナキン・スカイウォーカーですかね。

意外!
『スターウォーズ』演りたくないですか!?やっぱり。

演りたい、不動のヒーローだもんね。過去のインタビューでは好きな映画に『ボンヌフの恋人』をあげていたのが印象的だったな。
ものすごく好きですね。

井之脇くんの中では一番好きな映画?
一番好きな映画って言ってもいいかもしれないです。天気とかその時の自分の状態で好きな映画って変わってしまうんですけど、安定して好きな映画と答えるのがこの映画。

あの映画のどこに惹かれるの?
僕、映画を好きになったのが遅いんですよ。17歳とかで、デヴィット・フィンチャーから入って『ファイトクラブ』から観て、彼の作品を先にバーっと観たんです。で、次何観ようってときに、知り合いに紹介されて『ボンヌフの恋人』とかいろんな映画を紹介されたんです。フィンチャーの世界とカラックスの世界って全然違うじゃないですか。

両方ともぶっ飛んでいるんですけど、そのときに、カラックスが好きになったというよりは、まず映画の幅を知ったんです。映画って本当はもっともっと広いですけど、その2監督を比べた時にすごいな!と。可能性をすごく感じたというか。そういう出会い方をしちゃったのですごく思い出に残っていて。18歳の頃にカラックスのオールナイト上映を観に行って、今まで観ていなかった作品『汚れた血』とか『ボーイ・ミーツ・ガール』とかも観て、すごいかっこいいなと思って、ハマっていきましたね。

映画の幅を教えてくれた作品だったんだね。確かにアメリカ映画とフランス映画って、単に映画っていうひと括りでは語れないもんね。
それまで日本の王道の映画を観てきたんで。それが悪いということではなくそれしか知らなかった。だからミニシアターの存在とかもちゃんと認識してなかったです。高校が目黒だったので目黒シネマがあったので、17歳くらいから目黒シネマに通うようになって映画の幅を広げていったんです……あっ、やりたい役ありました!

教えて!
これも意外かもしれないですけど、『AKIRA』の金田ですね。目黒シネマで観たもので一番思い入れがあるのが『AKIRA』なんですよね。実写でも、ハリウッドでも。ハリウッドでもやってますからね、来年公開!

井之脇海という役者の1番の魅力、強みってなんだと思う?
映像についての理解が圧倒的に同世代の役者よりも深いところ。そこは胸張って言える、自負できるところです。そこをベースに、ある意味頭でっかちなくらい知識に寄った自分がいます。もちろん、感覚的に覚えていくのもありますけど、僕のストロングポイントは映像に対しての理解。逆に僕のウィークポイントは、もっと感情で出てくるものでお芝居できたらいいなってところ。課題だなって思ってるんですけど。

こうやって話していてもひとつの物事を、自分の感情だけでなく色んな側面から見ようとしているよね。
それを心がけています。世の中が批判してることとかネットニュースとかも、自分で調べ直してみます。それを僕は発信したりはしないですけど、自分の知識が人に言われていることだけにはなりたくないなって思います、映画、仕事においても。

尊敬している俳優は?
加瀬亮さん。

どんなところを尊敬している?
クレバーなところ。お芝居もうまいですけど、加瀬さんは映画のことものすごくわかっていて、仕草ひとつひとつにどこか意味を持たせているんだけど、あれだけ自然に生きているように見せることができる。レベルが違いますけれど。

海くんとも何か通じるところがあるよね。
それは僕が意識してる(笑)。小さい頃から言われてることが多かったんですけど。加瀬さんの青年期を演らせていただいたこともありますし。

いつか2人の共演も観てみたいな。自分の性格を分析してみるとどんな性格?
真面目。

真面目だよね〜。
責任感が強い。面白くない(笑)。

(笑)人に面白くないって言われるの?
酒飲むと面白いねって言われます。それってつまり、飲まないと面白くないんだなって(笑)。

感情で動く人?それとも理性?
理性です。というより理屈。

じゃあ考え込みすぎちゃったりする?
考え込んで結局しないで終わるとか。でもまあ、感情の面もありますけどね。だから今これをすることに意味があるのかって考えたりします。

責任感が強いとか真面目って、どこから培った性格なの?
たぶん、小さい頃から現場に行って……

プロ意識?
それが大きいと思いますね。

真面目ってすごい素敵だよ。若いときは真面目ってちょっと退屈な気もすることがあるけれど、歳を取るほどに結局は何事も真面目で誠実じゃないと。
高校生の頃とか僕もくだらない時期もありましたけど……青春が早く終わっちゃったんですよね、きっと。

確かに。海くんって気づいたらテレビとか映画で見かける人だったから、まだ23歳なんだくらいの感じがある。
それは嬉しいです。僕自身の名前、プライベート、パーソナルな部分がですぎるのは好きじゃないので、年齢不詳がいいですね!

青春は早めに終わらせたけど(笑)。何かやり残した青春はある?
僕、今までの人生であまり後悔していることはないんですけど、一つだけ後悔していることがあって、部活をしたかったということ。

ほう。何部に入りたかったの?
バスケか吹奏楽ですね。

チームワークだね。人と何かを一緒にやるっていう。
一応、器械体操ダンス同窓会っていうところにはいたんですけど、部活ではなかったので、大会とかを目指すものではなかった。しかも入って3日目くらいで腰怪我しちゃって。そこから永遠と補助しかしてなかったので、側転しかできないで終わっちゃいました(笑)。

(笑)。吹奏楽だとしたら何の楽器やりたかった?
なんですかねぇ……ピッコロとか。おじさんがフルートとピッコロの奏者で、小さい頃から聴いてたんで。管楽器、笛の音色っていいですよね。

ちょっと話を戻すけど、真面目で責任感の強い、そんな海くんの性格は役者に合ってると思う?
思いますね。さっきの話に通じると思うんですけど、台本をいただいて、役って物語の最初から最後、台本に書かれているところしかその役の人生って書かれてないんですけど、その人を演じる時に、例えば僕の伝記映画ができたとして、でも台本にはほんの一部しか書かれてないじゃないですか。もし、それを演じる役者がそこしか考えてくれてなかったらすごく嫌だと思うんです。僕の人生には、それこそ小さなころにピアノ教室の先生に恋い焦がれてピアノを習った、みたいな部分が台本には書かれてないですけどあるんです。そこをちゃんと考えて欲しいなと。

その役が送る人生の背景というか余白を考える。
そう。それと同じ理由で、台本いただいたときにここからここまでしかないけど、その前を想像したり、書かれていない部分を想像する、考えてあげる。役の人生に責任を持つっていうことは当たり前だと持っているけど、その話をすると真面目だねとか言われるんです。別に特殊だとは思っていないですけど、僕はこういう性格でよかったなと思います。

年上に可愛がられそうだね、そのまっすぐな真面目さ。
そうですね、たぶん。まだ年下と共演したことがあまりないんですが。だいたい現場に行くと年上の方が7割8割いらっしゃるので。

その真面目さから気になったんだけど、海くんってどんなものを美しいって感じるの?
あまり考えたことないですね……その時その時で違うような気がします。でもすごく女性に憧れてた時期があって、僕はいたってストレートな男性なんですけど、中学生、高校生くらいのとき、すごく女性に憧れてました。

憧れるって、女性になりたいとか、恋愛対象としてとかではなくだ。
人間として、ただ女性というものが素敵だなって。

女性的なものも好き?
昔は好きでしたね。今はそういうこと考えなくなりましたけど、言葉遣いだったり、立ち姿だったり、そういう要素が好きな時期がありましたね。今も女性をすごく尊敬してる。って言い方は大袈裟になっちゃいますけど。

繊細な感性だね。
それくらいしかないかもしれないですね、物とかにはあんまりこだわりがないかもしれないです。

声を荒げたりすることはあるの?
僕ですか!?ないです。

大声を出したりすることはあるの、仕事以外で?
ないです。まあ、酔っ払うとたまにあるかな。

こうやって面と向かって話すと、話し方も綺麗だし、変な意味じゃなく女性的なものも持ってる気がする。役者としてすごく大切なところ。
中高の学校は女性がすごく多くて。中学なんて一学年に男子が6人とかしかいなかったんです。

スパイス程度だね(笑)、男の子は。
まあ、一学年に25人くらいしかいなかったんですが。そのうち男子が6人、あとの19人くらいは女子。そういう環境に6年間もいたので、確かにそんなに男男しないかもしれないですね。

モテた?学生の頃。
モテない。圧倒的に女性が多い環境だったので、男子はゴミみたいな扱われ方をしてたので(笑)。

(笑)荷物持って的なね。
面倒な仕事は男子がやってましたね、学級委員とか。それこそ僕もやっていましたよ(笑)。

やってそう(笑)。
受験にも有利かなと思いながら。

オフのときは何してるの?
1日休みの日はまず寝ます。ていうか、休みは前の日から始まっていて、前日に飲んじゃうんですよね。で、僕はお酒飲むと長いので……。

長そう(笑)。最初の一杯は何から始まるの?
ビールです。ビール2杯くらい飲んで、あとは焼酎かウィスキーかな。特に次の日休みだと日本酒も飲みます。

お酒強いんだね。
強いというか、飲んだら長いですね。帰りたくなくなっちゃう。だから朝5時くらいまで飲むじゃないですか、それで起きると15時とか。で、映画見るじゃないですか、ご飯食べるじゃないですか。そうすると1日終わっちゃいますよね。

若者の正しい休日の過ごし方かもしれない(笑)。
僕、すごくインドアなんですよ。父親の影響で始めた山登りだけアウトドア。山登りが好きでそれだけは楽しみがあったんですけど、なかなか旅行行こうとか、遠出しようとはならない。

インドア派な海くんの、好きな女性のタイプは?
絶対的に言えるのは、恋愛に依存しない人。僕が仕事が好きで恋愛に依存できないんで、それなのに相手が恋愛という形で僕に依存されちゃうと、自由がないというか……自立してる人がいいですね。自分を持っている人が好きです、一緒にいやすい。

いい恋愛はしてる?
いい恋愛をしたいです(笑)。

役者って恋愛して変化していくんだろうなって。
そうですね、きっと……。やっぱり同業になっちゃうんですけど、仕事ぶりとか素敵だなと思う人もいます。変な意味じゃなくて、普段話してるときと仕事モードになった時のギャップとか。切り替え、オンオフがはっきりしている人が素敵だなと思いますね。

今まで好きになった人はどう?
外見的なことで言えばけっこうバラバラ。でもやっぱり自分を持ってる人ですね。

尊敬したいんだね。
尊敬できる人じゃなきゃだめです。でもそれも僕のエゴなんですよね。その人と一緒にいて自分も成長できたらいいなって。

一緒に映画も行きたいタイプ?
いや、映画館行くまでは一緒でもいいですけど、行ったら席は別々がいい。

えー!隣だめなの?
知り合いが隣にいるのはちょっと……。僕、友達と行ってもバラバラですよ。

じゃあ映画終わったあとご飯でも行く?
映画を観終わってからできれば30分くらいは一人にしてほしい。
(笑)必要な時間だからね、海くんにとって。
僕にとってその時間は、鑑賞代1,800円に込みなんですよ!

分かるような気がする。でも、デートには向いてないかもね、映画は(笑)。
そうですね(笑)。

さっき登山が唯一のアウトドアの趣味って言ってたね。他の媒体だけど登山についての連載、僕も毎回楽しみに見てる。
ありがとうございます!趣味というか好きなんです、無になれるというか。

それがいちばんの醍醐味?
そうですね、だから役のことで行き詰まったり、プライベートで行き詰まったときとか、黙々と登ります。父親と登ることが多いんですけど無口ですよね。永遠と二人で無言で。

お父さんと無言で登りながら……それが2人のコミュニケーションだ。
一緒に時間を共有する。父と会うときは山。

次狙う山は?
次は槍ヶ岳、行きたいですね〜。なかなか時間がなくて、日帰り登山しかしてないんですけど、やっぱり山小屋泊まったりテント張ったり、2泊3日くらいの登山をしたいですね。

ここからはテンポよく答えて。みんなに聞いてる質問を今から聞きます。
テンポよく……一問一答みたいなことですか?

そう、海くんのテンポでいいよ。まずは自分の顔で好きなところ。
目。

なんで目?
う〜ん。目って口よりも物を語るじゃないですか。よく目力あるねとかいい目してるねって言われるので。僕は目で伝えられることが多いのかなって思う。

自分の体で好きなところ。
部位というより、細く、子供みたいな体をしてるところ。

スリムだよね〜。
筋トレしたことない。器械体操も3日で怪我しちゃったし(笑)。

筋トレ興味ないの?
全くないですね。自分をプライベートで飾るとかはあんまり興味ないです。筋トレが必要な役が来たらめちゃめちゃ頑張ります。

占いは信じるタイプ?
あんまり信じないです。

今までもらったアドバイスで一番心に残ってる言葉。
香川照之さんの「大学出とけよ」ですかね。

なんで香川さん、そのアドバイスをしたんだろうね。
たぶん香川さんも言ったこと覚えてないんじゃないですかね(笑)。

寂しくなったらどうやって気を紛らわす?
気分にあった映画を観る。

じゃあ寂しいときはその気分の?
音楽もそうで、悲しいとき辛いときに明るい曲聴くのって逆効果なんですよね。

そうなんだ。
そのときに寄り添った曲を聴かなきゃいけない。

じゃあ海くんが寂しい時の一曲は?
だいたいフィッシュマンズ聴いてますね。映画だったら、普通に寂しい時は『ブルーバレンタイン』観ます。

『ブルーバレンタイン』すごく悲しいもんね。
悲しい時は悲しい映画。

今アルバイトするならどんなバイトしてみたい?
いい質問ですね!僕アルバイトしたことないんですよ。何したいかな……あ!職人系がいいな。

どんな職人系?
漆喰っていうんですっけ?左官の。職人はできないんで使う材料混ぜたりするバイト。

補助に近い。
ずっと混ぜてるみたいな。あ、でも力仕事できないからなあ。

筋トレしないし。
なんだろう。苺を詰めるとかそういう機械的なことしたいです。

映画館のチケットもぎりとかじゃなくて?
それもいいけど、あんまり人と会いたくない。

苺と向き合うくらいがいい(笑)。
ちょうどいい(笑)。

自分を動物に例えると?
中高の頃にテナガザルって言われました。半分からかいだったんだ思いますけど(笑)。まあでも確かに手は長いんです。

好きな食べ物。
肉。きゅうり。

どんな肉?
肉ならなんでも。ていうか、なんでも好きなんですよね、魚も好きだし。

好き嫌いなし?
マヨネーズ以外。

マヨネーズの何が嫌いなの?
見た目です。

愛らしくない?キューピーちゃんみたいで。
中高の数少ない男子の中にマヨラーがいたんですよ。その頃は、お弁当みんなで食べるじゃないですか。彼はご飯にマヨネーズかけるんですよ! それを見てるとトラウマになっちゃって。ご飯と混ぜるんですよ、それが許せなかった。

その子のせいでマヨネーズ嫌いに。
そうです。でもポテトサラダとか好きですし、すでにかかってるものは抵抗ないです。でもわざわざかけるのはあまり好きじゃない。エイヒレが悩みどころですね……。

美味しいもんね〜。
うん、エイヒレにはちょっとつけたい。でも唐揚げはつけないです!

海外に行くならどこに行きたい?
カンボジアに1月から2月まで行ってたんですけど、もう一度ちゃんと行きたいですね。

仕事で行ってたの?
映画の撮影で。その時はあまりご飯をちゃんと食べられなくて。なのでご飯をちゃんと食べに行きたい。僕、それまではヨーロッパ志向が強かったんで、東南アジアにあまり興味なかったんですけど、行ってみると意外といいなと思いました。小さい頃にタイとかフィリピンには行ったことはあったんですが、改めてこの歳で行くといいなって。なので、カンボジアまた今年行きたい。

行くなら一人旅?
一人がいい。

そうなんだ。一人でどこまで平気?ふらりとご飯屋入って……
全然平気です。一人で飲みにも行きますし。

一人がすごい好きなんだね、というか平気。
簡単にいうと、基本的にあんまり連絡を取りたくない。でもフットワークは軽くて、誘われたら行くんですけど僕から誘うことはまずなくて。そうすると自然と友達が減っていくんですよ。そうなると必然的に一人の時間が増えていく。だったら一人でご飯を食べるしかないな〜と思って、一人でご飯食べてます。

買い物も一人派?
買い物は嫌いじゃないんですけど物欲もほとんどなくて。一回買ったものを5年10年単位で使いたいので、けっこう吟味し厳選して買っています。逆にインナーとかは消耗品だからたくさん買っちゃいますね。(スマホを指差し)こいつも3年以上使ってますしね。

物選びも真面目を感じるね。じゃあ最後に、10年後の井之脇海はどうなっていたい?
今の希望ですけど、今と変わらずにいて欲しいなと思いますね。本当は変化を望みたいところですし、進化というか、成長はしてると思います、してなきゃいけないんですけど、でも考え方、そこの根底にあるものは今と変わらないでいてほしいなと。これで10年後の僕と今の僕が会った時に、10年後の僕がパリピだったら嫌じゃないですか(笑)。

そのときはこの記事プリントして渡す(笑)。
だから本当に、変わらないでいるって逆に難しいことだなって思っていて。

特にこの時代では。
本当に、難しいですよね。本当は変わらなきゃいけないんですけど、どこか、変わらないでいて欲しい。スケール、自分自身の幅、キャパシティーはもっと増やしますけど、それをまとめる自分は変わらないでいたい。

役者としてやってそう? 10年後も。
やってそう、というかやってます!それは断言していいです。なんか変なことして追放されない限りは(笑)。

今のところはお酒の飲み過ぎだけ注意だね(笑)!
そうですね(笑)。

今日はありがとう。面白い話しがたくさんできて楽しかったです。
ありがとうございます!

シャツ ¥55,000、パンツ ¥43,000、共にキーロ(スタジオ ニコルソン)、シューズ スタイリスト私物

INFO
キーロ 03-3710-9696
PHOTO & VIDEO:MASAMI SANO @ KIKI INC.
HAIR & MAKE-UP: TAKEHARU KOBAYASHI
STYLIST:KENTARO HIGAKI
MODEL:KAI INOWAKI
COOPERATION:CAFE & BAR CHAOS
EDITORS:GEN ARAI, LISA HIJIKATA
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