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VOGUE GIRL with BOY FRIEND
Guest:佐藤緋美

フレッシュな才能とルックスで注目を集める、旬な男の子の素顔にせまる連載。レトロポップなインテリアで国内外のファッショニスタが足繁く通う新宿の「Café & Bar CHAOS」を舞台に、VOGUE GIRL副編集長とゲストが本音のボーイズトーク。記念すべき第30回は、才能豊かなエンターテイナーである両親のDNAを受け継ぎながら、自身もミュージシャンや俳優としてユニークな存在感を発揮しつつある佐藤緋美くんが登場。

VOGUE GIRLでは19年にお姉さんのSUMIREさんと登場してもらって以来。緋美くんは今いくつになったの?
20歳です。

20歳男子って、普段何をしてるの?
最近は自粛期間の流れで家に家族といることが多いです、彼女が来たり。ギター弾いたりとか、犬と遊んだりとかですね。スケボーもよく行きます。今日もスケボーしてからここ来たんです。

高校を卒業してからは?
音楽と、役者。

ミュージシャンとしての緋美(HIMI)くんは、すでに知られた存在だよね。今年の初めに観たライブが本当によかった。
ありがとうございます。ちょうど7月に1曲また出します。

おっ。嬉しい情報!
笑。『baby』という曲、よかったら聴いてください。

あの時のライブではオリジナルとカバーも何曲か聴けたよね。アリーヤの『At Your Best (You are Love)』やミーシャの『I Believe』とか。
あとハナレグミと。あの日は小さな会場で身内が多かったので、ゆるく、好きな曲を歌ってみた感じで。

40歳過ぎの人たちにもグッとくる選曲だった!
僕の周りにはそのくらいの年代の人が多いので、自分も多分その世代と合ってるんじゃないかな。

セットリストはHIMIくんが決めているの?
そうですね、今自分が好きで歌っている曲で選ぶ。アリーヤも最近知った曲で好きだったし、ハナレグミはライブ行ったんでちょうどよく聴いてるときだったんです。

バンドのメンバーは、全員友達だったりするの?
友達スタートでもなくて、もともとみんな音楽をやっている子たちで、僕が周りの子たちに「同い年ぐらいで音楽やっている子いない?」って聞いて集めた子たち。それぞれ別のバンドがあったりとか、池袋でジャズ喫茶やってる子とかさまざまです。

やっぱりそこはプロフェッショナルなメンバー。
最初はちゃんと音楽をやりたいとオファーして、そこから友達になった。まだまだもっと一緒にやりたいんですけど。

ライブの時、バンドとの雰囲気もすごくよかった。
あのときのライブはまだ3回目くらいだったので、これからもあのメンツでいきたいなと思ってます。

緋美くんは自身のレーベルで活動しているんだよね?
そうです。

それはインディーレーベルって言っていいの?
大きく分けたらそうですね。

そこを選んだ理由って?
バンドとは別にもう一つ、自分ひとりで活動しているものがあって。どちらも自分でやってはいるんですけど、分けられたらいいなと思ったんです。割と自分の音楽は、自分でやれたらゴールみたいなところがって。だったら最初から自分でやってみようかな、今の時代にも合ってるし、まだ日本では若くしてそういうことやる人いないだろうから、僕やっとこうかなって。

自由があるよね。
そう、自由があるし、雰囲気やライブも0からつくって、どういうお客さんを呼んでっていうことも自分で決められる。楽しいです。

音楽だけじゃなくて世界観も一緒に自分で作り上げていくってことだ。
そうですね、最初からつくって自分のところから出したい。

どんなものにインスピレーションを受けるの?
生きている中で出会ういろんなこと。いろんなライブに行ったり、まわりの子たちの作品を彼女と観たり、俳優でも音楽でもなんでも。自分の好きな人の話を聞いたりしたものを感じてエネルギーに変えたりとか。いろいろもらって、それをライブで発する。

緋美君にとって「表現する」ってどういうこと?
普通に好きなことです、歌うこととか。僕が歌うのを好きだから、それを聴いている人たちもいいなって思うんだろうな、と思う。表現することが好きなのでそれを隠さずに、(コロナ禍にある)今のこの閉ざされたときだからこそ出していきたいなって。出すなら、今の僕がいる仲間たちと表現したい、自分たちでやろうって。自分から出していたら周りの奴らももっとやろうってなってくれればいいなって思う。普通に音楽聴いていい気持ちになってくれれば僕はいいからっていう感じですね。だから僕にとって表現することはストレス発散でもあるし、いい意味で相手にちゃんと分かってもらえるポジティブなもの。

コミュニケーションのひとつでもあるんだね。
例えばライブって人がいないとあまりライブの意味ないですよね。オンラインもなんかなぁ、って思うし。

ライブは楽しい?
楽しいですね!別に失敗とかないじゃないですか、ひたすらどう作っていこうかなっていう思い。繰り返したい、いいですね、ライブは。

素敵な表現者である両親に育てられたわけだけど、どんな部分に影響受けた?
別にこうやれ、ああやれとは言わない親なので、僕が見ていて勝手にですけど、物ごとの捉え方や仕事に対する考え方とか、あ、そうやってやるんだなぁって思ったり。どちらからもいい影響を受けていますね。逆に僕から見てそれってどうなの?と思ったらそれを自分でも言えるし、こうしたら?ってお互いに聞きあえたりする。それで親も「何かないの?最近」とかなったりするし。上に上にいい方向に行けたら楽しいかなって。

子供の頃から表現するのが当たり前だったの? 
そうですね、小さいときはずっと暴れていたんですよ。ビデオ見ても「ウワ〜〜!」って暴れている映像しかないくらい(笑)。もともと何か自分で表現することが好きだったので、せっかくならみんなに見てもらいたいなって。今は人前で表現することが好きになったし続けていきたいです。ライブももっともっと大きいところでやりたいなって。いい雰囲気をみんなで伝えつつ、フェスとかにも出て。今年はフェスに出る予定もあったんですけどコロナでなくなっちゃって。だから今は本当に、新曲とこれからについて考える時期かな。

両親から受けたアドバイスで心に残っているものは? 
言われたのは、芸能へのアドバイスっていうより僕の性格に関して。ちゃんとこう、定期的に「仕事はこういうものだから、決めてやりなさい」って。それだけかな。

決めてっていうのは?
ちゃんと予定を立てていく。「それでスケジュールをフォローできるようになってからだよ」って母ちゃんから言われましたけど、父ちゃんからはそんなに……「とにかくやれ」。僕がやってから考えるタイプだって分かっているし、父親もそうだから「若い間にいろいろやりたいことがあるって分かっているんだから、やりな」って。事務所から独立するときも、父ちゃんは「俺は独立してやったことないから、自分でやって」って。「だからもしできたら教えて欲しいし、とにかくやりなさい」って。

緋美くんはどちら似なの?
両方ですね。結構どっちにも似てるんですよ。僕的には2人のいいところだけ取って、悪いところは、僕は僕だからって(笑)。だからいいですね、ありがとうって思います。

よき理解者であり、仲間でもある感じなんだね。
ライブも来て楽しんでくれたらいいんじゃないって。親のことは、親だから理屈抜きに好きっていうのもあるけど、純粋に2人の音楽を聴いて好きってなっている部分もあるから。

緋美くん、すごいいい声をしてるよね。だから勝手に妄想しちゃって。CHARAさんの曲も全て緋美くんバージョンにしたら?とか、あの人の曲も緋美くんの声で聴いてみたいとか……。
ありがとうございます!

CHARAさんの曲の中で1番好きなのってどの曲?
けっこう好きなんで何曲かあるんですけど……僕が歌ってもオリジナルまでいけないなって思ったのは「Violet Blue」。その音源がすごくいい。結局カバー曲って僕の方がオリジナルよりよくできるからやるもんだと思っていて。でも、それでもオリジナルがダントツだなっていうのが「Violet Blue」という曲。

なるほど。今夜聴き直してみる!HIMIくんにとって素敵な表現者ってどんな人? 
自信満々でやっている人ですかね。それで空回りしているんじゃなくて、ちゃんと自分がやりたいことをわかっていて、それに向かって堂々としてる人は、別に有名じゃなくても、俳優でもミュージシャンでもいいですよね。こいつ、これやっているとき楽しそうだな、幸せそうだしそれが良さに繋がっているなって思うと、悔しいとかじなく、いいなと思う。

自信満々ね!
余計なものに見向きもせずにやっている人は、かっこいい。

悔しい、とかは思わないんだ?
思わないですね。他人に思ってもしょうがないですし。自分には思いますよ。自分に対してこれもっとできたな、悔しい、とかは思いますし、人のいいところ見たら僕もやろう!とは思う。

さっきから「表現者」という言葉使っていたのは、緋美くんは音楽だけでなく、俳優としても活動しているからなんだけど、歌うことと演じることの違いってある?
違いはなんだろう……似ているところはあると思っていて、自分のテンポで言うこととか。歌っているときも自分のテンポで歌うからHIMIっぽいな、とか思うんだろうけど、演技も自分に一番ハマるテンポで台詞を言うっていうのがあると思う。役者でもそれができたらいいな、と。音楽はずっとやってきたからできるけど、自分にとって役者はまだ新しいことで、もらった台詞でもきれいに言いたいとか、僕自身はこういうこと言わないけど台詞として言わなきゃいけないってなったときに、音楽みたいに自分のテンポで言えたらもっといいかなと思う。

何か公開予定のものがあったりする?
7月31日(金)に公開予定の映画があります。

おっ!どんな役?
『#ハンド全力』っていう、同じ年代の人がキャストで、みんなで熊本へ行って撮った映画です。僕はハンドボールの熱血キャプテン役で……

そうなの(笑)!?意外!
この役は演りたいって思って。キャプテン役だからハンドボールも1番うまくないといけないなと、めちゃめちゃ練習したんですよ。でもほぼキーパーでした(笑)。ぴょーんみたいなやつ練習してたんですけどゴールキーパーでした。

撮影は楽しかった?
ぶっちゃけ最初はどうなるんだろうって。でも熊本まで行って現場に入って、監督も面白いことや笑えることが好きな人で、周りも加藤清史郎くんとか、鈴木福くんとか、僕の少し上の女の子とか、そういう人たちと一緒になって何かをやる機会がなかったから、普通にすごく楽しかったです。

音楽で一緒にやるって、カルチャーが一緒だったりするじゃない?でも映画はちょっと違うよね。
そうなんですよ。普段はそういう人たちと出会わないし、同じ音楽とかも聴かないんだけど、撮影現場で皆が同じ目的に向かっているから仲良くできた。そこでキャプテン役をできたのはよかったな、って思いました。

しかもそのキャプテンは熱血。
けっこうな熱血で(笑)。バカな役でよかったです、楽しかった。毎日黒塗り、毎日僕だけ黒く塗られて。

熱血って、それだけで面白い存在だよね。
ちょっとしたクローンみたいな。そういう振り切れた役をやりたかったし、タイミング的にもよかったなと思います。

でも熱血すぎる人ってちょっと引いて見ちゃわない?そんな頑張らなくてもいいじゃん、頑張っているの見せない方がかっこよくない?みたいな。
僕もそう思うけど、逆にその分その熱血なところが好きで。良さがわかる分やりたかったし、演じられたんじゃないかなと。熱血は好きです。

確かに、熱いものがあるのはいいよね。
熱いからその周りの人のエネルギーが回るっていうものあるし。

クールな都会っ子のイメージが強い緋美くんが、熱血のキャプテン役をどう演じるか。観るのが楽しみ。
ぜひ観てください!

演じることが苦しいとか、難しいなって思ったことはある?
ありましたね。苦しいというか、舞台は毎日同じことなんだけど、ちょっとずつ違うから気持ちがこんがらがったりとか、感情を出したいときに出てこないとか、スイッチをコントロールするのが難しい。舞台は大変でした。

緊張はしない?
めっちゃ緊張したけど、すっごい楽しかった。いつも同じメンバーでやっている舞台に、僕が入って何ヶ月か回ったんです。寺山修司の映画『書を捨てよ、町へ出よう』の舞台バージョンなんですけど、パリまで行って公演して、気持ちよかったですね。舞台と映画で演技が全然違うってわかったし、ぶっちゃけどっちが好きって聞かれたらどっちも好きではあるなって思って。出たからわかったけど、舞台は大変だなって思いました。

誤魔化すことができない世界だよね。
ちゃんとやらないとわかっちゃうから、もう一生懸命やるからそれがいいなって。

役者にミュージシャン、いい表現をするために必要なことって?
僕がなんでそれをやりたくないのかが、ちゃんとわかっていること。やりたくない理由がちゃんとわかっていれば、やりたいことにつながっていくと思っていて。逆に、なんでこれがやりたくないのか、自分でも分かっていないのにやりたくないって思っていたら、ただ面倒くさいだけなのかもしれない。やりたくないって思っているんだったら、こうだからやりたくないんだって自分でわかるまで考えること。

面白い。やりたいこととよりも、やりたくないことの「なぜ」を突き詰める。
そこがわかってないと、普通の俳優って言ったらあれだけど、こうこうこうやってって、わかんなくなるじゃないですか、自分が何をしたいのかを。だからそれを少しでも繋いで線にしたいので、なりたくないんだったらちゃんとした理由、人に言って分かるようにならないとなって思ってます。

大切なことだけど、多くの人が気づかないところだね。
ただやりたくないだけだったとしても、ちゃんと聞いて理解したらやりたいって思うかもしれない。それなのにやりたくないって思っていたらもったいない。だから、いい自分を見せるためには内容とかを分かってないとなって。特に役者の方は、どう見えるのか、こういう感じで見られるのか、そこで僕はこうしているからいいって思われるのかって。音楽は自分を出すっていうのがメインなので少し違うけど。

最近感動したことは? 心が揺れた!って感じの。
ちょうど昨日『ゲド戦記』を観に行って。映画の内容的にも(宮崎駿監督の)息子の作品だな、と。宮崎駿の息子が主人公で宮崎駿が国王と重ねて観れたのがすごい。映画って内容をちゃんと分かることで感動できるから、なるべくちゃんと内容について考えますね。この前も『山の焚火』って85年のスイス映画を観て。ハイジみたいに山奥で暮らしている人たちの話でだったんですが感動しましたね。

映画を観て感動することが多いの?
映画とか、ライブは感動する人はすごいするし、映像でも感動する人はする。最近だったらジェイコブ・コリアーっていう人がいて。彼のライブを見ると単なる天才じゃなくて、あ、味のある天才だなみたいな。ちゃんと感情出して、論理的にも、みたいな。

器用じゃだけじゃない?
器用なだけじゃない、感動しました。

尊敬する役者はいる?
まあ、浅野忠信と(笑)

一番だよね(笑)!
あとは山田孝之さんとか。いろんな役をやっている人は基本的にすごいなって。いろんな役できるのってすごいな、いいなって、そうなれるようにって憧れながら。でもそれとは別に味のある役者、『アメリカン・ビューティー』のケヴィン・スペイシーとかすごい感動した。

どんなタイプの映画が好き?
どんなタイプの映画が好きなんだろう……割とバラバラで、いろんな映画が好きで。でもエモーショナルなのが好きかな、感情揺さぶられる系(笑)。

掴まれる感じのね。緋美くん、今までの映画のどんな役でもできるって言われたら?
それ、めっちゃ自分でも考えていて!それがないとだめだなって。

それがあると役者としてのビジョンが見えてくるもんね。
馬とか乗って、モンゴルじゃないですけど、そういうのやってみたいな……。

大地を駆け抜ける系。
大地を駆け抜けて、1人の男というか、人間味のある役をやりたい。それがダークな役でも明るい役でも。

緋美くんの佇まいって独特だよね。自然児っぽいところと、すごく都会的なところが共存してる。だから幅広い役ができそう。
今僕が演りたいのって、実際はそれが僕に合っているかはわからなくて。たぶん、色んな役を演っていいのがあれば合う役も増えると思うんですけど、でも今演りたいのって怖い役とか真逆のバカな役とか、演技が振り切りやすいものになっちゃう。むしろ普通の少年の役とか難しい。

それに20歳の今しかできない役って絶対あるしね。ちょっと孤独な少年も演ってほしい。
そういう役の話しもあったんですが、その時は僕がちょっと違うかなってなっちゃったんです。もちろん、孤独な役とかも僕がやりたい、やったらいいなって思えたらやりたいです。

音楽活動や俳優としての役の選び方とか、すごく自分の心を大切にしているのがわかるけど、緋美くんにとって恋愛とは? 人を愛することとは?
う〜ん……そんなこと聞かれても、って思いますけどね(笑)。

それが答えだ(笑)。
僕が思っていることだし、僕が毎日生きている中で感じていることだし。言葉にしたら複雑だし、でも簡単に言ったら簡単に言えるし。でも間違いなく、グッドなエナジーだと思う。愛するって、自分の時間を使ってちゃんと判断できることだな、それで納得できることだなって。言葉にすると、ちょっとよくわからないですけど、ポジティブなことだと思う。

シンプルだね。
素直になるのが1番。それは親も教えてくれて、素直になればいいと思うから。別にね、可愛い子とか、かっこいい子とか無限にいるじゃないですか。そういうことじゃなくて、ちゃんと見て考えてくれって思いますけど。最近の人たちに思います。そこは僕が歌っていて感じてくれるなら伝えたいことだし、でもまあその人が生きて思ってくれるのが1番だと思うんですよね。僕らの周りはそういうやつが増えていって広がるから。

HIMIくんは自分で分析するとどんな性格?
面倒臭がり屋ですね。

お、そうなんだ。
はは(笑)。でも譲れないのは、面倒臭がり屋だけど、それにはちゃんと理由があるし、いろんないい世界を見たいから。

ここからはテンポよく思いつくままに答えてもらいたいんだけど、自分の顔の好きなところ。
眉毛かな。小さい頃からずっと言われてたんです。「眉毛だけは剃らない方がいいよ」って。みんな整えだすから、僕はそんなつもりなかったけど。

男らしい眉毛だよね、意思がある。
けっこう顔の薄いやつ多いなって思って。薄いのは嫌いじゃないですけど、男で僕はこんな感じがいいっていうのがあるので。

じゃあ体で好きなところ。
体……逆に嫌いなところはないかな。自分の体で嫌いなところがないままいけたらいいな。運動も好きだし。あえていうならお尻?ってなっちゃいますね(笑)。

スポーツ好きなんだ?
体を動かすのが好き。面倒臭がり屋だから、高校の時も部活やりたくねえって思うじゃないですか、でもやったら気持ちよくて、そういうことかって分かるような。今日もスケボー行ってヘトヘトで疲れたって、でも疲れるとよく寝れるし、疲れると次行けるし、みたいなのがある。その良さを知ることはやっぱり大事ですね。別になんでもいいと思うんですけど、疲れるの大事だと思う。自分の好きなことやって疲れるのがいいと思う。

好きな色は?
赤です。緋色。緋美の緋です。スカーレット。僕なんだろう、ちょっと紫の入った赤が好きで、僕の音楽の色もこの色だなって思う。ムーディーっていうか、いい意味で。

好きな食べもの。
なんでも好きだけど、いちごサンド。彼女がいちごサンド好きで、僕も食べたら好きになっちゃった。クリームの入ったいちごサンド。

意外に甘いもの好き。
甘いもの好きですね。あと、プチトマトが大好き!

勢いすごい(笑)!プチトマトに対する情熱が。
僕がお腹のなかにいるときに母ちゃんが食いまくっていたらしくて、だから好きなんだなって。

いい話し!そういうストーリーというか繋がりも感じる食べ物なんだ。
ありますね、だからプチトマトは小さい頃から食べてます。トマトって気分良くなるじゃないですか。太陽をいっぱい浴びた、赤くて栄養の詰まった丸い玉、って。大きいのよりプチトマトが好き。

寂しくなったらどうするタイプ?
常に寂しいので、寂しい!とかないです。

お〜、常に寂しい?
ずっと。誰かと一緒に人といても忘れているだけで、一人になったら寂しいし。だから何するかな?歌ったり、そのとき見た夕焼けのエモいなっていうのを歌ったりとか、一人でも泣くこといっぱいあるけど、そういうこと大事にしています。

喜怒哀楽の感情の中で緋美くんが好きな感情は?
いやぁ、全部好きなんですよ。

怒ることもできる?
はい。

いいね!
ネガティブな怒りは嫌なんですけど、グッドな怒りはいい。そういう意味で全部好きだし、全部大切。もちろん楽しいのは大好きですけど、それは楽しいからで、喜怒哀楽は全部大切。喜ぶのは自分が頑張ったからだし、怒るのはその人のためだし自分のためだし、悲しいのはちゃんと見ているからだし。どの感情もいっこいっこ見ていたら全部好きですね。

悲しいのはちゃんと見てるから、か。なんか心に沁みるなぁ!では、好きな言葉。
僕のレーベル名でもある「アズリス」という言葉。日本語で「そのまま」「ありのまま」っていう意味なんですけど。そのままちゃんと考えて生きる。

自分のために何かご褒美を買ってあげるとしたら?
ギターですかね。ギター大好き。ギター買いたいなってずっと言ってます。

どういうのが欲しいの?
今はジャズマスターっていうのが欲しくて。自分の好きな先生がいて、バークリーで教えている日本人の先生なんですけど、ちょっとクサい先生で「基礎が大事」っていつも言ってるんです。その先生が弾いてるギターなんですよ。あと車も欲しいな!

じゃあ最後に、まだ10年後でも30歳だけど、10年後の佐藤緋美ってどんな人でいたい?
ブレてない人。まあ良くなったところはあっても大事なところは絶対変わらない。母ちゃんとか変わってないし、僕も変わりたくないから、みんなと一緒に頑張って楽しく生きたいなって思う。10年後ももっといろんなことできるんだったら、僕はそこでやりたい。ちゃんとしたタイミングで曲出して、ライブやって、俳優もやって。うん。ブレない、ブレたくないです。そこだけ。

ブレずに歳を重ねる。大変だけど素敵だよね。
今とあまり変わらず。でももっと大人になって、もっとヒゲ生えて(笑)。彼女と仲良く。今はいろんなひとに「大事にしろよ」って言われるから、10年後にやっと言える。「お前だよ!」って。今まだ若いから言えないけど!

今と変わらない仲良しの2人の姿が目に浮かぶ!とても面白かった、今日はありがとう。
ありがとうございます。

シャツ ¥126,000、パンツ、シューズ
※共に参考商品/全てLOEWE(ロエベ ジャパン クライアントサービス)、ベルト/スタイリスト私物


INFO
ロエベ ジャパン クライアントサービス 03-6215-6116
PHOTO & VIDEO:MASAMI SANO @ KIKI INC.
HAIR & MAKE-UP: KEN NAGASAKA
STYLIST:RIKI YAMADA
MODEL:HIMI SATO
COOPERATION:CAFE & BAR CHAOS
EDITORS:GEN ARAI, LISA HIJIKATA
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