新型コロナウイルスによる外出自粛期間中は、これまでの忙しい毎日から生活様式が一変したことで「人生観がガラリと変わった!」と感じた人も多いかもしれない。それはセレブも同じ。今回はTVシリーズ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』への出演で知られる女優ニーナ・ドブレフの“休暇”に密着。売れっ子の彼女は、長期に渡って仕事のない貴重な期間をどう過ごしていた? VOGUE USとのインタビューのなかで、自粛生活中だからこそトライできた「毎日を充実させる8つのこと」についてトーク。それらをおこなったことで心身に起こったポジティブな変化についても語ってくれた。“withコロナ”時代の生活に取り入れたいニューノーマルな習慣とは?
出典:VOGUE US
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1.瞑想をする
「ずっと瞑想をしてみたかったんだけど、今まであまり機会がなくて。というより機会を作らなかったといったほうがいいかも。瞑想っていうとなんだかとっつきにくかったし、効果があるなんて思ってなかった。でも今はたっぷり時間があるからやらない理由はないわよね。外出自粛期間は、毎朝15分間の瞑想をしているの。その日1日の方向性が定まるし、全てがガラッと変わった気分。瞑想は、この不安な時期のさなかで私に冷静さを与えてくれるもの。精神衛生を健全に保たせてくれるゲームチェンジャー といった感じね。今ではすっかり瞑想のとりこよ」
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2.スクラップブック作り
「私はポラロイドが大好き。写真を撮って思い出として保存しておくの。でもここ10年間は、今までの写真をずっとクローゼットの奥にしまっていたの。最近やっとそれらを整理する時間が取れたわ。何枚かは切り抜いて家にある大きなマグネットウォールに貼ってコラージュしたの。これは一種のセラピーみたいなもので、思い出を覚えておくことに役立つことはもちろん、思うように人と会えず孤独を感じる今のような時期に、友人との繋がりを感じられるからとっても素敵よね」
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3.オンラインクラスで学ぶ
「おうち時間が増えたことで何か新しい趣味を見つけようと思ったの。15年以上にわたって日本発の家電ブランド『キャノン』のカメラを愛用しているんだけど、実は上手に使いこなせてなかったみたい。オンラインクラスを受講してカメラのボタンがそれぞれどんな機能を持っているのか教えてもらったわ」
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4.屋外で時間を過ごす
「人里離れた山にドライブに行って、エクササイズと太陽によるビタミンDの摂取をかねてハイキングをしてるの。あとは新しい発見ができたらいいなと思って。新しい何かを知ることって本当に楽しいわよね」
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5.たっぷりと睡眠をとる
「いつもインタビューで言ってるんだけど、私のビューティTIPSの優先事項はいつだって“休むこと”なの。とは言え、自分が実践できているかといったらそうでないんだけど。これまでは毎日忙しい日々を送っていて、疲れきってしまうことも多かった。でもここ2ヶ月はたくさん休めたわ。そのおかげで肌もこれまでにないくらいクリアになったの! スキンケアをしたら夜9時とか10時前にはベッドに入って、早起きするの。とっても良い気分よ!」
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6.スキンケアを徹底する
「毎日シートマスクでケアしてるわ。ビューティブランド『Loops』の保湿マスクはレッドカーペットでも映えるようなグロウスキンを叶えてくれるの。グウィネス・パルトローがプロデュースしている『Goop』のグリコール酸入り拭き取りパットを週に1度使ってる。『Vintner’s Daughter』の美容液もオススメ。肌が赤ちゃんのお尻みたいにスベスベになってきた気がする!」
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7.家のリフォーム
「家の壁を自分で塗ったの! 外出自粛期間が終わって業者に頼むより先に、自分でやっちゃおうと思って。やってもやっても終わらなくて後悔したり、はたまた夢中になったり…。私は完璧主義者なんだけど上手にできなかったわ。だけどある日、友人が『完成後を考えて不安になるよりも、毎日1つの壁を塗ることに集中したら? 毎日積み重ねていけばそんなに大変なことじゃないかもよ』ってアドバイスをくれたの。たしかに、毎日1枚壁を塗ればいいだけなら、もっと前向きに頑張れる気がするでしょ。気付いたときには終わってたわ(笑)」
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8.ヘアカットに挑戦
「実は、今まで誰かのヘアカットをしたことがなかったの。セルフカットでさえ上手にできないしね。仕事上、いつも業界のトップスタイリストたちにお手入れしてもらっているから自分でやる機会がなかったの。でもある日、友人の髪の毛が外出自粛期間を経てファービー人形みたいに伸びきってしまっていたからそれを指摘したの。そしたら「そうだよね、じゃあ切ってよ」って言われちゃって。ありえない!って思ったけど、私って何でもとことん突き詰めたいタイプだから、YouTubeのチュートリアル動画を見たり、プロ仕様のハサミを購入したり、電動シェーバーまで用意したのよ。とても緊張したけど、初めてにしては悪くない出来だったんじゃないかな。彼も安心していて、私もとても嬉しかった!」